とある民間救急ドライバーの日常さんのサイトより
https://ameblo.jp/namachocoponzu/entry-12818212031.html
<転載開始>

 

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

(まずは世間話から)昨日投稿した記事について色々思いを巡らせてみたのですね。

悲観しすぎている感は否めませんが、先々の事まで見据えて考えてみると、

タクシーだけではなく医療や介護、社会保障等、お荷物になってきている制度や許認可事業全般を潰していきたいのだろうと思うのです。

それは何度もブログで言ってきた通り、制度上に無理が出てきているからです。

多分これからの日本では、自由化や規制緩和という聞こえの良い言葉を使いながら、既存の許認可事業に制裁をしていく姿勢を強めるのでしょうね。

政治に何か期待をしたところで仕方ありませんから、私には見守る事しかできませんが、、ため息がでます。
はぁ・・・。
 

さて、ここからが本題です。

以下の記事で先日紹介した女性が・・・
生きていました!

良かったぁ、本当に嬉しかったです。

どういった流れで生存を確認したのか書いていきますね。
 

8月28日(昨日)、救急病院のソーシャルワーカーから転院搬送の依頼がありました。

いつも通り予約内容を控えていると、患者名に見覚えがあります。

あw

私「22日に退院された方ですか?

SW「そうなんです、結局戻って来てしまい、今度は別の病院に転院搬送をお願いしたくて

こんな流れでした。


それで昨日、救急病院から長期入院できる病院に転院搬送してきたのですが、その際に本人から色々状況を聞いたのですよ。

8月22日に退院時、私は役所のケースワーカー(担当は逃げてしまったので別の偉い人)に「このままでは長くはもたない」ことを伝え、ケースワーカーは翌日に訪問するということで話がまとまっていました。

患者女性にはポカリ等の水分を渡して、一旦事務所に帰ったのですね。

翌日23日、ケースワーカーは約束通り、本来の担当ケースワーカーと?2人で自宅に訪問。

生きていたものの、あまりの悲惨さに即救急車を手配。

女性は私と話すまで「近所の人が助けてくれた」と勘違いしていた程、意識が朦朧としていた様子でした。

それで救急車で22日に退院した病院に逆戻りしたという流れです。

結果論で言えば、本来退院できる状態ではなかったのですが、ここの病院の規模的に全患者の自宅状況を把握するのは不可能ですし、

医師やソーシャルワーカーの判断が間違っていたわけではないので、とても難しい問題だし、今後も起こり得る問題だなと思いました。
 

それで、実際に昨日病院までお迎えに上がってみると、1つ面白い点がありまして。

この女性、生活保護なのですが、なぜか富裕層が入る特別病棟にいたのですw

個室に入り挨拶しつつ「皆心配していたから無事で良かったです」と言ったら、素敵な笑顔を見せてくれました。

とても元気そうです。

顔色が良いのもさることながら清潔な匂いがして、きちんと身体ケアもしてもらっている様子。

普通こんな短期入院で生活保護だったら、入浴は除外される場合も多く見受けられるので(不衛生な臭いの人が多いのです)相当手厚いケアを受けているのがすぐに分かりました。

担当の看護師さんもすごく一生懸命対応しており、先ほども言いましたが病院に非はないのですが、それでも思うところがあったようです。

皆優しいなぁ。

で、せっかく会ったので、心配だった点を確認しました。

実は前回、事務所に帰ってから「ペットボトルの蓋を空けられたかな?」と急に心配になってしまったのですよ。

蓋を1度空けてから渡してあげるべきだったのではと、ちょっと失念していまして。

でもそれを確認したところ「美味しく頂きました」とのことで、ほっと一安心です。

やはりあの暑さとあの環境では、水分があっても2日が限界ですよね。

読みも大体あっていました。


無事に転院も終わり、何より女性の生存を確認出来て、ホッと一安心です。

実はここ数日ずっと心配で心配で、一気に心が軽くなりました。

毎日こんなケースばかりだったら老けそうです。

意図していたかは分かりませんが、今回の転院搬送を別の業者に依頼されていた可能性も高いわけですから、めぐり合わせってあるのでしょうかね。


今回の件でつくづく思うのですよ。

今のような医療介護の体制が無かった時代では、彼女のような人種は野垂れ死ぬしかなかったわけで、やっぱりこういうことに税金を使うのって正しいことなんじゃないかなって。

でも実態は人の命を救う事業を執拗なまでに締め付けて、殺人道具(戦争兵器やポンコツのヤツ)は何の躊躇もなく買いますでしょ。

命を奪うことに投資するのではなくて、命を救うことに投資するのが、人としての正しさだと私は思いたいです。


おわり

<転載終了>