るいネットさんのサイトより
https://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=381504
<転載開始>
https://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=381504
<転載開始>
清水友邦氏のフェイスブックリンク より引用します。 出産直後にへその緒を切るという行為が、新生児に強い不全を植え付けるという興味深い記事。 以下の引用には、出産後すぐにへその緒を切らないでいると、2歳になるまでの死亡率が30%減少し脳性まひ・視力喪失・難聴・発話障がいなどが17%減少したという事象もある。 ウガンダでは出産直後にへその緒を切ることはしない。それが知能の発達を促進しているという発見。 母子密着の子育ては、オランウータンにも通じる。 --------- 1956年、マルセル・ジーバーという子供の知能の研究者がウガンダの子どもを研究して、画期的な発見をしました。 ウガンダの子どもは、世界のどこの子どもよりも、早熟で、賢く、知能が進んでいたのです。 ウガンダの子どもは絶え間なくうれしそうに笑っていて、血液中にはストレスを現す副腎ステロイドがみられませんでした。 生後4年目までは西洋の子どもたちよりもウガンダの子どもたちの方が知的優位性が保たれていたのです。 ウガンダの子どもたちは出生48時間後には、腕を支えるだけでまっすぐ座り、首はすわり、背中はピンと伸びていました。 赤ちゃんは母親をまっすぐに見て焦点が定まり、にこにこと笑って、顔は知性に輝いていました。 |
産まれる前の赤ちゃんは母親の子宮にいます。
羊水の中は静かで体温と同じ温かさで安全で栄養と酸素が与えられてなんの心配もいらない天国の状態です。
心理学的には無条件の愛、一体感、永遠の至福、大洋的エクスタシー、母なる大地のヴィジョンに相当します。
この世に生まれるということは子宮という天国と極楽から追い出されることを意味しています。
病院での出産は赤ちゃんには強いストレスを与えます。
眩しい手術用の照明は赤ちゃんの目にはまぶしく、焼けるように感じます。
騒がしい声が飛び交う分娩室は耳をつんざく轟音に聞こえます。
そしてすぐに切断されるへその緒は脳にダメージを与えてしまうのです。
ウィンドルという医師は妊娠している猿に現代医療と同じ処置をほどこしました。
母猿に麻酔を打ち、人間とおなじようにへその緒をすぐに断ち切ったのです。
猿の新生児は呼吸困難に陥りました。
自然界の猿は生まれてすぐに母猿にしがみつき、数時間後には歩けるようになります。
自分の足で立ち、辺りを飛び跳ねます。
ところが現代医療をほどこした猿は母親にしがみつく事も出来ず、自分の足で立つことも出来ませんでした。
母猿は麻酔でぼうっとなって赤ちゃん猿を助けることもできなかったのです。
小猿が歩けるようなるのに2~3週間かかったといいます。
麻酔で無力に陥った子猿達の脳を調べた結果、脳に問題が見られました。
近代文明の病院ではよく赤ちゃんに蘇生術をほどこします。
麻酔でぐったりした新生児の足をつかみ逆さまにして叩いて呼吸を回復させようとすることもあります。
プルドウ大学のケファート博士の研究によると調査した20パーセントの子どもに目立たない脳の損傷がみられ、それが原因で学習と行動に問題をきたしていました。
シドニー大学の2017年の調査では出産後すぐにへその緒を切らないと2歳になるまでの死亡率が30%減少し脳性まひ・視力喪失・難聴・発話障がいなどが17%減少していました。
未熟児は早急に医療措置を受けられるようにするため、出産後すぐにへその緒が切られるのが一般的です。
けれども、乳幼児は胎盤からへその緒を通じて母親から血液に含まれる赤血球・免疫細胞・幹細胞などを受け取って病気への感染抑制をしているのです。
