さてはてメモ帳さんのサイトより
http://glassbead.blog.shinobi.jp/history/whatever%20happened%20to%20newspapers
<転載開始>

Whatever Happened to Newspapers?  Dr Vernon Coleman

https://www.vernoncoleman.com/whateverhappened.htm 

荒涼とした辺境の町を舞台にしたカウボーイ映画の多くには、必要不可欠な建物が半ダースある。酒場、銀行、ホテル、保安官事務所(刑務所が併設されている)、金物屋、そして新聞社だ。

 

新聞社は通常、白髪交じりで少し不機嫌な老人が経営しており、事実上一人で新聞の発行、編集、執筆を行っている。彼には信頼できる助手がいて、活字を並べ、映画の序盤で撃たれることもある。

 

新聞記者は、善良な男に恋愛感情を抱かせる美女の父親/祖父/叔父であることとは別に、真実や善良さ、崇高なものすべての旗手として存在する。地元の悪者-強欲な地主やサイコパスの悪者-と戦うのも彼だ。映画の3分の1が終わったあたりで、新聞記者はたいてい死んでしまう。しかし、彼の正義の戦いは生き続ける。

 

世間知らずかもしれないが、私が新聞記者を始めたばかりの頃、その西部の町の白髪交じりの老新聞編集長兼経営者は私のヒーローだった。

彼は危険を顧みず、勇気を持って悪者を糾弾する記事を発表した。彼は真実を熱心に追い求め、真実を(そして彼の意見を)読者と共有することを人生の使命としていた。

 

脅しも、賄賂も、銃も、彼を黙らせることはできなかった。悪徳政治家も、いじめっ子の地主も、同じように公平な態度で暴いた。彼の関心はただ2つ、真実と正義だけだった。

 

若い頃、私はその新聞記者が大好きだった。勇気、誠実さ、正義と報道の自由に対する確固たる信念。かつて新聞は正義と自由と真実のためにあった。しかし、その時代は永遠に過ぎ去ってしまった。



ヴァーノン・コールマンが、真実を伝えるという現代の犯罪のために、どのように追放され、悪者にされたのかについては、『真実を伝える者:その代償』をお読みください、www.vernoncoleman.comのブックショップでお求めいただけます。


Copyright Vernon Coleman May 2024

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