https://ameblo.jp/ymhkobayasis/entry-12808081296.html
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ナルシソ・ガルシア・イエペス(Narciso García Yepes)、20世紀最高のギタリストとして多くの人が彼の名を挙げるのではないでしょうか。
彼が演奏に用いた10弦ギター は、 ギター製作者 ホセ・ラミレス3世と共同開発したものだったのだそうですが、一般的なギター (6弦)に低音部の弦を4本追加し、倍音 を均等にすることを目的として設計された、とあります。
(6分18秒) 「禁じられた遊び」サウンドトラック
これは子供の頃、父が買ってきて家にあった、映画のサウンドトラック盤と同じ音源で、ナルシソ・イエペス演奏(A面:「禁じられた遊び(ロマンス)」B面:サラバンド~ガボット)です。幼稚園の頃に何度も何度もかけては一人で聴いていた思い出のEPレコードでした。
映画は、冒頭で機銃掃射によって母親を失った幼い少女が、最後は駅の人混みの中に母親と似た後ろ姿をみつけて追いかけて消えていくシーンで終わるという反戦映画で、心に焼き付くような映画だったと思います。
(3分42秒)アランブラ宮殿の思い出
(10分51秒)
ナルシソ・ガルシア・イエペス 高音質CD音源
(72分58秒)
禁じられた遊び(ロマンス)/アルハンブラの思い出 / デンマーク王子のガリアルド/ 月の光/スペイン舞曲第4番/ マラゲーニャ/ ゆりかご/ へレスの地で/ オリーヴの木立を縫って/ アストゥリアス伝説/ 入り江のざわめき/ パバ―ナ/ソナタイ長調k322/スペイン舞曲第5番/商人の娘/粉屋の踊り/魔笛の主題による変奏曲作品9
「禁じられた遊び」(フランス映画 1952年ルネ・クレマン監督)
映画の主題曲は誰もが一度は聴いたことがあるギター曲で、日本ではこの映画の主題歌を演奏しているギタリストとして大変な人気となり、1960年から1996年の間に計17回来日。
ナルシソ・イエペス(1927年~1997年)
スペインのロルカ近郊の農家にて生まれた。4歳の時に初めてギターに触れ、ロルカの音楽アカデミーでギターを学び、その後バレンシア音楽院に進んでギターや作曲を学んだ。ここで、作曲家のビセンテ・アセンシオ教授に大きな影響を受ける。また、マドリード音楽院では、レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサにギターを師事した。
1947年12月スペイン劇場での国立管弦楽団の定演コンサートに名指揮者アタウルフォ・アルヘンタにより招かれ、ロドリーゴのアランフエス協奏曲を演奏した。その後に行われたパリやジュネーヴなどでの演奏会の成功で、イエペスの名はヨーロッパ中に知れ渡った。
「芸術は神のほほえみである」の名のもとに10弦ギターで世界各地を演奏活動して回ったことにより、日本はもとより全世界で圧倒的な人気を誇り、なお且つ世界各地に及ぼした音楽的影響の高さはひときわ抜きん出ていた。
レパートリーの広さ、来日回数も、他の追随を許さぬものがあり、年間120回にもおよぶ演奏会を30年近く世界各地で行い、録音したレコードの枚数も50枚を超えている
イエペスは心底からスペインの音楽家であった。その本領は20世紀のスペイン音楽にあった。それは、イサーク・アルベニスやエンリケ・グラナドスの音楽(すなわち編曲もの)を除いて、大半がギターのオリジナル作品によって占められていた。
ギター音楽の魅力を明らかにしつつ、決してそれに偏することがなく、あくまで音楽に即した確かな表現と造形性が特徴で、さらに、イエペスの技術的な左右の指の運指、また演奏上の音楽的展開の基礎は、全身の筋肉の動きを究明するところから始まって、これまでに無かったギターの新しい演奏技術の進展を見せるものでもあった。
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