マスコミに載らない海外記事さんのサイトより
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-4ffa16.html
<転載開始>
2024年11月2日
Moon of Alabama

 以下は、時間の経過とともに変化してきたウクライナに関するプロパガンダ言説を表すニューヨークタイムズの見出しの一部だ。

 「ウクライナは勝利している」が、2022年4月から2023年8月までに発表された記事の方向性だった。   ウクライナの「反攻」が失敗したことが最終的に認められると、言説は「膠着状態」へと移り、2024年秋までの状況を説明するために使われた。  
 今我々は言説が客観的現実を無視できなくなる段階に到達している。ウクライナは戦争に負けつつある。ロシアは勝ちつつある。  
  • ロシアが前進する中、ウクライナが厳しい局面に入ったとアメリカは懸念(アーカイブ) - 2024年11月1日
  •  ウクライナにとって、もはや武器供給は最大の不利な点ではないと米軍当局者が述べる。

    >ロシアが着実に戦力を拡大し、キーウとワシントンの悲観論が深まっていることから、アメリカ軍と諜報機関当局者は、ウクライナ戦争はもはや膠着状態ではないとの結論に達した。

     ウクライナにはあと6~12か月戦うのに十分な兵士がいると国防総省は評価していると、ある当局者が述べた。その後ウクライナは深刻な人員不足に直面すると彼は述べた。
 ウクライナにロシアとの戦争に勝つ可能性は決してなかった。力関係は決してウクライナに有利ではなかった。ウクライナには戦争に勝つための人員も資金も産業もなかった。欧米諸国もそれを提供するつもりはなかった。アメリカの狙いはロシアを弱体化させることで、ロシアを倒すことではなかった。それは危険すぎるはずだ(核兵器を考えよう)。

UWDudeが最近のコメントでこう述べている(編集済み)。
 
ロシア対ウクライナ戦争の始めから、ロシアが勝つのは誰の目にも明らかだったにもかかわらず、ウクライナに勝ち目があるという根拠を作り上げるため、ロシアがいかに弱いかという大量の戯言が吐かれた。まるでクマがメス鹿と絡んでいるのを見て、クマはそれほど強くなく、メス鹿が適切な場所を蹴ればクマを殺せると言うかのようだった。

 ウクライナに可能性があったというのは、最初から真実は明らかだったのに、人々が自分自身に嘘をついていたに過ぎない。

 少なくとも、プロパガンダ商売屋の中には、自分が書くおとぎ話は、ただのおとぎ話で、現実と何の関係もないと認識できるほど賢明な連中もいる。他のプロパガンダ屋、多くの場合、政治家は自分の物語に騙されている。彼らは、かつてウクライナが勝っていると信じていた。戦争は膠着状態にあると本当に信じていたのだ。今や、彼らはウクライナが戦争に負けつつあると信じるようになるだろう。

 そこから正しい結果を連中が導き出すよう期待しよう。

(和平しろ、愚か者ども!)

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/11/ny-times-announces-ukraine-narrative-change.html#more

----------

 The Chris Hedges Report
The Politics of Cultural Despair
It is despair that is killing us. It fosters what Roger Lancaster calls “poisoned solidarity,” the intoxication forged from the negative energies of fear, envy, hatred and a lust for violence.
Chris Hedges
Nov 07, 2024
 今朝の孫崎享氏メルマガ題名
NYT等大手メディアは一貫してトランプ批判に従事してきた。ニューヨーク・タイムズ紙「トランプ大統領が政権に復帰、新たな不確実性の時代の到来、彼は移民への恐怖と経済的不安を利用してハリス副大統領を破った。彼の勝利は、孤立主義の到来、全面的な関税とを示唆した。」米国株式大幅上昇。

<転載終了>