嘘八百のこの世界さんのサイトより
http://otisdury.blog.fc2.com/blog-entry-5162.html
<転載開始>
「国家」(下)プラトン (訳)藤沢令夫
本書の中からソクラテスの気になる発言を引用する。その後で思うところを記す。
*ソクラテス「現在国の中にいる10歳以上の年齢の者を、すべてのこらず田舎へ送り出してしまうだろう。そしてその子供たちを引き取って、いま親たちがもっているさまざまの習性から引き離したうえで、まさにわれわれが先に詳述したような、彼ら自身のやり方と彼ら自身の法のなかでこれを育てるだろう。―このようにすれば、われわれが説いたような国家と国制は最も容易に確立されて、国自身が幸福になるとともに、国を成立させている民族も最も多くの恩恵に浴することになるだろうと、認めてくれるかね?」
「ええ、大いに」と彼は答えた、「そしてソクラテス、そのような国家がそもそも生じるとしたら、どのようにしてそれが実現されるだろうかということを、立派に説明されたと私はおもえます」
上巻と同じく、ここでも「家族制度の廃止」「国家による子供の養育・管理」が理想国家であると述べられている。
http://otisdury.blog.fc2.com/blog-entry-5162.html
<転載開始>
「国家」(下)プラトン (訳)藤沢令夫
本書の中からソクラテスの気になる発言を引用する。その後で思うところを記す。
*ソクラテス「現在国の中にいる10歳以上の年齢の者を、すべてのこらず田舎へ送り出してしまうだろう。そしてその子供たちを引き取って、いま親たちがもっているさまざまの習性から引き離したうえで、まさにわれわれが先に詳述したような、彼ら自身のやり方と彼ら自身の法のなかでこれを育てるだろう。―このようにすれば、われわれが説いたような国家と国制は最も容易に確立されて、国自身が幸福になるとともに、国を成立させている民族も最も多くの恩恵に浴することになるだろうと、認めてくれるかね?」
「ええ、大いに」と彼は答えた、「そしてソクラテス、そのような国家がそもそも生じるとしたら、どのようにしてそれが実現されるだろうかということを、立派に説明されたと私はおもえます」
上巻と同じく、ここでも「家族制度の廃止」「国家による子供の養育・管理」が理想国家であると述べられている。
*ソクラテス「それでは、つぎにどうやら<民主制>について、それがどのようにして生じ、生じてからどのような性格をもつかを、考察しなければならないようだ。そのあとでまた民主制的な人間の性格を学んで、これを他と比較判定することができるようにね」
・・・・・(中略)・・・・・
ソクラテス「思うに、寡頭制国家の支配者たちがその任にあるのは、多くの富を所有しているおかげなのであるから、彼らは、若者たちのうちに放埓な人間が出てきても、これを法によって取り締まって、自分の財産を浪費して失うことができないように禁止することを欲しない。というのは、この支配者たちには、そういう者たちの財産を買い取ったり、それを担保に金を貸したりすることによって、もっと富をふやし、もっと尊重されるようになろうという気があるからだ」
・・・・・(中略)・・・・・
ソクラテス「思うに、こうして貧乏になった人々は、針で身を武装して、この国のなかで為すこともなく座していることになるだろう。そのある者は借財を背負いこみ、ある者は市民権を奪われ、ある者はその両方の目にあった人々であって、彼らは、彼らの財産を手に入れた人々をはじめその他の国民たちに対しても憎しみをいだいて、陰謀をたくらみ、革命に想いを寄せているのだ」
「そのとおりです」
ソクラテス「他方、金を儲けている者たちは、身をかがめて仕事に熱中し、そうした貧乏人たちのことは目にも入らぬふりをして、その他の人々のうちに言うことを聞く者があれば、そのつど金銭の毒針を刺しこんで傷つけ、そして親金の何倍もの利息を取り立てては、雄蜂と乞食を国のなかにますます生みふやして行くのだ」
・・・・・(中略)・・・・・
ソクラテス「支配者たちはこれまで述べたようなすべての理由によって、支配される者たちを、国のなかでいま言ったような状態に置いているのだ。他方、自分たち自身と自分の子供たちをどういう状態にするかといえば、まず若者たちのほうはこれを贅沢に甘やかして、身体的にも精神的にも苦労をいやがる人間にし、また快楽に対しても苦痛に対しても抵抗力のない、柔弱な怠け者にしてしまうのではないかね」
・・・・・(中略)・・・・・
それでは、病的な状態にある身体がほんとうの病気になるためには、ほんのちょっとした重みが加わりさえすればよく、またときには、外からの刺戟がなくても内部分裂を起すことがあるものだが、ちょうどそれと同じように、そういう病身と同じ状態にある国家も、そのなかの一方の党派が寡頭制国家から味方を引き入れるなり、または他方の党派が民主制国家から味方を連れこむなりして、ちょっとした外からの要因がなくても内乱がはじまるのではないだろうか」
「ええ、まったくそのとおりです」
ソクラテス「そこで、思うに、貧しい人々が闘いに勝って、相手側の人々のうちのある者は殺し、あるものは追放し、そして残りの人々を平等に国制と支配に参与させるようになったとき、民主制とうものが生まれるのだ。そしてたいていの場合、その国における役職は籤で決められることになる」
皆さん、驚きませんか?
紀元前の大昔に、民主制の成立過程がここまで完璧に論じられていたことを。
民主制の成立過程のみならず、寡頭制の欠点も、金融詐欺も、革命の成立過程も、ここまで完璧に論じられているんですよ!
