In Deepさんのサイトより
https://indeep.jp/they-really-do-want-reduce-population/
<転載開始>


人口削減の概念誕生から50年

「人口削減」というキーワードは、コロナ、あるいはワクチン接種キャンペーン以来、たまに聞くようになった概念ですが、実際には、民間のシンクタンクであるローマクラブという組織が、今から 53年に発表した「成長の限界」という報告書で示されたものです。

人間は幾何学級数的に増加するが、食料は算術級数的にしか増加しない。

とした文章が有名だそうですが、まあしかし実際には食料は、その後 50年、いろいろと問題がありつつも何とかなっているという感じはあります(日本の場合、今後の食糧の問題は大ありでしょうが)。

ともかく、50年前に「人口は減らなければならない(あるいは、減らさなければならない)」としたひとつの概念がエリートたちの間で確立され始めたのですね。

これは、以下の記事でも書いたことかありますが、世界中の多くの著名人や、あるいは「天才」と呼ばれた人たちも、この説に傾倒していたことがわかっています。

フレッド・ホイル卿…ニコラ・テスラ氏…ジャック・アタリ氏…共通するのは、皆が優生学指向で「人口削減推進派」であることだったり。そこに抵抗してしまう私の個人的経験
 In Deep 2022年11月4日

私自身は、英国のフレッド・ホイル博士の宇宙論(ビッグバン仮説の否定や、パンスペルミア説など)や、人類の進化論(いわゆる進化論により生物は進化したのではないという説など)などに十数年前に偶然ふれたことにより、このようなブログを書き始めたわけで、ホイル博士は今でも大変に好きな科学者のひとりです。

ウイルスの水平伝播(病気が人から人にうつるという概念)の否定なんかの概念もホイル博士は述べていました。

そんなようなこともあり、私はフレッド・ホイル博士は、天才と呼ぶにふさわしい人物だと思っていますが、このホイル博士も、若い時には「熱狂的な人口削減信奉者だった」ことを知りました。1978年に出版された『新しい宇宙観』という著作には、以下のような下りがあります。

フレッド・ホイル著『新しい宇宙観』より

まず、子供を産む自由に対して、いかなる制御も課せられないと仮定しよう。この仮定によると、生産力と人口の現在の波が、図に示したように、2025年あたりで砕けてしまうのをどうしても防げないだろう。

その後、次の暗黒時代がやってきて、おそらく数世紀間続くだろう。

結論として、人類が直面している世界人口の急速な増加から生まれる脅威は、2025年あたりに重大局面を迎えるだろう。

万が一にも人口制限が起こり、核融合の発見やウランやトリウムからの際限のないエネルギー供給が続くのなら、人類の努力による次の波が、砕けることなく、新しい文明へと上昇し続けることになるだろう。

若い頃といっても、1978年ですと、ホイル博士はすでに 60代くらいですかね。

この 46年前の出版物に、くしくも、

「2025年あたりに重大局面を迎えるだろう」

という今年の年代が入っていることが印象的ですが、現実には、地球の人口拡大の局面は、すでに終わっており、特に 2021年頃からは、どの国でも極端な出生数の減少に見舞われています。

個人的な意見では、主要国においては、もう人口増加が起きる可能性はないでしょう。日本や韓国ほど極端ではなくとも、出生数の低下傾向は多くの国で、さらに増大していくと見られます。

まあ、出生数が減り続けている理由はいろいろでしょうから、もはや、2021年頃からの急激な出生数の減少について、その理由を具体的に書こうとも思わないですが

今後、高齢者、あるいは中高年の寿命も少しずつ短くなっていくでしょうから…まあ、この理由も具体的には書かないですが、理由は何であれ、世界は少しずつではあっても人口減少の局面に入っています。

アジアの一部やアフリカの一部では人口の増加は続くのかもしれないですが、私自身はこれらの国でも人口が減る国や地域のほうが多くなっていくと考えています。

最近、ベトナムでも出生率が過去最低となったことが報じられていましたが(2023年から急速に出生率が下がった模様)、そういう国や地域はさらに多くなるのではないでしょうか。