臍の緒は抱かれて丁度お乳を飲めるくらいの長さになっています。
自然出産とテクノロジー出産の赤ちゃんとは対照的です。
テクノロジー出産の赤ちゃんは臍の緒を切られて母親からはなされます。
感覚遮断された保育器の中で孤独にされます。
人生で最初で最大の出生経験で疲れはているのに保育器の中で泣いても誰も答えてくれません。
泣いても誰も答えてくれないと赤ちゃんは刺激に反応しなくなります。泣いても無駄な事をすばやく学習してしまうのです。
天国は失われて二度とあのような状態は望めないというメッセージを赤ちゃんは受けとります。
産まれて来たこの地上界は好意的ではないのです。
そして無意識の中に敗北感、困難に対する自信の喪失感が刷り込まれます。
保育器から出された赤ちゃんはお母さんに抱かれて癒されます。泣いてばかりいた赤ちゃんは愛を受け取ることで笑うようになります。
欧米の研究者は新生児が平均して2ヶ月半過ぎないと笑わないことを観察していました。
生後2ヶ月までの赤ちゃんは眠るか泣くか乳を飲むだけだから生まれて間もない赤ちゃんは知能が無いと結論をつけたのです。
この赤ちゃんが未熟で無能力であるとの観察結果は常識となっていました。
ただしこれは近代医学のテクノロジー出産でストレスを受けた子どもの研究結果だったのです。
病院では分娩を早める為に人工破膜が行なわれたり、精神安定剤や沈痛剤が使われたりします。
産婦の下半身を麻痺させる為に入れられる麻酔は血圧が低下する人がいるので今度は点滴が必要になります。
その結果、子宮収縮を促す合成ホルモンの陣痛誘発剤ピトシンが使われたりします。
子宮口が開き胎児が降りて来ても麻酔の為産婦はいきみの感覚がつかめなくなります。そこで鉗子が使用されるケースもあります。
ミシェル・オダン博士によると彼の病院の帝王切開率は6~7パーセントなのに他の病院の平均は20パーセントです。
ブラジルのある病院は80パーセントも占めていたそうです。
(つづく)
出産直後にへその緒を切らない2
381504の続きです。
---------
2020年の日本の帝王切開率は病院27.4%、診療所14.7%、全体では21.6%です。
欧米では帝王切開は収入増につながる為、帝王切開率の上昇が問題にされています。
帝王切開率がなぜ多いのかオダン博士は産科医の教育制度に問題があると指摘しています。
異常出産の勉強ばかりして長時間の正常出産の訓練が十分されていないそうです。
赤ちゃんが死亡した場合、「なぜ帝王切開しなかったんだ。」と訴えられる法律的なリスクもあるといいます。
アメリカでは19世紀から出産の医療化がはじまり20世紀のはじめに産婆の助産と逆転しました。
ナースミッドワイフという医者の補助職の養成が行なわれ、戦後日本に進駐したGHQによる病院出産が日本での出産のあり方を変えたのです。
昔は、出産する場所も産小屋で、妊婦が生みやすい姿勢の座産だったのですが、1960年代になると日本も、医者に管理されるようになりました。
年間120万人近く出産する人のうち、母子が同室している所は一割にもみたなかったと言われています。
細菌感染と産後の疲労を理由に、母子を引き離したのです。
新生児を一括管理した方が人件費も少なく効率がいいのでしょう。
昭和40年頃は夜中の2~4時の出産が70パーセントでした。
陣痛誘発剤が出て来た昭和60年頃には夜中の出産が30パーセントになり、昼の出産が当たり前になりました。
そしてテクノロジー出産のおかげで年末年始、日曜祭日の出産も極端に下がったのです。
現代人を不安に駆り立てるあらゆる過ちの元凶は、病院の分娩室に集中しているとまで言っている研究者もいます。
現代のテクノロジー出産は、赤ちゃんに、苦痛をあたえる行為をあたりまえのこととしています。
