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<転載開始>
ドイツの都市ロイトリンゲンが、夏のひょう嵐を受けて除雪車を投入
DW 2023/08/05
German city sends in snowplows after summer hailstorm
ドイツ南西部の都市ロイトリンゲンで突然のひょう雨が発生した後、約 250人の作業員が数時間かけて最大 30センチの氷を除去した。
ドイツ南西部のロイトリンゲン市で、激しいひょう嵐により、市内の一部が最大 30センチの氷で覆われたことを受け、除雪車が出動したと当局が 8月5日に発表した。
市当局者は AFP 通信に対し、4日午後、「ひょうと大雨を伴う局地的な嵐」がダウンタウン地域を襲ったと語った。
消防隊によると、この突然の暴風雨に対応するための出動が 120回以上あったという。
ひょう嵐によって街路に大量に堆積した氷を取り除くために除雪車が出動し、250人以上の救急隊員、市職員、ボランティア職員が除雪作業に参加した。
市の広報担当者は、氷と落ち葉が市の排水システムを遮断し、地下駐車場や地下室、住宅の建物の一部が浸水したと述べた。
AFP 通信によると、ロイトリンゲンを流れるエハズ川はわずか数分で 1.5メートル増水し、近くの堤防が一時的に決壊したが、大きな被害はなかったという。
「フランスは真夏なのになぜこんなに寒いのか?」という当地の報道
(参考) ユーラシア大陸やアメリカの気温分布がカオス
2023年8月4日
フランスの特定の地域で真夏にこんなに寒いのはなぜなのか?
euro.dayfr.com 2023/08/02
Why is it so cold in the middle of summer in certain regions of France?
すでに主役は、夏ではなく秋になってしまったのだろうか。
季節は夏真っ盛りだが、フランスの北半分の気温は低いままだ。今週のブルターニュ地方からベルギーにかけての最高気温は 19度から 24度を超えない見込みだ。
フランスでは 8月も、また涼しげな様相を見せている。この寒い気候が続けば、今後もサングラスからジャケットへの交換が必要になるかもしれない。
さらに驚くべきことに、8月4日の気温は「10月初旬の気温に近づくだろう」とウェザーチャンネルは指摘している。
しかし、なぜ天気がこんなに暗いのだろうか?
原因は北大西洋からの低気圧だろう。この風はフランスの 4分の 3にこの非常に新鮮な空気をもたらしていると気象学者ギョーム・セシェ氏が Twitter で説明している。
この海洋極地起源の空気により、8月4日には「気温が季節平均より 4度から 8度低くなるだろう」とウェザーチャンネルは説明している。
フランスの乾燥した土壌にとっては歓迎すべき大雨がフランス北部で予想されている。
この降水量は北東部で 100ミリメートルを超える可能性があり、大気の冷却に役立つだろう。
8月上旬としてはこのような天候は極めてまれであり、このような低温が最後に観測されたのは 2014年だと気象学者ジル・マトリコン氏は『フィガロ』紙で強調している。
アルプスでは海抜 2,300メートルから雪が降る可能性があると同氏は付け加えた。
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