http://www.kanekashi.com/blog/2021/10/8836.html#more
<転載開始>
今年のコロナ禍の真っ只中であった、2021年5月19日。
国会で「改正銀行法」が可決されたのはご存じでしょうか。
あまり知られていないようですが、これにより、日本の地域経済や地域社会が破壊されてしまう危険性がみえてきました。
◯改正銀行法とは?
「改正銀行法」により地域企業は買い叩かれ、地域経済は衰退していくより
>これまで業務範囲が非常に限られてきた国内の銀行に、人材派遣やシステム販売などを認める「改正銀行法」が参議院本会議で賛成多数で可決・成立となりました。
ここ10年程度の業績をみても、地銀の収益は半減するといった状況ですから、何か手を差し伸べて、事業の枠組みを変えてやらなくてはならないのはわかります。
しかし、今回の銀行法の改正内容を縦横無尽に活かして、本当に立ち直れるのかということには、大きな疑問が生じます。
この改正銀行法により、銀行本体は、システムの販売・登録型の人材派遣・データ分析・広告などを扱えるようになり、業務領域はかなり広くなるようです。
ここまでは、大きな問題はなさそうに思えますね。
〇出資の上限変更により、100%出資が可能に
問題はここからです。
>問題は、事業会社への出資の上限変更です。従来の法律では事業会社への出資の上限を原則5%と規制がかかっていたものが、地元の産品などの販売などの地域経済に寄与する非上場企業には、100%の出資も可能としたこと。
これを利用すれば、融資を受けていてまったく返済の目途が立たなくなった企業については、融資の減免や利息の免除といった従来からの金融機関の支援ではなく、完全に買収して子会社化することも可能になるわけです。
さらに、このおいしい仕組みを嗅ぎつけて、日本に忍び寄っているのが、外資系の投資銀行でしょう。
◯外資が地方企業を乗っ取る!?
すでに国内では、あのゴールドマンサックスが日本で銀行業の免許を取得しているとのこと。
ゴールドマン銀行免許取得で始まる、日本の中小企業“食い散らかし
>米国ウォール街を代表する投資銀行の一角であるゴールドマン・サックスが今月(7月)、日本で銀行業の免許を取得した。さほど注目されないが、彼らの動きは、菅義偉政権が執心する中小企業“再編”という名の淘汰政策に加え、銀行法改正とタイミングを一にしているのが分かる。泣く子も黙るゴールドマンの狙いはずばり、日本各地の優良中小企業を食い散らかすことではないだろうか。(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント 室伏謙一)
また、中国系銀行5行もすでに免許を取得済みとの情報もあります。
この情報と改正銀行法を掛け合わせると、
外資の狙いが、日本各地の優良中小企業を乗っ取る、あるいは地方財政を狙っていることが見えてきますね。
せめて、「外資は対象外とする」などの条件を設ければ、防げるような気もしますが・・・日本政府はどこまで想定しているのでしょうか。
地方活性のために、現地では若者が立ち上がり、仲間と力を合わせて盛り上げていこうと動きだしているところもあります。その志を日本政府が上から潰さないよういてほしいものです。
by.はなこ
<転載終了>
しかしだ、現実は後継者不足で2025年までに60万社の収益性の高い中小企業が閉鎖せざるを得なくなる可能性がある。
こういう事による地域経済の崩壊はどう対処するつもりなのだろうか?
なので黒字でありながら、後継者不足で消滅していく中小企業、失業する労働者の事を考えれば、海外からの投資をもっと受け入れるべきだと思う。
そうすることで、結果的に最大600万人の雇用が守られ、ひいては地域経済を維持していく事が可能となる。
日本への直接投資が飛躍しインバウンドM&Aが増えなければ、日本の成長は今日のように低調なままで失われた40年になるのは確実。
genkimaru1
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