ザウルスの法則さんのサイトより
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/7ce47d9dadd57aeb2e26a4b5910e90a5
<転載開始>

ついに日本でも採取? クロットが膀胱からカテーテルで

ザウルスのツイッターのフォロワーさんからの貴重な情報である。

 

 

看護師さんのツイートと思われる。

 

多くの同様の患者を相手にしてきているはずだが、

「これ、なんですか」「やっぱり虫さんですか?」 

と訊いているくらいなのだから、よっぽど珍しいものなのだろう。

 

載せている新聞紙の活字の大きさから、だいたいのサイズは見当がつく。

 

 

 

「膀胱留置カテーテル」について調べた。

このカテーテルが適応されるのは以下の4つの場合である。尿道留置カテーテル管理マニュアル(医療職者用)

適応
1.尿路の閉鎖がある場合
2.神経因性の尿閉がある場合
3.泌尿器・生殖器疾患の術後に治癒を促進する場合
4.重症患者の尿量を正確に把握したい場合

今回のツイートのケースはおそらく、というか99%、最初の1.であろう。つまり、膀胱内にクロットが溜まって尿が出にくくなっているのだ。

 

 

膀胱留置カテーテルの実際

男性の場合

 動画

 

 

女性の場合

 動画

 

 

カテーテルのチューブの太さに注目して頂きたい。

外径も細いが、内径はさらに細い。これを通って、尿と一緒に出てきたのが、以下のものだ。

 

当然懸念されることだが、カテーテルのチューブを通過できる太さのクロットだけが、たまたま出て来ているだけで、末端が太いものなどはいつまでも残っていると考えられる。

 

なお、今まで英語の原語の white clot を尊重してホワイトクロットと呼んできたが、 これからは単に「クロット」と呼んでいく。 英語では医療の文脈で clot  と言うと、そのまま「血栓」を意味する。しかし、日本では、一般に「血栓」と呼ばれており、クロットと呼ぶケースはほとんど無い。なので、日本でホワイトクロットを単に「クロット」と呼ぶことに混乱や支障は無いはずだ。

 

さて、いくらカテーテルで尿と一緒に流れて出てくるとは言っても、細いものが全部排出されるとはかぎらない。カテーテルのトンネルの入り口にクロットの先端がちょうどうまい具合に向いていたときだけ、尿の流れに乗ってスルスルっと排出されるのだろう。

ほとんどのクロットは、静かにとぐろを巻いたままわれ関せずとばかりに成長を続けているのだ。つまり、時間が経てば経つほど、膀胱内のクロットは太いものばかりになり、カテーテルが役に立たなくなるはずだ。

ということは、この患者の場合、すでに膀胱内には細いクロットも太いクロットもかなりの量がとぐろを巻いているはずだ。排出されるのは、排出できるのは、ごく一部だ。クロットは日々成長している。やがて膀胱は、太く成長したクロットでパンパンになる。これは時間の問題だ。すでにカテーテルを付けているほどなら、あと1年はかからないだろう。

 

そして、膀胱内にクロットを溜め込んでいるひとは、身体の中の他の場所にもクロットを育てている可能性がある。血管はもちろんのこと、クロットは、心臓、肺、脳といった臓器で活発に成長する傾向がある。

 

 

このツイートのケースは、生きている患者の体内のクロットが、たまたま膀胱留置カテーテルによって、ごく一部が排出されて、日の目を見た、ごくまれなケースなのだ。

実際に排出されたのは、この患者の体内のクロットの総量の1%にも満たないだろう。

 

 

 

現場の医師は、おそらく超音波検査によって、クロットの存在を知って困惑しているはずだ。しかし、事実を患者に伝えているだろうか?


<転載終了>