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<転載開始>
8月5日にフォーブスが「猛暑の欧州でフードデリバリー各社が午後の配達を一時停止」というタイトルの記事をリリースしていました。
まずはその記事です。カラクリはその後に示します。
猛暑の欧州でフードデリバリー各社が午後の配達を一時停止
フォーブス 2023/08/05
ヨーロッパ各地で猛暑が続く中、現地のフードデリバリー各社は営業の一時停止を余儀なくされている。
南ヨーロッパの都市を40度を超える熱波が襲う中、現地の当局は配達員が暑さのピーク時に業務を行わないよう指示を出している。ここ数年の最高気温を記録したギリシャとキプロスの当局は、午後の最も暑い時間帯にフードデリバリーを停止するよう命じている。
地中海沿岸の数カ国で事業を展開する Doordash 社傘下の Woltの広報担当者によると、同社はギリシャとキプロスでそのような命令を受けたという。同社は、ギリシャ国内のオペレーションを、気温が40度を超えた日の午後12時から午後5時まで中止した。
さらに、キプロスにおいては、国立気象局の警報を毎日確認し、オレンジまたは赤の警報が出た場合は配達を中止すると述べている。ただし、最も厳しい警戒レベルである赤色警報はまだ発令されておらず、マルタ共和国においても近隣諸国と同様の指令は出されていないという。
熱波の影響を受けている国々でデリバリーを行う企業は、配達員に指導を行なっているが、政府からの命令が出されるまでは全面的な中止を命じていない。
デリバリーヒーローが所有するスペイン企業のGlovoは、休憩を取るタイミングをライダーが選択できるようにしていると述べている。
「当社は、配達員に水分補給をさせるために給水キャンペーンを実施している。地元のレストランや小売店との協力を通じて、ライダーに水筒を配布する取り組みも行っている」とGlovoの広報担当者は述べている。
欧州のフードデリバリーのもう1つの大手のDeliveroo(デリバルー)も、配達員に水を提供する試みを行っている。「私たちにとって、ライダーの健康と安全は非常に重要だ。猛暑の間はライダーと定期的に連絡を取り合い、水筒を利用できるようにしている」と同社は述べた。
7月の大半にわたって欧州を灼熱にした熱波を、イタリア気象協会はダンテの神曲に登場する3つの頭をもつ地獄の番犬にちなみ「ケルベロス」と命名した。この熱波はギリシャやイタリアなどの南部の国々を40℃を超える高気温にし、最悪の被害をもたらした。
ここまでです。
タイトルに、「猛暑の欧州で」とあり、冒頭は、
> ヨーロッパ各地で猛暑が続く中…
とありますが、この記事で、実際に営業の一時停止をしたのは、
「ギリシャとキプロスだけ」
です。ギリシャとキプロスと「全ヨーロッパ」を置き換えているのですね。
その理由は、記事「ユーラシア大陸やアメリカの気温分布がカオス」で書きましたが、
「今のヨーロッパは、暑い国を探すほうが難しいから」
です。
ヨーロッパの8月4日の気温分布(平年との差異)
tropicaltidbits.com
それで、ヨーロッパの中でほぼ唯一暑いギリシャと、トルコの直下にあり、ほとんどヨーロッパとはいえない位置のキプロスを出してきたようです。マルタ、なんていう国名も出てきています。
ちなみに、8月12日頃からは、「そのギリシャも寒くなる」予報です。
8月12日のヨーロッパの気温の予測(平年との差異)
tropicaltidbits.com
しかし、8月15日あたりから、ヨーロッパにまた暑さが戻ってくる予報がありますので、その頃からは、また猛暑の報道も活発化してくると思われます。
記事の終わりは、
> 7月の大半にわたって欧州を灼熱にした熱波を、イタリア気象協会はダンテの「神曲」に登場する3つの頭をもつ地獄の番犬にちなみ「ケルベロス」と命名した。
と何だかよくわからない締めとなっていますが、これも暑さのせいですかね。
北京の洪水による犠牲者が数百人規模となっている模様
(参考記事) 中国の北京周辺で140年ぶりの豪雨による洪水で死者不明が50名以上に及んでいる
2023年8月3日
河北省は依然として危険にさらされている。北京では数百の遺体が発見された
ntdtv.com 2023/08/05
河北仍危急 北京現數百遺體 哈爾濱已經内澇

8月2日、台風ドゥ・スールイ(台風5号)が東北部に到着すると、すぐにハルビンで洪水が発生し、黒竜江省では大雨に対する「赤色警報」が発令された。同時に、中国共産党の公式のダム放流により、河北省の浸水地域は拡大し続けた。
公式発表によると、上流の洪水で川が増水し、白溝川が堤防を決壊しそうになったため、建物の 3階以下の住民たち緊急避難するよう通知されたという。避難する人たちの車で、高速道路の交差点では街全体の交通の流れが遮断され大混乱となった。
2日から浸水が続いた涿州市では、最も深いところでは、浸水が 4メートルに達した。その日は、何十万人もの人々が村、工場、建設現場、学校などに閉じ込められ、水、電気、食料もなく、危険な状態にあった。
110番などに電話しても繋がらなかったり、相手が自分の情報を登録しただけで誰も助けてくれなかったと泣きながら訴える人たちもいた。
民間の救助チームは、政府から何の援助も受けられず、既存の救命ボートやその他の救助器具がひどく損傷したと不満を述べた。
一方で、村内では依然として多数の村民が溺れ、連絡が取れなくなっており、安全が心配されている。
北京市の安全を確保するため、8つの貯水池は、2日も河北省などに洪水の放流を続けており、災害で甚大な被害を受けた河北省の状況は憂慮すべきものとなっている。
インターネットに投稿されたスクリーンショットには、救助に携わったボランティアが、彼の救助チームだけで 200体以上の遺体を発見し、その中には 3人の子供を含む 200体以上の遺体が発見され、最年少は 4歳であることが示されている。
このボランティアはまた、人々が携帯電話を通じて災害の生中継やライブビデオを配信するのを防ぐために、当局が通信信号を遮断したとも語った。
現在、降水帯は中国の東北に到達しており、大雨は 4日まで続く見込みだ。
さらに気がかりなのは、ドゥ・スールイがまだ中国を離れておらず、次の台風6号が日本の沖縄諸島を通過しており、中国東部に接近していることだ。
山梨県の富士北麓地域で高温や少雨により、トウモロコシが種類によりほぼ全滅
高温や少雨 富士北麓地域でトウモロコシに危機 山梨県
YBS 山梨放送 2023/08/04

高温や少雨による影響を受け、富士北麓地域ではトウモロコシが枯れたり実の付きが悪いなどの被害が出ていて、農家が頭を抱えている。
富士河口湖町河口のトウモロコシ畑。地域で特産化を目指す恵味ゴールドそのほぼ全てが枯れてしまっている状況だという。
トウモロコシ農家
「1カ月くらい雨がなく、成長すべき時期に水が足りていない状況」
トウモロコシの実が成長する7月以降、ほとんど雨が降らず実が育っていない上、連日の高温によって房の先まで実が付かない「先端不稔」も起きている。
JA北富士の河口・大石支所によると、1区画で例年だと平均3000本になる収穫量が今年は5分の1、600本程度に減少しているという。
農家は、給水車の派遣など行政による散水支援を求めているほか、まとまった雨が降ることを期待している。県は連日の高温、少雨で品種ごと対策をするよう呼びかけている。
<転載終了>