eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy)さんのサイトより
https://ameblo.jp/ymhkobayasis/entry-12785457380.html
<転載開始>

オランダのオーステルベークにあるビルダーバーグホテル

 

 

■第1回会議が開かれた会場のホテルの名称がビルダーバーグ

最初の会議は、1954年5月29日から31日まで開催された。

 

 

「ビルダーバーグ会議」という名称は第1回目の会議が開催されたホテルの名前に因んでいる。

 

 

翌55年の2回目の会議はドイツのバイエルン州のガルミッシュパルテンキルヒェンで開催されている。

 

 

この会議は、そもそも「西ヨーロッパでの反米主義の成長を懸念し、大西洋主義を促進することを目的として、ヨーロッパ諸国と米国の指導者が集まる国際会議を提案したポーランド亡命政治家のユゼフ・レティンガーを含む数人の人々によって開始された」などとある。

 

 

東西冷戦の真っただ中で、「共産党のイデオロギーに対抗するため、欧州・米国のトップたちの議論の場を作るというのが当初の目的だった」とも言われている。

 

 

    ■初代議長は親ナチ派のベルンハルト王配

    ユゼフ・レティンガーはオランダ女王の夫君であるベルンハルト王配にアプローチし、ベルンハルトは当時のCIA長官であるウォルター・べデル・スミスに連絡を取り、アイゼンハワーの顧問で大統領特別補佐官であったチャールズ・ダグラス・ジャクソンに提案に対処するように依頼。

    ビルダーバーグ会議の創設者の一人は、ロッキード事件で失脚するまで初代議長(1954–1975) を務めたオランダのベルンハルト・ファン・リッペ=ビーステルフェルト王配であった。

     

    ベルンハルト・ファン・リッペ=ビーステルフェルト王配:

    ドイツの領邦国家であるリッペ侯国最後の君主レオポルド4世の甥にあたり、ベルリン大学在学中にナチスの学生党員となり、1933年以降、ドイツの大多数の太子党に続いて、彼はライターSS軍団に加り、1935年までIGファルベンの諜報部門NW7で有能に雇用されていた。(IGファルベンというナチス・ドイツの主力な企業の本社ビルは戦後、CIAのドイツ支部になった)

     

    1936年、パリでドイツの化IGファルベンに勤務中、オランダ女王ウィルヘルミナの娘ユリアナ王女に会い、1937年1月7日に結婚しオランダの市民権を取得。オランダ王子の称号を受け取ったベルンハルトは、ドイツのオランダ侵攻に反対。

     

    2人を結び付けたのはNW7の社長であるマックス・イルグナーの親戚でファルベンのディレクターであったゲルハルト・フリッツェであったとされる。

     

    結婚式ではナチスの古い国歌でホルストヴェッセルの曲が流された。


    結婚の直後、ヒトラーとの個人的な会合のためにベルリンに旅行し、ヒトラーは結婚が両国間の同盟を表していると語るもウィルヘルミナ女王(ユリアナ女王の母)によって反論された。

     

    連合国とドイツの戦争の勃発後、家族を英国に疎開させ(1940年5月12日)、すぐにドイツ軍との戦いでオランダ軍を率いるためにオランダに戻り、1944年までにオランダ内陸軍の司令官としてすべてのオランダ軍を指揮。ベルンハルトはパイロットになり、英空軍(1942–44)と一緒に飛行したという説もある。オランダの降伏後(1940年5月14日)、彼は彼の軍隊の残党と共に英国に亡命。

     

    英国に到着し、英国の諜報機関で働くことを申し出るも、彼らは彼を信頼していなかったので、申し出は海軍本部によって拒否され、機密諜報情報へのアクセスを拒否した連合国最高司令官のアイゼンハワー将軍も彼を拒否。

     

    しかし、英国のジョージ王の介入により、彼は最終的に戦争計画評議会で働くことを許可され、1945年5月5日のワーヘニンゲン(オランダ)での休戦交渉とドイツの降伏にに出席。

     

    第二次世界大戦後の1948年彼はオランダの親善大使として国際貿易と文化活動を奨励し、1954年に影響力のある銀行家、経済学者、政治家の会議であるビルダーバーグ会議の初代議長に就任。1961年に彼は世界自然保護基金の設立を支援し、その初代会長を務めた。

     

     

    ナチスの科学者などが多数亡命し、米国による「ペーパークリップ作戦」の舞台でもあったアルゼンチンとオランダとの関係には、親ナチ的なベルンハルト王配を介した繋がりがあったようで、数回アルゼンチンを訪問している。現国王妃マクシマ・ソルギエタ妃はアルゼンチン出身の人物で、マクシマ妃の父ソレギエタがアルゼンチンで1万人以上の左翼の若者らの虐殺を行ったビデラ政権のときの農政大臣であったことが婚約時に一時問題視された。

