prettyworldのブログさんのサイトより
https://prettyworld.muragon.com/entry/127.html
<転載開始>

現在、HPV業界では9月末までに無料HPVワクチンの1発目を打ちましょうキャンペーンを必死に繰り広げています。
(勧奨中止により「打ち逃した」現在17~27歳の女性が対象)


※なんかこの図柄や色合い、日本人の感覚ではないような…


もはや無料だけが取り柄のHPVワクチン。
このチャンスを逃すと約10万円かかります!
と焦らせようとしていますが落ち着いてください。
事実はちょっと違います。


実際は…
9月過ぎて1発目を打つと3発目が無料期間をはみ出るため、そこだけ有料3万3千円になるのです。
1発目、2発目の6万6千円分は変わらず無料です。

【こういう間隔で打ちます】
1~2回目の間が2ヶ月。
2~3回目の間が4ヵ月。
1~3回目の間がトータル6ヶ月。


つまり10月に入ると「今なら6万6千円分無料!ただし3万3千円は自腹」というあまりおトク感のない微妙なキャンペーンに変わってしまうので、今必死にわかりやすい「10万円分がタダ」キャンペーンを行っているのです。


sssstar12345@sssstar12345
市からの赤字で至急開封の文字。HPVワクチンの無料接種案内。
わが町はワクチン行政全般を推し進める公明党の強い場所。私の母はインフルエンザの予防接種さえさせなかった。自分の頭で考え、情報を取り、生き抜く時代。#HPVワクチン #レプリコンワクチン #命を大切に


「無料」と何度も何度も…1回言えばわかります💴


この手のツイートも多数⇩


さて上のようなお知らせを見た人は当然こう思うでしょう、
HPVワクチンを打てば子宮頸がんが予防できるのね!と…しかも無料!


しかしここからがワナの始まりで、あまり声高に語られませんが実はこういう設定になっています。
【HPVワクチンだけでは子宮頸がんは予防できない】🐵💦えっ


何言ってるかよくわかりませんが、とにかく検診も受けないといけないようなのです。
あれだけ効くと言っているワクチンだけでは不十分なのです。


よく探すといろんなところで「ワクチンだけでは不十分である」言っています。
読まない人の方が多いと思いますが…



※この「重要です!」にも含みがあって「必要です!」ではないことに注意です。
「必要」ならそれで十分という意味ですよね。
十分ではないのです👇TVCMより


(この薄い小さな注意書きはCM中ではすぐ消えます)
大きく書きましょう👇
※ワクチンと検診で子宮頸がんを100%予防できるわけではありません
だから「必要」ではなく「重要」なのです。言葉をよく選んでますよね…


厚労省もこのように👇
両方受けることが「必要」ではなく「重要」「大切」なのです。

ワクチンと検診で効果が完全になるのではなく、「高める」だけ…そういう設定なのです。


ワクチン打って検診を受けても2~4%の人は検診の結果として
「あなたはがんかもしれません。精密検査を受けてください」
と言われてしまうのです。


25~40人に1人だから多いですよね。
業界の事情もわかります。ワクチンと検診でがんがゼロになっては困るのです🐵

【ここまでのまとめ①】

・ワクチンだけでは子宮頸がんを予防できない設定

・予防効果を高めるために検診も重要という設定

・しかしその両方を受けても完全ではないという設定

「接種が進んだ国では子宮頸がんが大きく減った」などと宣伝している一方で、「ワクチンの効果は限定的で検診が必要」と推進側は言っているのです。わけがわかりませんね。


ワクチンの効果は限定的。それは「HPV」の奇妙な設定によるものです。


HPVにはおよそ200の種類があり、ワクチンをその全てに対応させることは無理(という設定)なのです。


でもそのうち特に危険なHPVとそこそこ危険なHPVの9種類に対応しているということで、こんな大風呂敷は拡げます。


何とワクチンで9割予防できるそうです。
でも残り1割のことを考えると検診も重要。
で両方受けても結局2~4%の人はがん疑い➡精密検査
※何もしない人には何も起こらないことにご注意ください🐵


現在の
「9月末までに無料でHPVワク1発目を!」キャンペーン
はこのような都合の悪い話は隠して行われています🐵


【ここまでのまとめ②】

・HPVワクチンは200種類あるHPVの特に病原性の高い一部(最大9種類)に合わせたもの。なので効果は高いが完全ではないという設定

・なので検診も合わせて受けることが重要 ※検診自体は予防行為ではない

・よってワクチンと検診を受けても完全ではなく一定数はがんに


しかしこのHPVが200種類あるなどという話も単なる設定で、実はただの1種類も見つかってないのです。
HPV存在証明なし👇何から何まで「物語」


「検診自体は予防行為ではない」と書きましたが、
実際にはそれどころか検診によってがんのタネを植え付けているのでは…

乳がん検診で乳がんになると言われていますが、それと同じなのです。


★さて現在必死で無料キャンペーン中のHPVワクチンですが、果たしてどのくらいの人が打っているのでしょうか?
いくつか参考になる記事がありました。


>大阪大学の上田豊講師は、「2022年度では数%、高くても10%程度にとどまってしまった」
「責任取れるのか?」HPVワクチンの啓発行う医学生らに攻撃…“キャッチアップ接種”期限迫る中「知らないまま後悔しないで!」と切なる訴え | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
①【数%~高くても10%】


>2022年度に1回目を接種した人の割合は、全国トップクラスの山陰両県でも1割程度にとどまっている。
副反応のイメージ強い 子宮頸がんワクチン初回接種進まず 16~27歳対象 全国トップクラスの島根、鳥取でも1割(山陰中央新報) - Yahoo!ニュース
②【全国トップクラスの山陰両県でも1割程度】


>令和4年度、三重県内の初回接種率は全国平均より0.4ポイント低い8.0%と低迷。

③【全国平均は8.4%】

というわけで1割も打っていないようです。

これは接種を迷いつつ難しい話は受け付けない人に教えてあげたいですね。
「10人に1人も打ってないよ」と👨‍👩‍👧‍👦✨


10万円分全額タダでも受ける人がこんなに少ないのだから、10月から3万円分が実費になったら希望者はさらに減ることは確実です。
だからこそ厚労省など推進側は最後のお願いに必死なのです。


女子大生がこんなこと呼びかけないと思います🐵



見方を変えれば無料につられて打ってしまった1割弱の気の毒な人々を残し、HPVワクチンはこの9月末で終わろうとしているということです。


今年10月からは3万円強が実費、
来年(2025年)2月からは6万円強が実費。
4月からは晴れて10万円全額実費。
そうなれば実質勧奨中止状態と同じですw


無料キャペーンでおトク感を出そうとするあまり10万円などという非現実的な価格設定にしてしまったのが仇になったのです。


これを挽回するにはいずれ無料キャペーンの延長を発表せざるを得ないでしょう。
しかしそれをやればHPVワクチンは「今だけ無料」がずっと続く「閉店セールワクチン」の汚名を着ることになるのです🐵



現在放送中のドラマ「海のはじまり」では登場人物の死因がこの子宮頸がんなのだそうです。
.接種キャンペーンと連動していますね。
ただ視聴率の方は初回8%第5話7.2%と健闘していません。
月9ブームが終わっててよかったです📺💦


【念のため】
私もうっかりしていたのですが、このHPVワクチンは小6~高1相当女子に対しては定期接種として今後もずっと無料らしいのです🤯


少女を狙った毒物注入は本当に許せないのですが、上で見た「打ち逃し世代」の全国平均接種率8.4%を上回らないよう願うばかりです。


<転載終了>