現在の人口減少局面が「何か意図的にもたらされた面」があるのか、単に自然の流れなのかはわかりませんが、50年前にローマクラブが訴えていた「人口増加による危機」はある程度過ぎたようです。

なお、今後、出生率の減少が止まることは「絶対に」ないです。主要国では特にそうです。

どんな方法を使っても、あり得ません。

そんなような現状ですが、最近、米国の作家であるマイケル・スナイダーさんが、

「彼らは本当に人口を減らしたいのだ」

というタイトルの記事を書いていました。

そこには、人口削減の必要性を訴えていた歴代の 47人の人物についてふれられています。わりと意外な人物などもいまして、興味深かったのでご紹介したいと思いました。

ここからです。結構長いです。

彼らは本当に人口を減らしたい - 世界のエリートによる人口抑制に関する衝撃的な言葉の47選

They Really Do Want To Reduce The Population – 47 Shocking Population Control Quotes From The Global Elite That Will Make You Want To Lose Your Lunch
End of the American Dream 2025/01/05

世界のエリート層の間では、人口過剰が今日世界が直面している最も重要な問題の主因であるという明確なコンセンサスがある。

彼らの多くは、人間は文字通り地球の「疫病」であり、地球全体を破壊しないようにするためには極端な手段が必要であると完全に確信している。

エリート層にとって、地球温暖化から経済問題の増加に至るまで、すべては人口制御の欠如に直接起因している。

彼らは、爆発的に増える人口に対して何も対策を講じなければ、人類は汚れた荒廃した地球で貧困、戦争、苦しみに満ちた未来に直面することになるだろうと警告している。

彼らは、末期の老年患者を生かしておくには「費用がかかりすぎる」と不満を述べ、人口増加に対抗する手段として発展途上国で「家族計画」を熱心に推進している。もちろん、この哲学を信じる人々にとって、人間の人口を何らかの形で減らすものはほとんど何でも良いことである。

この非常に歪んだ哲学は、映画、テレビ番組、音楽、数え切れないほどの本、多くの有名なウェブサイトで喧伝されており、世界中のトップクラスの大学で教えられている。

この哲学を宣伝している人々は非常に豊富な資金を持っており、実際に人口増加を制御することで「世界を救う」のに役立っていると確信している。実際、彼らの多くは、地球の運命を賭けた「生きるか死ぬか」の戦いに携わっていると心から信じている。

現在、世界の人口は 80億人を超えており、国連は今世紀後半には 103億人に達してピークを迎えると予想している。

国連の新しい報告書によると、世界の人口は今後数十年で 20億人以上増加し、2080年代には約 103億人でピークを迎えると予想されており、これは 10年前とは大きく異なる。 LA Times

チャールズ・ダーウィンの時代から今日に至るまで、人口増加を抑えるために何か対策を講じなければ何が起こるかについて、私たちは執拗に警告されてきた。

もちろん、私たちが警告されていた悲惨な結果は、実際には一度も実現していない。それでも、エリート層がさらなる警告を発し続けるのを止めることはできなかった。

以下は、世界のエリートたちによる人口抑制に関する衝撃的な発言 47件だ。人によっては、吐き気を感じるかもしれない。


 

1. チャールズ・ダーウィン:「何世紀も先のことではないが、文明化された人種が世界中で野蛮な人種をほぼ確実に絶滅させ、それに取って代わるだろう。同時に、擬人化された類人猿も間違いなく絶滅するだろう。その場合、その溝はより大きくなるだろう。なぜなら、現在の黒人やオーストラリア人とゴリラの間にある溝ではなく、私たちが望む、より文明化された状態の白人とヒヒのような類人猿の間に溝が入るからである」(チャールズ・ダーウィン『人間の由来』より

2. ビル・ゲイツ:「問題は、人々が対処しきれない場所で人口が最も急速に増加しているということだ。そのため、2050年までに人口が 3倍になるのは最貧困地域だ。…将来的に困難な状況に陥らないように、今、ツールを使って支援する必要がある」
populationmatters.org