わたしたちはそれに気がつかないほど鈍感になっています。
子宮よりも低い気温の世界に生まれた赤ちゃんは、子宮の中のような人肌の温かさを求めるようになります。
ウガンダの母親は、赤ちゃんが生まれる5分ほど前まで日常の仕事をしていました。出産間際になると一人になってしゃがみ込み赤ちゃんを生んだのです。
そして一時間もすれば仕事を始めました。ウガンダの赤ちゃんは、病院ではなく自宅出産でした。先住民の生活ではそれが普通だったのです。
母親は、裸の胸にぶらさげた吊り帯の中におしめをつけずに赤ちゃんを入れました。
母親はたえず、さすり撫で、唄い絶対に赤ちゃんと離れる事はありませんでした。
母親は、胸に抱っこをして、いつも、つれて歩くので、赤ちゃんは絶えず裸で母親と接触して皮膚の刺激を受けていました。
常に赤ちゃんは母親のマッサージを受けていたのです。
フランス民族学のフランソワーズ・ルークスは『〈母と子〉の民俗史』の中で、「出産は苦痛と感動に満ちたものであったのに、今のように助産婦から医師の手にゆだねられ、無痛分娩などを行うようになると、母と子の関係、子と家族との関係は薄くなる」と述べています。
イギリスの医師・優生学者・性科学者・心理学者のヘンリー・ハヴロック・エリスによるとスキンシップが低い赤ん坊の死亡率が、30パーセントも高くなることを報告しています。
そしてスキンシップが低い赤ちゃんは大人になった時にパートナーに対して不人情で、自己中心的で、やさしさに欠け、他人に対しては、社交性に欠ける傾向があるということでした。
アメリカを代表する女性文化人類学者のマーガレット・ミードによると、母親と赤ん坊が肌を密着させて何時間も愛撫を受けて育った部族は、非常に穏やかで、争いごとがなく、逆にバスケットに入れられて肌を密着させないで育った部族は攻撃的で争い事が好きだったということです。
ウガンダの母親は常に子どもと眠り、いつでも欲しい時には乳をのみ、敏感で注意深かったのです。
ウガンダの赤ちゃんはほとんど泣く事が無く、満ち足りていました。
母親は子どもと深いきずなで結ばれていました。
子どもが泣く前に、母親はそれを察知して、子どもの欲求をかなえていたのです。
おもらしをしないウガンダの赤ちゃんを不思議に思って、研究者は次のように質問しました。
「赤ちゃんがおしっこをしたくなる時、あなたはどうやってわかるの?」
質問を聞いたウガンダの母親達は、なんて変な質問をするのだろうと驚いて答えました。
「あなたはおしっこをしたくなる時、どうやってわかるの?」
ウガンダの母親と子どもは言葉を使わない「きずな」で精神的に深く結ばれていたのでした。
アフリカの狩猟採集民族のスワジ族の母親もウガンダの母親と同じように赤ん坊のおしっこや排便の時間を事前に察知していました。
きずなの研究をしたオハイオ州、K・W・リザーブ病院のクラウス博士によると、正しくきずなで結ばれた子どもは知的で穏やかで幸福感に満たされ、決して泣かないと報告しています。
アフリカだけではなく愛と思いやりを充分受けてそだった世界中の子どもたちは、人生に対して肯定的で聡明、幸福、社交的、多才、柔軟、健康で適応性に富んでいました。
アフリカのウガンダでもヨーロッパ型の病院がつくられるようになり、そこで生まれた赤ちゃんは欧米と同じく二ヶ月半しないと笑わなくなりました。
現代人は「きずな」を忘れてしまった人が多いのです。
資料
覚醒の真実/清水友邦
胎児は見ている/トマス・バーニー
子宮の記憶はよみがえる/ロイ・リッジウェイ
バース・リボーン/ミシェル・オダン
水とセクシュアリティ/ミシェル・オダン
胎児からのメッセージ/高橋悦二郎
お産の知恵/西川勢津子
バースライツ/サリー・インチ
愛のヨガ/ルドルフ・V・アーバン
誕生の神秘/レナルト・ニルソン
出生外傷/オットー・ランク
誕生を記憶する子どもたち/デーヴィッド・チェンバレン
