ライブドアニュースより
https://blogos.com/article/422103/
<転載開始>
アフガニスタンで30年間にわたって人道支援を行ってきた日本人医師・中村哲さんが殺害された。私は米国の対テロ戦争についての現地調査や、アフガニスタン大統領選挙などに関わっていたこともあり、国会内でアフガニスタンについての連続勉強会を主催していたことがある。
中村医師には何度かお話を伺ったが、テロとの最大の闘いは貧困の撲滅であると語る姿にとても共感した。未来に希望を持てない人々たちが現状への怒りをテロに託す連鎖を止める唯一の方法は未来への希望をつくることだと長年の思いが確信になった。
中村さんは現地の人々に溶け込んだ活動を通して信頼関係を築いていた。米軍とは距離を置いているから武装勢力を怖いと思ったことはないと強調していた。米国の戦争に盲従することがいかに日本への信頼を失わせ、日本が行える平和貢献の可能性を喪失させるかと力説していた。
また軍によるエスコートなども徹底して断っていた。私とは活動のレベルは違うが、これらの点は、現場での活動を通して心から共感することだった。私自身が襲撃を受けた経験、銃撃によって仲間を失った経験を経てもなお、武器を持たず信頼関係を築くことこそ最大の安全対策だと確信する。もちろん、綿密な準備や経験に根差している必要があり、本当に危険な状況になれば撤退する勇気も併せ持っていないと成り立たないことではある。
<転載終了>
https://blogos.com/article/422103/
<転載開始>
- 2019年12月06日 15:03
アフガニスタンで30年間にわたって人道支援を行ってきた日本人医師・中村哲さんが殺害された。私は米国の対テロ戦争についての現地調査や、アフガニスタン大統領選挙などに関わっていたこともあり、国会内でアフガニスタンについての連続勉強会を主催していたことがある。
中村医師には何度かお話を伺ったが、テロとの最大の闘いは貧困の撲滅であると語る姿にとても共感した。未来に希望を持てない人々たちが現状への怒りをテロに託す連鎖を止める唯一の方法は未来への希望をつくることだと長年の思いが確信になった。
中村さんは現地の人々に溶け込んだ活動を通して信頼関係を築いていた。米軍とは距離を置いているから武装勢力を怖いと思ったことはないと強調していた。米国の戦争に盲従することがいかに日本への信頼を失わせ、日本が行える平和貢献の可能性を喪失させるかと力説していた。
また軍によるエスコートなども徹底して断っていた。私とは活動のレベルは違うが、これらの点は、現場での活動を通して心から共感することだった。私自身が襲撃を受けた経験、銃撃によって仲間を失った経験を経てもなお、武器を持たず信頼関係を築くことこそ最大の安全対策だと確信する。もちろん、綿密な準備や経験に根差している必要があり、本当に危険な状況になれば撤退する勇気も併せ持っていないと成り立たないことではある。
<転載終了>
genkimaru1
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