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生後2年間のスクリーンタイムは、その後の自閉症診断と関連している
Epoch Times 2024/11/04
Screen Time in First 2 Years of Life Linked to Later Autism Diagnosis
12歳までに自閉症のリスクが80%増加
子どもを対象とした大規模な調査で、2歳までに週に 14時間以上スクリーンを視聴していた子どもは、12歳までに自閉症スペクトラム障害(ASD)と診断される割合が高いことが判明し、幼児期の発達パターンに関するさらなる研究の必要性が示唆された。
11月4日に JAMA 小児科学誌に発表されたこの研究結果は、5,107人の子どもの発達を追跡したオーストラリアの子どもの長期研究から得られたものだ。研究者たちは、2歳時のテレビ、ビデオ、インターネットの使用を分析し、その後の 6歳から 12歳までの ASD 診断と比較した。
2歳までに毎週14時間以上スクリーンを見る子どもは、それ以下の時間しか見ない子どもに比べて、12歳までに ASDと診断される可能性が 80%高かった。しかし研究者たちは、スクリーンを見る時間だけでなく、子どもの性別や親の教育レベルなど、いくつかの要因も特定した。
調査対象となったうちの合計 145人の子どもが、12歳になるまでに ASD と診断されたと報告された。調査では既存の性別パターンが確認され、男の子の診断率は女の子の 4倍だった。
この研究は、スクリーンタイムが長すぎることが直接的に自閉症を引き起こすことを証明したわけではないが、親や保護者にとっての潜在的な懸念を浮き彫りにしている。
「臨床医は、子どもの発達に関するより広範な評価の一環として、幼少期のスクリーンタイムについて質問することができる」と研究の著者らは書いている。
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