ナカムラクリニックさんのサイトより
https://note.com/nakamuraclinic/n/n937475e4cc0a
<転載開始>

このコロナ禍の3年間、僕はほとんどマスクを着用しなかった。「ほとんど」と断りをいれないといけないことが、もどかしく、悔しい。できれば「この3年間完全にノーマスクを貫いた」と言いたい。でも残念ながらそうじゃない。意味のないマスクだと知りながら、しかし着用を求められたので仕方なく妥協した。そういうことが3回だけある。いずれも飛行機に乗ったときのことだ。
事前にマスクできない旨を申請すれば、ノーマスクで搭乗できる航空会社がある。ただし、他の客に見せてはいけない”汚物”扱いで、最後尾の席に追いやられるのだけれど、もちろんそれで構わない。あのバカみたいな顔オムツをつけないでいられるのだから、ありがたいことだ。しかし健康上の理由であれ信条であれノーマスクを絶対に認めない航空会社があって、本当はそんな会社の飛行機なんて乗りたくないけど、どうしても乗る必要があったので、仕方なくマスクを着けた。そういうとき、自分の感情を見ないように努めている。屈辱を感じてしまうから。精神衛生上、あまりムカつきたくない。「フライトの2時間だけ、お前らの茶番に付き合ったる」そう決めて、できるだけ心を無にして、顔パンツをかぶる。

画像

なんだかんだ言っても、2020年、コロナが始まった最初の年は、ノーマスクで通している人もけっこう多かったよ。でも世間の空気が明らかに変わった事件がいくつかあって、これはそのひとつ。2020年9月ピーチ航空の機内で男がマスク着用を拒否したことでトラブルになり、CAにケガを負わせ新潟空港に緊急着陸した事件。男は傷害と威力業務妨害で逮捕となった。
他にもこんなニュース。

画像

「マスク着用を求められたが拒否してトイレに居座り、『他の客を人質にして暴れてもいいんだぞ』と車掌を脅した」

マスコミによる印象操作だろうね。必ずノーマスクをキチガイに設定する。大衆へのこういう心理操作は、シンプルだけど効きます。
こういうニュースを見て、多くの人はこう思うわけです。「マスクしてないのはおかしな奴ばっかりだな」「しかし、たかがマスク拒否でここまでもめるのか」「あんなにもめるのなら、おとなしくマスクしておこう

画像

何を言っているのかというと、これから飛行機の話をしようと思っています。
僕は乗客として、無意味なマスクの着用を強制されるという屈辱的な経験をしたわけですが、航空会社がデタラメを強制しているのは、客に対してだけではありません。自社の職員に対してワクチン接種を強制しました。
強制といっても、嫌がるパイロットの体を押さえつけて無理やり接種したわけではない。たとえば、

画像

あれ、君、ワクチン打ってないの?じゃ毎月給料から2万円、天引きしとくね
あからさまなワクハラであり、完全に人権を無視した暴挙だけど、こういう具合に職員をワクチン接種に追い込んだ。その結果、

画像

2021年は2020年に比べて、パイロットの死亡率が40%増加した。

死亡といっても、地上で死ぬだけではなくて、空の上で死ぬことも当然ある。

画像

飛行機の仕事は大変です。まず、地上と空で、気圧の変化がすごいでしょ。それだけで体にとって相当な負荷です。さらに、時速何百kmという速度で飛ぶから体へのG(重力)も強い。
CAがかかりやすい病気について、以前の記事で紹介したことがある。
https://clnakamura.com/blog/1291/
機内で長時間過ごすCAやパイロットは、ただでさえ血栓症のリスクが高い。そこに加えてあのワクチンでしょ。そりゃ死亡率が上がって当然だろう。

WEF(世界経済フォーラム)を主催するクラウス・シュワブは、さすがコロナ騒動の仕掛け人だけあって、ワクチンのリスクを分かっている。

画像

だから、WEFはワクチン接種済みのパイロットを雇わない
庶民は、事故率が高い接種済みパイロットの運転する飛行機に乗っとけ、ってなもんでしょ。
こういうところにポロっと本音が出ますよね。


あるパイロットの話。
「ご無沙汰しております。いつも素敵な記事を拝見して、楽しみをいただいております。
航空の現場ではようやくアフターコロナを迎えたと言えるような、様々な制限の撤廃がありました。具体的には、空港のアクリル板やアルコール除菌液の撤廃マスクの制限の撤廃、そして入国制限の撤廃です。

あくまで私の所感ですが、機内や空港でもマスクの着用率は半数くらいになりました。しかし、恥ずかしながら一番マスク着用率が高いのは客室乗務員です。航空会社は「機内は高性能のフィルターがあるから安全」と謳っているし、政府も定期航空協会も会社も「マスクはしなくていい」と言っている。それなのに、外そうとしない。

画像

客室乗務員は「感情労働」ですので、正直に言えば「顔作るのめんどくさい」ということだと思います。作り笑顔に疲弊しているんですね。しかしマスクのおかげで、表情を作る手間から解放されるわけです。
コロナ前には、ベテランCAはこの人間心理を知っていたから、新入りCAが”マスクに逃げる”ことを許さなかった。「花粉症だからマスクしてる?風邪だからマスク?あなた、この仕事をバカにしてるの?お客様に顔を見せない接客は失礼です」しかし今や、コロナ感染対策という、どこに出しても恥ずかしくない”大義”ができたおかげで、CAはいまだに延々マスクを続けているわけです。手を抜いてる。さぼってるんです。はっきり言って、プロ意識がないんですよ。
笑顔を売りにしている職場が、実はそれを出すのを嫌っていることが表面化した。これも”コロナの爪痕”ですね。

頻繁に起きる地震もやや不自然ですが、空に限って言えば、「この気圧配置でこんなエネルギーの積乱雲ができるのか?」ということがここ最近多いです。気象予報士は学科までしか持っていませんが、パイロットとしての経験から見てもおかしな空が特にこの5月は多い印象です。
寒暖差も大きいですし、ご自愛ください」


<転載終了>