井口博士のサイトより
https://quasimoto5.exblog.jp/29944129/
<転載開始>
みなさん、こんにちは。

久しぶりに地震の話をメモしておきたい。

今年1月1日に能登半島で大地震が起こってから、2ヶ月以上経ったが、それから頻繁に千葉沖に地震が来るようになった。

それで、最近おみそちゃんねるなどでは、頻繁に千葉沖で東日本大震災のような大地震が来るぞというような警告を出しまくる。




果たしてそれは真実かどうか?

これに対して、私は別の観点で考える。これをメモしておきたい。
拙ブログでは、だいぶ前からメモしてきたように、日本列島の構造上、

【地震】大地震のシーソー理論_d0407307_10543424.jpg


日本列島にはシーソーのように日本海側と太平洋側とでバランスをとる必要がある。

だから、東日本太平洋側で大地震が起これば、今度は西日本日本海側で大地震が起こりやすくなるし、その逆もある。

というわけで、私はこれをとりあえず

大地震のシーソー理論

とでも呼んでおこう。


さて、これがあり得るかどうか?

まずは、我が国の地殻状況を見てみよう。これにはいろいろな図が出回っている。

【地震】大地震のシーソー理論_d0407307_10505794.gif
【地震】大地震のシーソー理論_d0407307_10511303.gif
【地震】大地震のシーソー理論_d0407307_10512412.jpg
【地震】大地震のシーソー理論_d0407307_10520998.png



おそらく一番下のやつが比較的わかりやすそうだ。

今回の能登地方の大地震はちょうどフォッサマグナ西線という場所で起こった。

これに対して千葉の地震は、相模トラフ線場で起こっている。

ともに北米プレートの東西両端で起きていることになる。

だから、西側の能登半島で大地震が起これば、当然その歪みは東側の千葉沖にも伝達するに違いない。

非常に大きな隆起が能登半島で起きたわけだから、それを調整するように北米プートがひずみを緩和させる必要がある。

この意味では、これは物理学で言うところの歪の緩和現象の一種と見ることができる。

だから、西で震度7~8クラスの大地震が起きてしまった(起こされた)以上、東でもそれに匹敵するエネルギーの開放が必要となる。

こうして震度5~6クラスの地震が頻繁に繰り返される。

こうやって、日本列島は安定な状態に緩和するのだ。

とまあ、こんな解釈が成り立つ。

これが私の言うところのシーソー理論である。


はたしておみそんのいうように新たなる千葉沖の大地震が来るか?

あるいは、徐々に緩和して安定するか?

果たしてどっちが正しいだろうか?


もっともこれに乗じて人工的に大地震を引き起こす輩がいるとなると話は別である。

実際に掘削船地球も千葉沖を停泊してなにか作業をしていたらしいし、創震工作の可能性はある。

しかしながら、最近までに今のところ地震電磁波にそれほど特別なものはないし、特別な異常はない。

もっとも地震研究所や気象庁の学者さんたちは軒並み大地震に備えよと警告は発しているらしいが。


まあ、このどちらが正しいかは時間が解決するだろう。



いやはや、世も末ですナ。



弥栄!

<転載終了>