https://news.livedoor.com/article/detail/25279023/
<転載開始>
「私も学会員時代は芸術部でしたが、芸能人たちが出ていくと動員力がケタ違い。熱心な学会員でも、山口那津男さん(公明党代表)や北側一雄さん(同副代表)の街頭演説に足繁く通う人は限られる。しかし、そこに芸術部の芸能人が来るという話になると、ワッと人が詰めかけてくる」
激戦区でこそ芸術部は最大限の力を発揮する。
2007年の参院選では、5議席を20人が争う全国一の激戦となった東京選挙区に、山口氏が立候補していた。選挙期間最終日に行なわれた山口氏の街頭演説会に久本が駆けつけ、「私は公明党が大好きなんです!」と絶叫して観客を沸かせたという。
地方選挙でも同様の例は見られ、2015年の新宿区議会議員選挙では、山本リンダが新人の公明党候補の街頭演説で聴衆を動員し、初当選に導いた。前出・長井氏は言う。
「久本さんはずっと全国を回り、各地の選挙の応援演説に立っています。出没率の高さから、『久本さんは5人いる』と言われています」
応援日程のSNS発信は「予定はありません」
ただ、最近は国政選挙で派手に応援する姿は目立たなくなってきた。
創価学会系の言論サイト「WEB第三文明」は今年の統一地方選後の4月25日のコラムで、「SNSは民主主義形成のツール」だとして、公明党議員たちにネット活用を呼びかけた。芸術部の芸能人が公明党議員の応援日程をSNSで発信すれば動員力を強化できそうだが、創価学会広報室は、「(そうした活用を促す)予定はありません」とした。
近年はむしろ、日頃の創価学会の活動のなかで公明党への支援を呼びかける動きに重きが置かれているようだ。ある1世会員の70代男性は言う。
「自分たちの世代に活躍していた芸能人の姿を、地域の集会などで目にすることは嬉しいですね。改めて公明党を応援しようという気になります」
こうした世代の学会員の票離れを防ぐのに、芸術部の面々が一役買っているようだ。芸術部は創価学会という集票マシーンの重要な一翼を担ってきたわけだが、公明党が国政選挙での獲得票数をどう盛り返していくか、重要なカギを握る存在となるだろう。
【プロフィール】
小川寛大(おがわ・かんだい)/1979年生まれ、熊本県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。宗教業界紙「中外日報」記者を経て、『宗教問題』編集長に。著書に『創価学会は復活する!?』(ビジネス社)、『南北戦争』(中央公論新社)など。
※週刊ポスト2023年11月10日号
<転載終了>

本当にカルトはやる事が気持ち悪いよな
genkimaru1
が
しました