     

     

    ■ビルダーバーグ会議の常設運営委員会

    ゲストリストは、各国から2人の参加者を招待することによって作成され、それぞれ1人は「保守的」および「リベラル」な視点を代表することになっていた。西ヨーロッパの11か国から50人の代表者が、11人のアメリカ人とともに最初の会議に出席。

     

     

    1954年の会議のテーマは公式サイトによれば

    • 共産主義とソビエト連邦に対する態度
    • 海外の扶養地域や人々に対する態度
    • 経済政策と問題に対する態度
    • 欧州統合と欧州防衛共同体に対する態度

     

    第1回会議の成功により、主催者は年次会議を手配。常設運営委員会が設立され、レティンガーが常任幹事に任命された。

     

    会議を開催するだけでなく、運営委員会は、私的な立場で互いに電話をかけることができる個人の非公式なネットワークを作成することを目的として、参加者の名前と連絡先の詳細の登録簿も維持。

     

     

    会議は、その後3年間にわたってフランス、ドイツ、デンマークで開催された。1957年、最初の米国会議がジョージア州セントサイモンズ島で開催され、フォード財団から30,000ドルが寄付された。財団はまた、1959年と1963年の会議にも資金を提供。

     

     

    ■秘密主義のルール

    ビルダーバーグ会議は世界的影響力を持つ人物や企業、機関の代表が130-150人ほど集まり、世界の重要問題や今後の主に政治経済や社会等を主なテーマに完全非公開で討議し、チャタムハウスルールの下に行われる秘密会議であると指摘されている。

     

     

    参加者があまりにも世界的影響力のある有力者や著名人ばかりなので、「影の世界政府」「世界の行く末を決める会議」とも言われている。

     

     

    一方「決議の採択もない。採決は行わず、声明発表もない」との説明がある。

     

    引用元:

    ビルダーバーグ会議-ウィキペディア (wikipedia.org)

     

    謎に包まれた「ビルダーバーグ会議」開幕、世界の要人が秘密協議 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

     

     

    参加者は運営委員会のメンバーによって招待され、招待者のリストは毎年変わる

     

     

     

    ■近年の会議

    2019年は5月30日~6月2日までモントルーの5つ星ホテル「フェアモント・ル・モントルーパレス他のサイトへ」で開かれた。スイスのフランス語圏でビルダーバーグ会議が開催されたのは初めてだった。ドイツ語圏などではこれまで5回の会議が開かれている。

     

     

    2019年の会議には約130人が参加。そのうち約4分の1が女性で、トルコ、ポーランド、ブルガリア、エストニアからの参加者10人のほかは、全て北米と西ヨーロッパから。会議は非公開で、交通費と宿泊費は参加者が負担する。配偶者やアシスタントを同行させることは認められていない。3日間の期間中は、ホテル内に缶詰めになる。会議のテーマは

    • 安定した戦略的秩序
    • ヨーロッパの次は何ですか?
    • 気候変動と持続可能性
    • 中国
    • ロシア
    • 資本主義の未来
    • ブレグジット
    • 人工知能の倫理
    • ソーシャルメディアの武器化
    • 宇宙の重要性
    • サイバー脅威

     

    2020年と2021年は会議が開かれず、公式サイトのHPには「2020年と2021年の会議は、旅行と会議の制限によりキャンセルする必要がありました」と書かれている。

     

     

    2022年の会議は6月2日 - 5日に米国ワシントンDCで開催された。会議のテーマは

    • 地政学的な再編
    • 北大西洋条約機構
    • 中国
    • インド太平洋再編
    • エネルギー安全保障と持続可能性
    • ロシア
    • 政府と経済の継続性
    • 国際金融システムの混乱
    • 米中テックコンペティション
    • パンデミック後の健康
    • 民主主義社会の分断
    • 貿易と脱グローバリゼーション
    • ウクライナ

    であった。2022年のトピックと参加者のリストを含むプレスリリースはここ

     

     

    ■ビルダーバーグ会議(Bilderberg Meetings, Bilderberg conference, Bilderberg Group, Bilderberg Club)の公式サイト:

     

    ホームページ (bilderbergmeetings.org)

    1954年の初会合以来、毎年恒例のビルダーバーグ会議は、ヨーロッパと北米の間の対話を促進するための非公式な議論の場となっています。

     

    毎年、産業界、金融界、労働界、学界、メディアから約130人の政治指導者や専門家が会議に招待されています。参加者の約3分の2はヨーロッパから、残りは北米から来ています。政治と政府からの3分の1と他の分野からの残り。

