https://ameblo.jp/ymhkobayasis/entry-12860561737.html
<転載開始>
トランプ暗殺未遂事件が起こった7月13日のおよそ2年前の2022年7月8日、我が国で起こった "Assassination of Shinzo Abe" (安倍元総理暗殺事件)についての報道は、最近あまり見られなくなったようです。
実際にその日、その場所で何が起きたのかが謎のままなの事件なのですが、「犯人」とされる人物の精神鑑定では、鑑定医から「刑事事件の責任能力が問える」との判断が下されています。
にも関わらず、WIKIでは現在、この事件の犯人の氏名は「X」と伏字になっており、「山上被告の減刑を求める署名」なるものも行われているようです。
奈良地裁では、これまで、裁判前の証拠や争点絞り込みの「公判前整理手続き」が4回行われたそうですが、裁判所と検察、弁護士の三者が、被告が所持していた手製の銃が法律が定める「拳銃等」にあたるかどうかなどについてやり取りを続けている、と報じられています。
「県警は事件後、現場から押収した手製銃の鑑定を実施。分解して構造を確認したほか、実射実験も行って殺傷能力を調べ、銃刀法が規制する拳銃等にあたると結論づけた」などとありますが、海外では、山上容疑者と同様の手製の武器を作って実証実験を行ったところ、あれでは引金を引いても自爆にしかならず、殺傷能力がない、と指摘されていました。
今年の7月8日のFNNプライムオンラインからの要約です。
安倍元首相銃撃事件から2年 “被告の初公判来年以降か”弁護団
安倍元総理大臣が奈良市で演説中に銃撃された事件から、7月8日で2年となり、現場付近には献花台が設けられ、多くの花が手向けられた。
奈良市の大和西大寺駅前で、参議院選挙の応援演説をしていた安倍元総理大臣が銃撃されて死亡した事件では、無職の山上徹也被告(43)が殺人や銃刀法違反などの罪で起訴されている。
捜査関係者によると、山上被告は捜査段階の調べに対し、母親が多額の献金をしていた「世界平和統一家庭連合」旧統一教会に恨みを募らせた末、事件を起こしたなどと供述していた。
この事件は裁判員裁判で審理されるとみられ、奈良地方裁判所で証拠や争点などを絞り込む「公判前整理手続き」がこれまでに4回行われた。
関係者によれば、証拠の整理はほぼ終わり、現在は争点の絞り込みなどが行われていて、裁判所と検察、弁護士の三者が、被告が所持していた手製の銃が法律が定める「拳銃等」にあたるかどうかなどについてやり取りを続けている。
殺人と、手製の銃を所持するなどした銃刀法違反、それに国の許可を受けずに武器を製造した武器等製造法違反などの罪で起訴され、現在、大阪拘置所に勾留されている。
被告の弁護団によると、ふだんは読書などをして過ごし、一般の人などから寄せられた手紙には全て目を通しているが、接見は弁護士と一部の親族以外は拒否している。
奈良地方裁判所ではこれまで、証拠や争点などを絞り込む「公判前整理手続き」が4回行われ、被告も1回目を除いてすべて参加した。
みずから発言することはないものの、裁判所と検察、弁護士の間のやり取りを真剣な様子で聞いている。
関係者によると、このうち7月3日に行われた4回目の手続きでは、被告が所持していた手製の銃が法律が定める「拳銃等」にあたるかどうかなどについて議論が交わされ、被告は手続きのあと、弁護士に「興味深いと感じた」などと話していた。
(本人は)事件の報道や、旧統一教会をめぐる解散命令請求などの一連の動きについても、新聞などで把握している。
6月20日に弁護士が接見した際には「事件によって現在のような状況になるとは思っていなかった」と話し、親が信者であるいわゆる「宗教2世」について「事件が2世の人たちにとってよかったか悪かったか分からない」とも話していた。
裁判の日程は決まっておらず、弁護団は初公判は来年以降になるという見方を示した。
安倍元首相銃撃事件からきょうで2年 “被告の初公判は来年以降か”弁護団 | NHK | 安倍晋三元首相 銃撃
■「暗殺事件」と「銃撃事件」
海外では「日本の総理大臣経験者の暗殺事件としては、1936年の二・ニ六事件の斎藤誠と高橋是清以来で、主要政治家の暗殺事件としては1960年当時の社会党の党首浅沼稲次郎の暗殺事件以来」と注釈をつけて、「安倍晋三暗殺事件 "Assassination of Shinzo Abe"」と呼ばれています。
一方、日本では、この事件は「安倍元総理銃撃事件」と呼ばれており、「安倍晋三元総理ご本人が、その日の銃撃により死亡した」かどうかについての事実の有無をあいまいとする表現にしています。
■死亡したことを証明する文書が開示されなかった理由
ジャーナリストの高橋清隆氏が、奈良県立医大に開示請求していた「安倍晋三元首相が死亡したことを証明する文書」は「不開示」だったわけですが、不開示理由は「刑事訴訟に関する書類」であるため、と簡単に説明されています。
「回答文書は、1度の延長を経て期限ぎりぎりの9月5日付で作成され、封書で郵送されて来た」のだとか。
奈良県医大病院で死亡が確認された際の「死亡診断書」や直接の死因は国民に対して開示出来なかったことは、奈良県立医大の医師の発表と奈良県警の発表とが食い違っていたためと思われます。
実際の死因そのものがなんであったのか、何故撃たれている状況なのに大出血を誘発しかねない心蔵マッサージをその場で行ったのか、1分1秒を争う状況下なのに何故、搬送先の病院到着まで、なんと50分も費やしたのか。
実は調べてみると、当日のニュース映像で流されたドクターヘリは、この地域では7月8日には飛んですらいません。
参考:
元総理の警護責任を負っていた奈良県警の「トップ」の鬼塚友章元本部長という方は事件の翌日に引責辞職され、現場の最上位の幹部だった4名が懲戒処分された、とあります。
ところで、「犯人」とされる人物「X」が所持していた殺傷力のない武器では「殺人」が実行されるはずもないので、殺人罪での立件と裁判維持は本当のところ不可能ですよね。
参考:
【解説】安倍元首相銃撃事件で辞職の奈良県警元トップが不動産・建設会社社長に「このままでは壊れます」事件後の日々(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
安倍氏銃撃時の警護、現場の最上位幹部ら4人を懲戒処分 奈良県警:朝日新聞デジタル (asahi.com)
追記:
安倍元総理が突然退陣なさった2020年8月28日から50日目の2020年10月17日の神嘗祭の日に行われた内閣と自民党の合同葬。
これは、果たして「何人の故人」を見送ったものだったのでしょうか。
<転載終了>
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