とある民間救急ドライバーの日常さんのサイトより
https://ameblo.jp/namachocoponzu/entry-12821207371.html
<転載開始>

 

 

こんにちは!生チョコぽん酢です。

先日の出来事を2つ書いてみようと思います。

とある搬送中に、一本の電話が来ました。

30~40代くらいの若い女性からで、時刻は10時頃です。

私「はい(屋号)です

女性「こちら老人保健施設〇〇です

私「お世話になっております。

女性「あの、そちらってまだ介護タクシーはされていますか?

私「え?はい

実はこういう聞き方をされることが多いのですよ。

向うには他意はないのだろうと思うのですが、私は開口一番屋号を名乗っているわけですから、「まだやっていますか?」って聞く意味も分からないし、普通に失礼ですよね。

いつまで続けるんですか?」みたいな風にも聞こえてしまうしで、あまり良い気分はしません。

一体どういう理由で聞いているのでしょうか。

女性は続けます。
女性「当施設のご利用者さんがエレベーターの無い団地の5階に住んでいるのですがご対応頂けますか?

私「大丈夫ですよ。何時ごろのお迎えですか?

女性「それがまだ病院に確認中なのですが、空いている時間はありますか?

私「まだ確定していないのですね。空いている時間というのは、午前と午後といつのスケジュールをお伝えすればよろしいのでしょうか

女性「早ければ早い方がいいです

私「でしたら今の搬送が終わり次第迎えば、大体11時前くらいには行けると思います

女性「10時半ごろにはこれるということでよろしいでしょうか?

私「ん?いえ、まぁ、10時半~11時くらいの間なら行けると思います

女性「分かりました。すぐにまた電話します

といって電話を切られ、その後かかってくることはありませんでした。

先走り過ぎ。


それにしても、面白い人ばかりが目につき日々呆れていますが、嫌なことの後には時々嬉しいこともあります。

これも同じ日の出来事なのですが。

A病院からリハビリ病院にご転院の患者様の依頼がきました。

依頼してきたのはA病院の病棟看護師さん。

指定の時間に病室までお迎えにあがると、そこでは患者さんと病棟看護師さんが、割と大声で軽い喧嘩をしています。

看護師「だから言ったじゃない!!

患者女性「だって外が寒いかもしれないでしょ

看護師「暑いって!もう!!

おぉ、看護師さんは患者さんに対して親身に家族のようにタメ語で接する人も多いのですが、それにしても踏み込んでるなぁと、第一印象で思いました。

とりあえずご挨拶して、退院の準備をお手伝いします。

次に準備が整ったところで、

看護師「本人だけ乗ってリハビリ病院に行きますが、向うで家族が待っています

看護師「もし(私)さんの方が早く着いちゃった場合は中の受付までお願いしてもいいですか?料金って変わりますか?

こんなことを聞かれました。

私「わかりました。向うの受付をして看護師さんに引き継ぐ場合、時間が読めないので多少高くなると思います

私「ところで待合室(A病院の)にはご家族の方は来られているのですよね?

看護師「え?家族は私です
 

あーなるほどww
 

やけに患者さんと距離感が近いと思ったら、普通に親子の会話だったというw

ここの病院って全国的にも有名な滅茶苦茶デカイ病院なのですが、そこに自分のお母さんが入院し、しかも自分が働く病棟で面倒見ていること自体が凄い事ですが、

星の数ほどある介護タクシーや民間救急事業者の中から、あえて私の事業所を指名して依頼してくださったということですから、これほど名誉なことはないですよ。

粗相のない様にしっかり対応させて頂きました。


以前にもこの記事で紹介した話でも似たようなことがありましたね。

外部の人からはある事ない事言われることもありますが、こうやって内部(医療関係者)の方から選んでもらえるって、介護従事者の立場からすると本当に嬉しいんですよね。

今回は会話の流れでたまたま分かったパターンですが、実際には私が把握していないだけでこういうケースがあるということだと思います。

どんな依頼でも手を抜いたりしたら駄目ですね。

それにこの一件で思ったのが、やっぱり人間である以上、他人から評価してもらえたり、認めてもらえる時って生きている中で最も嬉しい瞬間の1つだと思うのですよ。

だから自分自身も、出来る限り相手を評価したり、認めてあげられる人間になりたいなって。

そりゃベタベタに褒めたりしたら逆に嘘くさくなるし、無理してうわべだけリップサービスしても相手に対して失礼だし気付かれちゃいます。

本心じゃなければいけません。

だから関わる人全員にこういうことが出来るものではないのですが、内心で自分が評価している人がいるのなら、当たり前だと思わず、その存在に気付き、しっかり気持ちを伝えることって大切だなって、思うのでした。

 

おわり



<転載終了>