     

    会議は、主要な問題についての非公式な議論のためのフォーラムです。会議は、参加者が受け取った情報を自由に使用できると述べているチャタムハウスルールに基づいて開催されますが、講演者や他の参加者の身元や所属は明らかにされません。会議の私的な性質のおかげで、参加者は公式の立場ではなく個人として参加するため、事務所の慣習や事前に合意された立場に拘束されません。そのため、時間をかけて耳を傾け、熟考し、洞察を収集することができます。

     

    詳細な議題はなく、決議案も提案も投票も行われず、政策声明も発行されません。

     

    ガバナンスと資金調達

    毎年恒例のビルダーバーグ会議は、財団ビルダーバーグ会議によって組織されています。運営委員会がこの財団を統治し、議長または共同議長を指名します。メンバーは4年の任期で選出され、再選することができます。議長の主な責任は、運営委員会の議長を務め、運営委員会のメンバーとともに、会議のプログラムと参加者の選出を準備することです。

     

    ビルダーバーグ会議の小さな事務局を維持するための費用は、完全に民間の購読によって賄われています。年次総会の接待費用は、ホスト国の運営委員会メンバーの責任です。

     

    運営委員会

    共同議長
    Halberstadt, Victor (NLD), 財団ビルダーバーグ会議議長, ライデン大学経済学部教授
     

    クラヴィス、マリー=ジョゼ(米国)、アメリカン・フレンズ・オブ・ビルダーバーグ会長、近代美術館議長

    Abrams, Stacey (米国), Sage Works Production社CEO
    Achleitner, Paul M. (DEU), ドイツ銀行グローバル・アドバイザリー・ボード議長
    Altman, Roger C. (米国), Evercore Inc.創業者・上級会長
    Alverà, Marco (イタリア), zhero.net 共同設立者; TES CEO
    Barbizet, Patricia (フランス), Temaris & Associés SAS 会長兼 CEO
    バローゾ、ジョゼ・マヌエル(PRT) ゴールドマン・サックス・インターナショナルLLC会長、元欧州委員会委員長
    Botín, Ana P. (ESP)、バンコ・サンタンデールSA グループ執行委員長
    Brende, Børge (ノルウェー), 世界経済フォーラム会長
    Carney, Mark J. (カナダ), ブルックフィールド・アセット・マネジメント、副会長
    Castries, Henri de (FRA), Institut Montaigne 社長
    Döpfner, Mathias (DEU), アクセルシュプリンガーSE会長兼CEO
    Gruber, Lilli (ITA), La7 TV 編集長兼アンカー "Otto e mezzo" (オットー・エ・メッツォ)
    Hedegaard, Connie (DNK), KR財団会長, 元欧州委員会委員
    Hobson, Mellody (米国), アリエル・インベストメンツ LLC 共同最高経営責任者兼社長
    Karp, Alex (米国), Palantir Technologies Inc.CEO(米国)
    Koç, Ömer M. (トルコ), Koç Holding A.S.取締役会長
    Kudelski, André (CHE)、クデルスキー・グループSA 会長兼CEO
    レイセン トーマス(ベルギー)メディアハウス・ユミコア会長、DSM NV会長
    Liikanen, Erkki (FIN)、IFRS財団評議員会議長
    ミクルースウェイト ジョン(米国)、ブルームバーグLP編集長
    ミントン ベドーズ ザニー(英国)、エコノミスト誌編集長
    マンディ クレイグ・J. (米国) マンディ・アンド・アソシエイツ LLC 社長
    O'Leary, Michael (IRL), グループCEO, Ryanair Group
    Papalexopoulos, Dimitri (GRC)、ビルダーバーグ財団会計責任者、タイタンセメントグループ会長
    ソーワーズ,ジョン(英国),ニューブリッジ・アドバイザリー取締役会長
    シャドロー,ナディア(米国),ハドソン研究所シニアフェロー
    シュミット,エリック・E. (米国), グーグルLLC元CEO・会長
    シコルスキー・ラドスワフ(ポーランド)、欧州議会議員、ハーバード大学シニアフェロー、元ポーランド外務大臣
    Thiel, Peter (米国), Thiel Capital LLC 社長
    Wallenberg, Marcus (SWE), スカンジナビスカ・エンスキルダバンケンAB会長
    Zeiler, Gerhard (AUT)、ワーナー・メディア・インターナショナル社長

     

     