3. ジョン・D・ロックフェラー:「人口問題は、長期計画の主要要素として政府によって認識されなければならない」
populationmatters.org

4. デビッド・ロックフェラー:「人口増加が地球上のすべての生態系に与える悪影響は、驚くほど明白になってきている」
quotefancy.com

5. 家族計画連盟創設者マーガレット・サンガー:「私たちの問題はすべて労働者階級の過剰繁殖の結果だ」
Margaret Sanger

6. CNN 創設者テッド・ターナー:「現在の人口から 95%減少し、2億5000万~ 3億人になることが理想だ」
azquotes.com

7. HBO パーソナリティのビル・マー:「私は中絶賛成派で、自殺ほう助にも賛成で、普通の自殺にも賛成だ。…人口が多すぎる。地球は人口過密状態だ。私たちは死を推進する必要がある」
answersingenesis.org

8. イギリスのテレビ司会者、サー・デイビッド・アッテンボロー:「私たちは地球にとっての疫病だ。今後 50年ほどで、その害悪が再び現れるだろう。気候変動だけではない。この巨大な群れの食料を栽培する場所、つまり土地の問題だ。私たちが人口増加を制限するか、自然界が代わりにそれを行うかのどちらかだ。そして、自然界は今まさにそれを行っている」
telegraph.co.uk

9. 元英国首相ボリス・ジョンソン:「人類が直面している最大の課題は、人類自身の再生産(生殖)だ。この国と地球上の最適な人口数について、大人の議論をする時が来ている。識字率の向上、女性の解放、避妊へのアクセスを促進することで、人口増加と世界の貧困を減らすことができることは、あらゆる証拠から明らかだ」
populationmatters.org

10. アース・ファースト共同創設者のデイブ・フォアマン:「私の 3つの主な目標は、世界の人口を約 1億人に減らし、産業インフラを破壊し、そして世界中に野生生物とその種がすべて戻ってくるようにすることだ」
quotefancy.com

11.ジョージ・W・ブッシュ大統領の元科学顧問で『人口爆発』の著者でもあるポール・エーリッヒ:「人口問題を解決しても、人種差別、性差別、宗教的不寛容、戦争、甚だしい経済格差などの問題は解決しない。しかし、人口問題を解決しなければ、これらの問題はどれも解決できない。どんな問題に関心があっても、人口問題を解決しない限り、その問題は解決できない」
populationmatters.org

12. リチャード・ブランソン:「真実はこうだ。地球は 100億人の人々に十分な食糧と淡水を供給することはできない。ましてや家、道路、病院、学校を供給することはできない」
populationmatters.org

13. 環境活動家ロジャー・マーティン:「有限の地球では、すべての人々に最高の生活の質を提供する最適な人口は、かろうじて生き延びることができる最大人口より明らかにはるかに少ない。人口が多ければ多いほど、一人当たりの利益は少なくなる。人口が少なければ少ないほど、生活は良くなる」
Guardian

14. アル・ゴア:「この問題に対して私たちができることの一つは、技術を変えて、汚染を減らし、人口を安定させることだ。そのための主な方法の一つは、少女や女性に力を与え、教育することだ。女性が子どもの数や出産間隔を選択できるように、どこでも出生管理が利用できるようにする必要がある。少女を教育し、女性に力を与えなければならない。そして、それが最も強力なテコ入れ要素であり、それが実現すると、人口は安定し始め、社会はより良い選択、よりバランスのとれた選択をし始める」
populationmatters.org

15. MIT 教授ペニー・チズホルム:「 90億人より低いレベルで人口を安定させるためには、発展途上国の出生率をできるだけ早く下げることが本当に重要だ。それが地球上の人類がどのレベルで安定するかを決定する」
mit.edu

16.マザー・ジョーンズのコラムニストである ジュリア・ウィッティ:「生態系のオーバーシュートに対する唯一の既知の解決策は、人口増加を現在よりも速いペースで減速させ、最終的には逆転させることだ。同時に、地球の資源を消費する速度を遅くし、最終的には逆転させることだ。この 2つの取り組みが成功すれば、気候変動、食糧不足、水資源、移民、医療、生物多様性の喪失、さらには戦争など、最も差し迫った地球規模の課題を解決できるだろう。一方で、私たちはすでに前例のない進歩を遂げており、世界の出生率は 1950年の女性 1人あたり平均 4.92人から現在 2.56人に減少している。これは試行錯誤の成果であり、時には残酷な強制による誤りもあったが、同時に、女性1人1人が個別に選択を行った結果でもある。生物学的プログラミングに激しく逆らうこの出産革命のスピードは、おそらくこれまでで最大の共同業績と評価されている」
Mother Jones

