逝きし世の面影さんのサイトより
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/5b37711c16e7398fb42abb2a900af193
<転載開始>
奇妙奇天烈、摩訶不思議。1年遅れの中曽根康弘の不気味すぎる葬式
 
(別の意味で「桜を見る会」スキャンダルと同質の)1億円もの国費を投入しただけではなくて、(天皇家にとって大事な「ハレ」の伝統行事である新嘗祭の真っ最中なのに)嫌がらせのように東大など国立の学校や官庁には半旗を掲げるよう通達を出す。しかも数百人の自衛隊員を儀仗兵として動員することで必死で政府自民党は「国葬」を装っているが、何故か逆に、政府記者クラブなど一部の少数の関係者以外の一般市民など日本人全員を締め出して(故人に対する弔意を表すことを拒否して)いた中曽根康弘の合同葬の不思議。辻褄が少しも逢っていないので何とも不気味な政府自民党合同葬なのである。彼らは、本当は何をしたかったのだろうか。「ちょと違和感」どころか「実に不思議だ」

松尾貴史のちょっと違和感

放送タレントの松尾貴史さんの辛口コラム。テレビの話題から政治問題まで、違和感のある話題を取り上げます。自作のイラストも。

中曽根元首相の葬儀に巨額の税金 時代錯誤、ずらーっと「儀仗兵」

 中曽根康弘元首相の葬儀が行われた。内閣と自民党の合同葬という、公私混同の一大セレモニーに1億円近い税金が投入され、多くの反対の声が上がる中、強行された。政権を取っているからといって、一政党と内閣が合同でイベントを行うという違和感と、そこに巨額の公金が流用されるという事態に、国民はただ見せつけられるだけというあしき前例が残されてしまった。

 さらには、政府から全国の国立大学に対して弔意を要求するという異常なことも行われた。権力がその力関係によって内心の自由まで侵すという憲法違反を行ったが、納得のいく説明はない。

この記事は有料記事。残り1251文字(全文1508文字)

第二次世界大戦の真っ最中に行われた北アフリカでドイツ機甲部隊を率いて米英軍を悩まし「砂漠の狐」との異名を持つロンメル将軍の国葬では百万人単位の大勢のドイツ市民が集まって広場を埋め尽くした。

10月25日付け毎日新聞「松尾貴史のちょっと違和感」から、最も違和感を感じた大事な部分を文字起こしすると、

「葬儀の映像を見たが、ただただ不気味だった。灰色の軍服を着た「儀仗兵」がスラーッと並ぶ異様な風景には、まるで「ディストピア」を描いたSF映画のような終末感を覚える。あまりにも時代錯誤で、近くて遠いどこかの国のような光景に、寒気を感じた。

儀仗兵の「兵」は、武器を持って戦う軍人を指す言葉だ。自衛隊は自衛隊員、自衛官と呼ばれて来たが、それを「兵」では無いという意味があった。今回あえてその言葉で呼ぶという意味について、国民は無関心でいてはならないと思う。」

日本のメディアは「歴史の法廷」に立てるか