    ■現在の運営委員会議長はホロコースト経験者のオランダ生まれのユダヤ系

    ビルダーバーグ会議の運営委員会の共同議長として最初にリストにあるハルバーシュタットという人物はオランダのアムステルダム生まれでユダヤ人の家族で育ち、ホロコーストの恐怖を経験した人物で、1965年から1974年まで、アムステルダム大学の公共部門の金融の上級講師を務めた人物。

     

     

     

    デービッド・ロックフェラー氏の影響力があった頃のビルダーバーグ会議

    下の写真は2011年6月9日~11日にスイスのサンモリッツのビルダーバーグ会議の出席者の女性達とデービッド・ロックフェラー氏が映っている写真。

     

     

    彼が掲げているのは、翌2012年に米国大統領選挙に立候補を表明していた米国のテキサス州選出の元下院議員RON PAUL氏の「米国を今すぐ復元」というキャッチコピーであるが、ロン・ポール氏はリバタリアンで「連邦準備銀行を廃止せよ」という著書も出している。(ロックフェラー氏のパフォーマンスは一種のジョーク?)

     

     

    ロン・ポール候補(下院議員)はビルダーバーグ会議の前の2011年5月に既に出馬をとりやめており、共和党候補にはミット・ロムニー氏が指名され、ロムニー候補と民主党バラク・オバマ候補で戦われた2012年11月の大統領選挙の結果、初の黒人の大統領としてオバマ大統領が誕生。

     

     

    2011年のビルダーバーグ会議は6月9-12日にスイスのサンモリッツで開かれており、 デービッド・ロックフェラー氏がビルダー会議のときに掲げていた共和党のロン・ポール候補は5月14日にキャンペーン活動を停止しつつ、前回同様「指名を求める意志は保持したまま8月の党大会に臨む」ことを表明していた、とある。

     

     

    大統領選挙のあった2012年には5月31日-6月3日、米国バージニア州のシャンティイ, でビルダーバグ会議は開かれており、議題は

    • 大西洋横断関係の現状
    • 力強い経済成長は達成可能か?
    • 先進国における民主主義の未来
    • 米国の政治情勢
    • ヨーロッパの政治情勢
    • 米国外交政策に関する会話
    • エネルギーの政治学と地政学
    • 中東の安定と不安定
    • 不均衡、緊縮財政、成長
    • ユーロの持続可能性とその結果
    • プーチン2.0とはどういう意味ですか?
    • 西側はイランについて何ができるでしょうか?
    • 主権国家はサイバー空間でどのように協力しますか?
    • 中国の経済・政治見通し

    とある。

     

    この「RON PAUL」のプラカードは、DSにとって本命のダークホースであったバラク・オバマのカモフラージュの意味だったのか、ジョークだったのか、当然ながら、デービッド・ロックフェラー氏などDSが選んだからこそ、異例づくしのバラク・オバマ大統領が誕生したとみるべきだろう。

     

     

    オバマ氏は実際にはケニア生まれであり、出産時の母親の年齢が19歳であったことから出生時には米国国籍ではなく、黒人で同性愛者という異例尽くしの大統領だった。

     

     

    オバマ政権2期目の2017年3月20日にデービッド・ロックフェラー氏は死亡しており、その後トランプ大統領というDSが意図しない米国大統領が誕生。

     

    オバマ元大統領③「陰謀論扱い」となった不都合な真実の数々 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)

     

     

     

    文字を拡大してみると、国名はドイツ、英国、米国、フランス、ポルトガル、イタリア、スウェーデン、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、スペイン、トルコ、ベルギー、ノルウェーetc、

     

     

    つまり東西冷戦後の現在でも、参加は北米と西ヨーロッパからの出席者のみからなり、ロシアなどの旧ソビエトの共和国や旧ワルシャワ条約機構の国々は全て除外されている。

     

    参考:

    Bilderberg Security Assaults EU Members of ParliamentItalian politician, member of the Northern League, and member of the European Parliament's Committee on Civil Liberties, Justice and Home Affairs, Mario Borghezio, was beaten and a…リンクwww.eutimes.net

     

     

    参考:

    秘密会議「ビルダーバーグ会議」で話し合われる「世界秩序」に脅威を感じていたロシアの記事 | eternalturquoiseblue(旧kamakuraboy) (ameblo.jp)

     

     

    現在はデービッド・ロックフェラー氏(2017年3月20日に101歳で死亡)、ジェイコブ・ロスチャイルド氏(死没年不明)や、エヴェリン・ロスチャイルド氏(2022年11月8日に91歳で死亡)も亡くなり、大衆に支持されカリスマ性をもっていたヨーロッパの王族も次々と代替わりし、ビルダーバーグ会議の性質は血脈主義ではなく「グノーシス主義(能力至上主義)」(=超人思想)的なものに変化しつつあるようです。


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