17. コロラド州立大学のフィリップ・カファロ教授:「人口増加を終わらせることは、地球規模の壊滅的な気候変動を防ぐための必要条件(ただし十分条件ではない)であることはほぼ間違いない。実際、そのためには現在の人口を大幅に削減する必要があるかもしれない」
wiley.com

18. テキサス大学オースティン校生物学教授エリック・R・ピアンカ:「私には孫が二人いて、彼らに安定した地球を受け継がせたいと思っている。しかし、私は彼らのことを心配している。人類は地球上で人口過剰となり、その過程で細菌やウイルス(微生物)が成長して繁栄する理想的な栄養基質を作り出した。私たちは寒天培地上で増殖する細菌のように行動している。自然の限界に達するか、別の微生物が定着してその資源として利用し、その支配権を握るまで、繁栄し続けることはできない。人口密度が非常に高いことに加え、私たちは社会的で移動性が高いため、まさに病原性(病気の原因)微生物の成長と拡散に有利な条件が整っている。私たちが自ら人口を制御したくないので、微生物が再び人口を支配するようになるのは時間の問題だと私は考えている。この考えは少なくとも 40年間生態学者によって支持されてきたが、目新しいものではない。人々はそれを聞きたがらないだけだ」
Eric Pianka

19. 1997年から 2006年まで国連事務総長だったコフィー・アナン:「人口増加が経済的またはその他の面でより良い生活を保証するという考えは、おむつやベビーカーなどを売る人だけが信じる権利がある神話だ」
populationmatters.org

20. 2000年から2010年まで国連事務次長だったトラヤ・アハメド・オベイド:「人口と生殖に関する健康の問題に取り組まなければ、貧困、飢餓、病気、環境破壊といった大きな課題に立ち向かうことはできない」

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21. ビル・ナイ:「1750年、世界の人口はおよそ 10億人だった。現在、世界の人口は 70億人を優に超えている。私が生きている間に 2倍以上に増えた。つまり、先進国で暮らす私たちと同じ生活を送ろうとする人々が、数世紀前よりもはるかに多くの二酸化炭素やその他の温室効果ガスを大気中に放出しているのだ。それが急速に変化していることが、世界中の多くの大規模な人口にとって問題となるだろう」
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22. 女優キャメロン・ディアス:「女性は、子どもが欲しくないと言うと、無視されてしまうので怖いのだと思う。でも、今はそれも変わってきていると思う。私のガールフレンドには、子どものいない人のほうが、子どものいる人より多い。それに、正直に言って、これ以上子どもは必要ない。地球上には、人間はたくさんいるのだから」
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23. 民主党戦略家スティーブン・ラトナー:「私たちには死の委員会が必要だ。まあ、正確には死の委員会ではないかもしれないが、私たちが医療資源をより慎重に配分し始めない限り、つまり正確に言えば配給を始めない限り、メディケアのコストの急増は連邦予算を圧倒するだろう」
NY Times

24. Slate のビジネスおよび経済担当記者である Matthew Yglesias :「高齢者への医療費支出が連邦予算の主要課題であるだけでなく、高齢者への医療費の不均衡な割り当てが、米国の医療制度の費用対効果の顕著な欠如の原因であることは間違いない。患者がすでに 80歳を超えている場合、単純な事実として、どれだけ治療しても、平均余命や生活の質の点で奇跡を起こすことはできない」
SLATE

25. スティーブン・ホーキング:「過去 200年間、地球の人口は年間 1.9%の割合で急激に増加した。このままのペースで人口が 40年ごとに倍増し続ければ、2600年までに私たちは文字通り肩を並べて立っていることになるだろう」
populationmatters.org

26. グロリア・スタイネム:「子宮を持つすべての人が子どもを産む必要はない。声帯を持つすべての人がオペラ歌手になる必要はないのと同じだ」
populationmatters.org

