著者は東京の医師とのことで東京都のデータを見ます。
RSウイルスは確かに増加傾向ではありますが、マスクをしていた2021年のピークの3分の1以下、2019年2022年のピークと同程度です。

A群溶連菌はすでにピークアウトしており、2019年2020年のピークの半分程度です。「例年にない増加」?3年前の記憶が無いだけではないでしょうか?

インフルエンザはほとんど増えていません。むしろ3月13日のマスク「個人の判断」化以降明らかに減りました。

ヘルパンギーナは確かに過去4年と比較して最も増えています。しかし報告数は定点(保健所)あたり1週間に8人程度です。東京都の保健所の管轄人口は平均45万人強。その中で1週間に8人です。それで激増?医療崩壊?
5月8日以降増えたので「マスクをやめたせい」だと言うために都合が良いから利用されているのでしょう。

手足口病も少し増えていますが、マスクしていた昨年ピークに比べれば微々たるものです。

突発疹も増えてませんし、むしろ過去5年で最少です。

記事には「こうした例年にない状況は人を不安にさせるのでしょう」と書かれていますが、不安にさせるのは状況ではなくそうした捏造報道です。(むしろ不安にさせるために書かれているのでしょう)

沖縄県医療崩壊のウソ
次はよく医療崩壊と報道される沖縄県を見てみましょう。
沖縄県のデータでインフルエンザはコロナ5類化の5月8日以降、ほとんど増えていません。

全国と比較しても沖縄県はむしろ少なく、全国的にもインフルエンザはほとんど増えていません。

RSウイルスはやや増えていますが、沖縄でも2019年ピークの半分以下、2020年2021年のピークと同程度です。

咽頭結膜熱は例年より少なく、5月8日以降増えて続けているわけでもなく、現在とても減少しています。

A群溶連菌はこの時期としては例年より多いですが、2019年2020年2021年のピークほどではありません。

感染性胃腸炎は5月8日以降減少傾向です。

水痘も増えていません。

手足口病はコロナ5類化以降、明らかな減少傾向です。

ヘルパンギーナは確かに19週以降増加傾向ですが、2019年ほどではなく、2020年と同程度、2021年2022年のピークよりも低いのです。どうしてこれで医療崩壊するでしょうか?

COVID-19(もう23年よ?)は5月8日から定点観測になったので、直接過去との比較ができません。(できなくした)
たしかにコロナは5月8日以降急激に増えているようではありますが、それでも定点あたり50人程度、沖縄の定点は6つですから人口約147万人中に感染者数は1週間に300人未満です。

昨年の夏は沖縄県だけで1日に6000人を超えるコロナ陽性者が出ましたから、現在の感染者数はその1%以下です。

なぜそれで医療崩壊するのでしょうか?
結局、過去5年と比較して最も増えている感染症は沖縄県では一つもないのです。
マスクが有効だから抵抗力が弱ったというウソ
マスクをして感染機会が減ったから免疫を獲得できなかったから、マスクを外した今感染症が増えているというのも、何重にもウソです。
まず上記のように感染症は増えていません。
マスクに感染予防効果はありませんから、この3年間で免疫獲得の機会が減ったわけでもありません。
コロナ禍中に免疫力が下がったことは十分ありえますが、それは感染機会が減ったからではなく、第一に毒チンにより免疫低下したこと。そしてマスクをつけ続けることで口呼吸の習慣がついたこと、口腔内の常在菌バランスが悪化したこと、それにより慢性上咽頭炎を発症しやすくなったこと、日光を浴びる面積が減りビタミンDが低下したことなどが考えられます。
マスコミも医者も学者もコロナ利権を吸い続けるためならどんなウソでも平気でつきます。
どうか皆様、決して騙されませぬよう。
追記)先に挙げた記事の著者はコロナ前後で矛盾したツイートをしているそうです。
genkimaru1
が
しました