脳を超えて/スタニラフ・グロフ
親と子のきずなはどうつくられるか/マーシャル・H. クラウス
暴力なき出産╱フレデリック ルボワイエ
マジカルチャイルド育児法/ジョセフ・チルトン・ピアス
<転載終了>
羊水の中は静かで体温と同じ温かさで安全で栄養と酸素が与えられてなんの心配もいらない天国の状態です。
心理学的には無条件の愛、一体感、永遠の至福、大洋的エクスタシー、母なる大地のヴィジョンに相当します。
この世に生まれるということは子宮という天国と極楽から追い出されることを意味しています。
病院での出産は赤ちゃんには強いストレスを与えます。
眩しい手術用の照明は赤ちゃんの目にはまぶしく、焼けるように感じます。
騒がしい声が飛び交う分娩室は耳をつんざく轟音に聞こえます。
そしてすぐに切断されるへその緒は脳にダメージを与えてしまうのです。
ウィンドルという医師は妊娠している猿に現代医療と同じ処置をほどこしました。
母猿に麻酔を打ち、人間とおなじようにへその緒をすぐに断ち切ったのです。
猿の新生児は呼吸困難に陥りました。
自然界の猿は生まれてすぐに母猿にしがみつき、数時間後には歩けるようになります。
自分の足で立ち、辺りを飛び跳ねます。
ところが現代医療をほどこした猿は母親にしがみつく事も出来ず、自分の足で立つことも出来ませんでした。
母猿は麻酔でぼうっとなって赤ちゃん猿を助けることもできなかったのです。
小猿が歩けるようなるのに2~3週間かかったといいます。
麻酔で無力に陥った子猿達の脳を調べた結果、脳に問題が見られました。
近代文明の病院ではよく赤ちゃんに蘇生術をほどこします。
麻酔でぐったりした新生児の足をつかみ逆さまにして叩いて呼吸を回復させようとすることもあります。
プルドウ大学のケファート博士の研究によると調査した20パーセントの子どもに目立たない脳の損傷がみられ、それが原因で学習と行動に問題をきたしていました。
シドニー大学の2017年の調査では出産後すぐにへその緒を切らないと2歳になるまでの死亡率が30%減少し脳性まひ・視力喪失・難聴・発話障がいなどが17%減少していました。
未熟児は早急に医療措置を受けられるようにするため、出産後すぐにへその緒が切られるのが一般的です。
けれども、乳幼児は胎盤からへその緒を通じて母親から血液に含まれる赤血球・免疫細胞・幹細胞などを受け取って病気への感染抑制をしているのです。
臍の緒は抱かれて丁度お乳を飲めるくらいの長さになっています。
自然出産とテクノロジー出産の赤ちゃんとは対照的です。
テクノロジー出産の赤ちゃんは臍の緒を切られて母親からはなされます。
感覚遮断された保育器の中で孤独にされます。
人生で最初で最大の出生経験で疲れはているのに保育器の中で泣いても誰も答えてくれません。
泣いても誰も答えてくれないと赤ちゃんは刺激に反応しなくなります。泣いても無駄な事をすばやく学習してしまうのです。
天国は失われて二度とあのような状態は望めないというメッセージを赤ちゃんは受けとります。
産まれて来たこの地上界は好意的ではないのです。
そして無意識の中に敗北感、困難に対する自信の喪失感が刷り込まれます。
保育器から出された赤ちゃんはお母さんに抱かれて癒されます。泣いてばかりいた赤ちゃんは愛を受け取ることで笑うようになります。
欧米の研究者は新生児が平均して2ヶ月半過ぎないと笑わないことを観察していました。
生後2ヶ月までの赤ちゃんは眠るか泣くか乳を飲むだけだから生まれて間もない赤ちゃんは知能が無いと結論をつけたのです。
この赤ちゃんが未熟で無能力であるとの観察結果は常識となっていました。
ただしこれは近代医学のテクノロジー出産でストレスを受けた子どもの研究結果だったのです。
病院では分娩を早める為に人工破膜が行なわれたり、精神安定剤や沈痛剤が使われたりします。