ここに記されているようなプラトンやソクラテスの教えに従って、「彼ら」は金融詐欺や革命や独裁や共産主義や“偽りの民主制”を演出したのでしょう。
フランス革命やロシア革命のひな型は、プラトンやソクラテスの教えにあったのでしょう。
革命なんてものは、偶然発生するものではないのです!
“グレートリセット”“コロナ詐欺”を含めて、「彼ら」の思想のルーツを理解するには、紀元前の大昔を舞台としたプラトンやソクラテスの教えを理解する必要があるのです。
<転載終了>
・・・・・(中略)・・・・・
ソクラテス「思うに、寡頭制国家の支配者たちがその任にあるのは、多くの富を所有しているおかげなのであるから、彼らは、若者たちのうちに放埓な人間が出てきても、これを法によって取り締まって、自分の財産を浪費して失うことができないように禁止することを欲しない。というのは、この支配者たちには、そういう者たちの財産を買い取ったり、それを担保に金を貸したりすることによって、もっと富をふやし、もっと尊重されるようになろうという気があるからだ」
・・・・・(中略)・・・・・
ソクラテス「思うに、こうして貧乏になった人々は、針で身を武装して、この国のなかで為すこともなく座していることになるだろう。そのある者は借財を背負いこみ、ある者は市民権を奪われ、ある者はその両方の目にあった人々であって、彼らは、彼らの財産を手に入れた人々をはじめその他の国民たちに対しても憎しみをいだいて、陰謀をたくらみ、革命に想いを寄せているのだ」
「そのとおりです」
ソクラテス「他方、金を儲けている者たちは、身をかがめて仕事に熱中し、そうした貧乏人たちのことは目にも入らぬふりをして、その他の人々のうちに言うことを聞く者があれば、そのつど金銭の毒針を刺しこんで傷つけ、そして親金の何倍もの利息を取り立てては、雄蜂と乞食を国のなかにますます生みふやして行くのだ」
・・・・・(中略)・・・・・
ソクラテス「支配者たちはこれまで述べたようなすべての理由によって、支配される者たちを、国のなかでいま言ったような状態に置いているのだ。他方、自分たち自身と自分の子供たちをどういう状態にするかといえば、まず若者たちのほうはこれを贅沢に甘やかして、身体的にも精神的にも苦労をいやがる人間にし、また快楽に対しても苦痛に対しても抵抗力のない、柔弱な怠け者にしてしまうのではないかね」
・・・・・(中略)・・・・・
それでは、病的な状態にある身体がほんとうの病気になるためには、ほんのちょっとした重みが加わりさえすればよく、またときには、外からの刺戟がなくても内部分裂を起すことがあるものだが、ちょうどそれと同じように、そういう病身と同じ状態にある国家も、そのなかの一方の党派が寡頭制国家から味方を引き入れるなり、または他方の党派が民主制国家から味方を連れこむなりして、ちょっとした外からの要因がなくても内乱がはじまるのではないだろうか」
「ええ、まったくそのとおりです」
ソクラテス「そこで、思うに、貧しい人々が闘いに勝って、相手側の人々のうちのある者は殺し、あるものは追放し、そして残りの人々を平等に国制と支配に参与させるようになったとき、民主制とうものが生まれるのだ。そしてたいていの場合、その国における役職は籤で決められることになる」
皆さん、驚きませんか?
紀元前の大昔に、民主制の成立過程がここまで完璧に論じられていたことを。
民主制の成立過程のみならず、寡頭制の欠点も、金融詐欺も、革命の成立過程も、ここまで完璧に論じられているんですよ!
ここに記されているようなプラトンやソクラテスの教えに従って、「彼ら」は金融詐欺や革命や独裁や共産主義や“偽りの民主制”を演出したのでしょう。
フランス革命やロシア革命のひな型は、プラトンやソクラテスの教えにあったのでしょう。
革命なんてものは、偶然発生するものではないのです!
“グレートリセット”“コロナ詐欺”を含めて、「彼ら」の思想のルーツを理解するには、紀元前の大昔を舞台としたプラトンやソクラテスの教えを理解する必要があるのです。
<転載終了>
ヤツらはソクラテスやルネサンスの啓蒙思想を利用して偽民主制を新たな支配装置にしたのです。
ソクラテスもルネサンスの思想家も支配や格差を嫌い、単純に人々の平等を望んでいました。
国家で子どもを育てるのも、親ガチャの当たり外れがないように、子どもたちに同じ条件と環境を平等に提供するためでしょう。
全体主義で国家の犬にするためではありません。
しかし、これらの論点を刷り替えて支配に利用したのがヤツらでした。
表向きは自由と平等を掲げ、実際は金融資本主義で格差を作り、上が集団を同様に操る今の体制が築かれたのです。
ルネサンス時代のマルクスやイルミナティ(光の啓明団)が掲げた共産主義も、単に人々を平等にするのが目的でした。
それをヤツらが取り込んで支配装置に変えたのです。
古代のグノーシスも格差を否定して人々の平等を掲げていました。
ルシファー(人間を意味する)も、実質的には知恵で人々を啓蒙しようとした支配への反逆者です
これらにヤツらが闇や悪魔のレッテルを貼ったのです。
エデンのヘビも知恵を与えようとした支配への反逆者ですね。
このように、人々を賢くして支配から逃れさせようとする者はことごとく悪者にされてしまうのです。
genkimaru1
が
しました