とある民間救急ドライバーの日常さんのサイトより
https://ameblo.jp/namachocoponzu/entry-12881396444.html
<転載開始>

 TODAY'S
 
人類が絶滅危惧種になっている?


こんにちは!生チョコぽん酢です。

お正月も終わり今日から日常に戻りました。

1週間も休んでいたのでリハビリが必要かと思いましたが(←)

案外問題なく戻ることが出来るものですね。

今日もかなり冷えますが気合いで頑張りましょう!!


さて、今日は子供のお話です。

今朝こんなニュースが飛び込んできました。
 

以下抜粋

残された時間は、昨年、一気に100年ほど早まった。

695年後の2720年1月5日、その数は1人となる。


とのことで、何とも言えないインパクトがありますよね。

>遥か先の未来では、出生数が1人となる

これを見て真っ先に学生時代に生物の先生から教わった事を思い出してしまいました。

どのような話かというと、生物は一定数を下回ると絶滅する可能性が高まるみたいな話です。

うろ覚えで恐縮ですが、哺乳類は2千以下?とかそんな数字が出てきたような気がします。

ようするに、出生数が1人になるそれよりずっと前に、絶滅が確定してしまうのではないのかという懸念が私の中で生まれてしまったのです。

記事ではこの原因として、結婚しない男女が増えていることに触れており、
 
以下抜粋

「女性や高齢者が就業できる環境を整え、全ての人が『総活躍』する社会を目指すべきだ」

一人でも胸を張って生きていける社会は、それはそれで素晴らしい。だが、大切な誰かと生活をともにし、その人との間に子をもうけ、人生を歩むことを望んでいるにもかかわらず、経済上の不安などからそれがかなえられない社会は、素晴らしいとはいえない。

という言葉で締めくくっておりましたが、まさにその通りですよね。

男女平等だとか、女性の社会進出だとか、夫婦共働きだとか、色々聞こえの良い部分ばかりが強調されますが、

計画的に子供をつくり育てるには、男性にはしっかりとした収入が必要だし、女性には家庭に時間をかけられる環境が必要です。

こんな誰にでも分かる当たり前の事ですら、現実社会では理想論となっている時点でこの結果も妥当といえば妥当だなと。

子育てする環境を整えようとすること自体が至難の業って、オカシな世界ですよねほんと。
 

あと、

一気に100年ほど早まった

という点についても触れておきます。
 
実は2024年は出生率が70万人を下回ったそうなのですよ。

これは想定よりもかなり低い水準だったみたいで、たくさんニュース記事にもなったのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

ちなみにこの推計は以下の日本総研さんで詳しく書いてくれております。

https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/research/pdf/15085.pdf

 

このファイルを読むと、

人口動態統計速報を用いて過去の減少トレンドを延長する形で推計を出してみると、71.5~72.5万人くらいになる

と書いておりますね。

これは既に下降トレンドとしての推計です。

上昇予測が鈍化した、みたいな話ではなくて、純粋に右肩下がりの予想なのですね。

しかし実際には2024年の出生数は66万人とも、68万人とも言われており、右肩下がりの予測を更に下回ったみたいな話で、割と深刻なのですよ。

以前にこの記事で万物はチャートで表せるみたいな話をしたことがありましたが、まさにこの出生数についても同様です。

ダウ理論という株価を予測する考え方があるのですが(その説明は長くなるので省きますが)

そのような理論で考えてみても明らかに下降トレンドであって、もしこれを株価として捉えた場合には、

いっきに暴落する可能性もあり得る

と私なら分析してしまいます。

必ずそうなる、という話ではないものの、下降トレンドを更に下回る時点で、チャートとしてはかなり危うい状況なのですよ。

国も表面的には色々手を尽くすというでしょうが、長い間打開策を見いだせてこない日本政府ですから期待は出来ません。
 
それどころか、この話は少子化の原因を現代の男女関係だけにフォーカスしている点が、また恐ろしいのです。

 

  少子化の原因は他にもある

 

と言いますもの、以前この記事で書きましたが今男性の精子数は激減しており、既に40年前と比べて今の男性の精子数は半減しているらしいのです。
 
この話は都市伝説でも何でもないのですよ。
 
日経にも次の通り記事になっています。

 

 

以下抜粋

今から5年前、男性の精子の数が激減しているという研究結果が出され、人類滅亡の危機かと騒がれた。そして今回、新たに発表された研究によって、精子の数はさらに減り、しかもそのスピードが速まっていることが明らかになった。

 

また上記日経記事内に書かれていることですが、不妊の割合は男女で同じ。

 
つまり女性に起因する不妊も増えてきており、妊娠する為に病院に通うのが当たり前になりつつある時代になりました。
 
この原因については次のように書かれています。
 
以下抜粋

2022年1月15日付けで学術誌「Toxicology」に発表された論文によると、仕事で農薬に曝されると、精子の濃度が低くなったり、泳ぐ力が弱い精子やDNAに損傷を受けた精子が多くなるという結果が出た。また、2018年11月8日付けの医学誌「Human Reproduction」に発表された論文でも、肥満男性の精子は、濃度が低く、数が少なく、泳ぐ力が弱い傾向が示された。

 

精子の数の減少が、中南米、アフリカ、アジアの男性にも見られたということは、その原因となる生活習慣や環境因子が世界的に存在することを示唆している。

 

しかし、減少を加速させているものは何かという問いには、誰もはっきりした答えを持っていない。レビーン氏は、原因は一つではなく、いくつもの化学物質が環境中で混じり合い、それぞれのマイナス効果が拡大されてより大きな問題になってしまったのではないかと考えている。

農薬が原因としてあがったものの、発展途上国を含めて世界中で不妊社会になってきているので、原因の特定は極めて難しいようです。


私の考えでは、この原因がPFASの可能性も捨てきれませんが、人類が種として限界を迎えている可能性(自然の摂理)も案外高いのかなって。

 

そもそもあの日本経済新聞の文中に「人類滅亡の危機」なんてワードがあるのってインパクトありますよね、書き写しなのは分かるのですが。。

 
まぁとにかくこうした前提もある。

つまり何が言いたいのかって、冒頭のニュース記事ですら、実はかなり楽観的なシナリオ、という事なのです。
 
前提が変われば予測も変わる。

悪い予測よりも更に悪い結果が出た場合、こんな数百年単位の推計なんて大きく変動してしまうわけで、
 
こうしたネガティブな要素を全てひっくるめて考えた場合、果たして我々人間に残された時間はどの程度なのか?
 
事態は思っているよりもずっと差し迫っているのではないのか?

何となく、言わんとしている事が伝わりますよね。
 
「子供は宝」という言葉の重みが益々増してくる時代になりそうです。
 
今日はそんなお話でした。
 

 

おわり


<転載終了>