産婦の下半身を麻痺させる為に入れられる麻酔は血圧が低下する人がいるので今度は点滴が必要になります。
その結果、子宮収縮を促す合成ホルモンの陣痛誘発剤ピトシンが使われたりします。
子宮口が開き胎児が降りて来ても麻酔の為産婦はいきみの感覚がつかめなくなります。そこで鉗子が使用されるケースもあります。
ミシェル・オダン博士によると彼の病院の帝王切開率は6~7パーセントなのに他の病院の平均は20パーセントです。
ブラジルのある病院は80パーセントも占めていたそうです。
(つづく)
出産直後にへその緒を切らない2
381504の続きです。
---------
2020年の日本の帝王切開率は病院27.4%、診療所14.7%、全体では21.6%です。
欧米では帝王切開は収入増につながる為、帝王切開率の上昇が問題にされています。
帝王切開率がなぜ多いのかオダン博士は産科医の教育制度に問題があると指摘しています。
異常出産の勉強ばかりして長時間の正常出産の訓練が十分されていないそうです。
赤ちゃんが死亡した場合、「なぜ帝王切開しなかったんだ。」と訴えられる法律的なリスクもあるといいます。
アメリカでは19世紀から出産の医療化がはじまり20世紀のはじめに産婆の助産と逆転しました。
ナースミッドワイフという医者の補助職の養成が行なわれ、戦後日本に進駐したGHQによる病院出産が日本での出産のあり方を変えたのです。
昔は、出産する場所も産小屋で、妊婦が生みやすい姿勢の座産だったのですが、1960年代になると日本も、医者に管理されるようになりました。
年間120万人近く出産する人のうち、母子が同室している所は一割にもみたなかったと言われています。
細菌感染と産後の疲労を理由に、母子を引き離したのです。
新生児を一括管理した方が人件費も少なく効率がいいのでしょう。
昭和40年頃は夜中の2~4時の出産が70パーセントでした。
陣痛誘発剤が出て来た昭和60年頃には夜中の出産が30パーセントになり、昼の出産が当たり前になりました。
そしてテクノロジー出産のおかげで年末年始、日曜祭日の出産も極端に下がったのです。
現代人を不安に駆り立てるあらゆる過ちの元凶は、病院の分娩室に集中しているとまで言っている研究者もいます。
現代のテクノロジー出産は、赤ちゃんに、苦痛をあたえる行為をあたりまえのこととしています。
わたしたちはそれに気がつかないほど鈍感になっています。
子宮よりも低い気温の世界に生まれた赤ちゃんは、子宮の中のような人肌の温かさを求めるようになります。
ウガンダの母親は、赤ちゃんが生まれる5分ほど前まで日常の仕事をしていました。出産間際になると一人になってしゃがみ込み赤ちゃんを生んだのです。
そして一時間もすれば仕事を始めました。ウガンダの赤ちゃんは、病院ではなく自宅出産でした。先住民の生活ではそれが普通だったのです。
母親は、裸の胸にぶらさげた吊り帯の中におしめをつけずに赤ちゃんを入れました。
母親はたえず、さすり撫で、唄い絶対に赤ちゃんと離れる事はありませんでした。
母親は、胸に抱っこをして、いつも、つれて歩くので、赤ちゃんは絶えず裸で母親と接触して皮膚の刺激を受けていました。
常に赤ちゃんは母親のマッサージを受けていたのです。
フランス民族学のフランソワーズ・ルークスは『〈母と子〉の民俗史』の中で、「出産は苦痛と感動に満ちたものであったのに、今のように助産婦から医師の手にゆだねられ、無痛分娩などを行うようになると、母と子の関係、子と家族との関係は薄くなる」と述べています。
イギリスの医師・優生学者・性科学者・心理学者のヘンリー・ハヴロック・エリスによるとスキンシップが低い赤ん坊の死亡率が、30パーセントも高くなることを報告しています。
そしてスキンシップが低い赤ちゃんは大人になった時にパートナーに対して不人情で、自己中心的で、やさしさに欠け、他人に対しては、社交性に欠ける傾向があるということでした。
