https://nofia.net/?p=20173
<転載開始>
人間の睾丸で発見されたマイクロプラスチック – それは精子に影響を与える可能性がある
iflscience.com 2024/05/18
Microplastics Found In Human Testicles – And May Be Impacting Sperm
マイクロプラスチックは精子の質の世界的な低下のもう一つの要因なのだろうか
科学者たちは、人間と犬の両方の睾丸から「かなりの濃度」のマイクロプラスチックを検出した。憂慮すべきことに、彼らはまた、特定の形態のマイクロプラスチックが精子数に悪影響を及ぼしている可能性があるという証拠も発見した。
犬の精巣組織中のマイクロプラスチックの平均濃度は組織 1グラム当たり 122.63マイクログラムであったのに対し、人間の精巣組織中のマイクロプラスチックの濃度は 1グラム当たり 328.44マイクログラムであった。
研究は、学術誌 Toxicological Sciences 誌に掲載された。
この研究の筆頭著者であり、ニューメキシコ大学看護大学の教授であるシャオツォン・ユー氏は、声明で以下のように述べた。
「当初、私はマイクロプラスチックが生殖器系に侵入できるかどうかについて疑問に思っていました。それだけに、最初に犬の結果を受け取ったとき、私は驚きました。人間の結果を受け取ったときにはさらに驚きました」
人間のサンプルは化学的に保存されていたため、精子を数えることができなかったが、イヌのサンプルでは数えることができた。これにより、組織内の PVC(プラスチックの合成ポリマー)のレベルが高いほど、精子数が少ないこととと相関していることが明らかになった。
「 PVC は精子形成を妨げる化学物質を大量に放出する可能性があり、内分泌かく乱を引き起こす化学物質が含まれています」と、ユー氏は説明した。
「マイクロプラスチックの潜在的な長期的な影響がどのようなものであるかを実際に検討する必要があります。マイクロプラスチックが精子の減少の一因となっているのかを調べなければなりません」
https://nofia.net/?p=20169
記録的な数のデンマーク人が糖尿病に罹患
nyadagbladet.se 2024/05/01
Rekordmånga danskar drabbades av diabetes
デンマーク糖尿病協会によると、2023年に記録的な数のデンマーク人が糖尿病を発症した。現在、人口の約 6%が影響を受けると推定されており、研究者たちは今後数年間で増加が続くと予想している。
近年、新たに糖尿病と診断される人の数が毎年記録を更新し続けている。
2023年、デンマークでは 25,557人が何らかの糖尿病の診断を受けた。このうち 24,670人が 2型糖尿病と診断された。糖尿病知識センターによると、1996年には、糖尿病の診断を受けた数は 1万2541人で、そのうち 1万993人が 2型糖尿病と診断されていたが、その後、その数は大幅に増加した。
2030年にはデンマークで糖尿病患者が 46万7,000人になるという予測があり、デンマーク糖尿病協会の研究責任者であるタンジャ・ティボ氏は、これは「恐ろしい展開」だが、しかし、来年は新記録を樹立するだろうとデンマーク国営放送に語った。
デンマーク糖尿病協会によると、現在少なくとも 36万人のデンマーク人が何らかの糖尿病を患っており、これは人口の約 6%に相当するという。
スウェーデンでは 60万人以上が糖尿病を抱えており、これは人口の約 5%に相当する。スウェーデン糖尿病協会によると、そのうち約 90%が 2型糖尿病を患っている。
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