アメリカを代表する女性文化人類学者のマーガレット・ミードによると、母親と赤ん坊が肌を密着させて何時間も愛撫を受けて育った部族は、非常に穏やかで、争いごとがなく、逆にバスケットに入れられて肌を密着させないで育った部族は攻撃的で争い事が好きだったということです。
ウガンダの母親は常に子どもと眠り、いつでも欲しい時には乳をのみ、敏感で注意深かったのです。
ウガンダの赤ちゃんはほとんど泣く事が無く、満ち足りていました。
母親は子どもと深いきずなで結ばれていました。
子どもが泣く前に、母親はそれを察知して、子どもの欲求をかなえていたのです。
おもらしをしないウガンダの赤ちゃんを不思議に思って、研究者は次のように質問しました。
「赤ちゃんがおしっこをしたくなる時、あなたはどうやってわかるの?」
質問を聞いたウガンダの母親達は、なんて変な質問をするのだろうと驚いて答えました。
「あなたはおしっこをしたくなる時、どうやってわかるの?」
ウガンダの母親と子どもは言葉を使わない「きずな」で精神的に深く結ばれていたのでした。
アフリカの狩猟採集民族のスワジ族の母親もウガンダの母親と同じように赤ん坊のおしっこや排便の時間を事前に察知していました。
きずなの研究をしたオハイオ州、K・W・リザーブ病院のクラウス博士によると、正しくきずなで結ばれた子どもは知的で穏やかで幸福感に満たされ、決して泣かないと報告しています。
アフリカだけではなく愛と思いやりを充分受けてそだった世界中の子どもたちは、人生に対して肯定的で聡明、幸福、社交的、多才、柔軟、健康で適応性に富んでいました。
アフリカのウガンダでもヨーロッパ型の病院がつくられるようになり、そこで生まれた赤ちゃんは欧米と同じく二ヶ月半しないと笑わなくなりました。
現代人は「きずな」を忘れてしまった人が多いのです。
資料
覚醒の真実/清水友邦
胎児は見ている/トマス・バーニー
子宮の記憶はよみがえる/ロイ・リッジウェイ
バース・リボーン/ミシェル・オダン
水とセクシュアリティ/ミシェル・オダン
胎児からのメッセージ/高橋悦二郎
お産の知恵/西川勢津子
バースライツ/サリー・インチ
愛のヨガ/ルドルフ・V・アーバン
誕生の神秘/レナルト・ニルソン
出生外傷/オットー・ランク
誕生を記憶する子どもたち/デーヴィッド・チェンバレン
脳を超えて/スタニラフ・グロフ
親と子のきずなはどうつくられるか/マーシャル・H. クラウス
暴力なき出産╱フレデリック ルボワイエ
マジカルチャイルド育児法/ジョセフ・チルトン・ピアス
<転載終了>
医療は利権拡大のツールとして利用され、昔の米国では貧しい母親から奪って来た赤ん坊を「保育装置」で育て、それを「見世物」にしていた写真があります。
今日に続く医療を含む西欧アカデミズムは嘘で出来上がっており、「科学」と称するもの自体が利権誘導のためのプロパガンダであることがわかって来ています。
その「科学」によって出産を管理する、とは即ち「繁殖を管理する」という事です。
生まれ方を管理して病気や疾患や障害を持つ人間を作り出し「医療産業金儲け」のたねとする。
勿論、出産時の危険を避けるため等々きれいな言葉で人々を騙して病院出産を拡大させる。(病院で死産とされた赤ん坊がどう利用されているか疑問が持たれても、います。私たちにはわからないのですからね。)
「きれいな言葉で嘘を信じさせる」やり方は、現在のコロナワクチンにまで続く膨大な量の計画的詐欺とまったく一緒です。
自分一人では生きて行けない、又逃げる事ができない弱いものたち(子供や動物)を生まれさせては「食い物」にして行くシステム。
こんな考え方、こんな世界は一体どこから生まれて来たのでしょうか。
いつもその思いに戻ります。
genkimaru1
が
しました