27. ジェーン・グドール:「私たちが地球にもたらした問題の根底にあるのは、人口増加だ。私たちが少数であれば、私たちが行う悪事は大した問題ではなく、母なる自然が解決してくれるだろう。しかし、私たちはあまりにも多い」
populationmatters.org

28. ルース・ベイダー・ギンズバーグ米国最高裁判所判事:「率直に言って、ロー判決(米国全州で中絶が合法化されることになった判決)が下された当時、人口増加、特にあまり多くなりたくない人口の増加に対する懸念があったと私は考えていた」
NY Times

29. 家族計画連盟創設者マーガレット・サンガー:「大家族がその幼児に対して行う最も慈悲深い行為は、その幼児を殺すことである」
Margaret Sanger

30. サロンのコラムニスト、メアリー・エリザベス・ウィリアムズ:「すべての生命は平等ではない。私のようなリベラル派にとっては、このことについて話すのは難しいことだ。そうしないと、死刑制度を好む、おばあちゃんや大切な赤ちゃんを殺す突撃隊員のように見えてしまうからだ。しかし、胎児は、その体内に宿る女性と同じ権利を持たなくても、人間の命である可能性がある」
salon.com

31. パウル・エーリッヒ:「基本的に、人口問題には 2種類の解決策しかない。1 つは「出生率解決策」で、出生率を下げる方法を見つける。もう 1つは「死亡率解決策」で、戦争、飢餓、疫病などにより死亡率を上げる方法を見つけることだ」
books.google.co.jp

32. オーストラリアのメルボルンにあるモナッシュ大学のアルベルト・ジュビリーニとメルボルン大学のフランチェスカ・ミネルバは、医学倫理ジャーナルに掲載された論文の中で次のように述べている。:「出産後に中絶が正当化されるような状況が発生した場合、いわゆる出産後中絶は許容されるべきだ。…私たちは、この行為を「幼児殺害」ではなく「出産後中絶」と呼ぶことを提案する。これは、殺された個人の道徳的地位が子どもではなく胎児のそれに匹敵することを強調するためだ。したがって、私たちは、中絶が許容されるすべての状況において、新生児を殺すことは倫理的に許容できると主張する。そのような状況には、新生児が(少なくとも)許容できる人生を送る可能性があるが、家族の幸福が危険にさらされている場合が含まれる」
論文「胎児は生きるべきなのか?」

33.ヒラリー・クリントンの主要顧問ニーナ・フェドロフ:「私たちは世界人口の増加率を下げ続ける必要がある。地球はこれ以上の人口を支えることができない」
brainyquote.com

34.バラク・オバマ大統領の主要科学顧問ジョン・ホールドレン:「 2人目または 3人目の出産後に女性に不妊手術を施すプログラムは、精管切除よりも手術が比較的難しいにもかかわらず、男性に不妊手術を施すよりも実施しやすいかもしれない」
quotefancy.com

35.ジョン・ホールドレンの別の引用:「人口抑制策が直ちに効果的に開始されなければ、人間が投入できるすべての技術をもってしても、これから起こる悲惨さを防ぐことはできないだろう」
quotefancy.com

36.シエラクラブ初代事務局長デイビッド・ブラウアー:「親が政府の許可証を持っていない限り、出産は社会に対する罰すべき犯罪であるべきだ…すべての潜在的な親は避妊薬の使用を義務付けられ、政府は出産を希望する国民に解毒剤を支給すべきだ」
David Brower

37. モーリス・ストロング:「私たちが自発的に世界の人口を減らすか、自然が残酷な形で私たちに代わって人口を減らすかのどちらかだ」
populationmatters.org

38. 米国務省人口問題局元職員のトーマス・ファーガソン:「我々の活動の背後には、人口レベルを減らさなければならないという一つのテーマがある。政府が我々のやり方で、きれいな方法でそれを実行するか、エルサルバドルやイランやベイルートで起きているような混乱に陥るかのどちらかだ。人口は政治的な問題だ。人口が制御不能になると、それを減らすには独裁的な政府、ファシズムさえも必要になる…」
sott.net

39. ミハイル・ゴルバチョフ:「私たちは、性、避妊、中絶、人口をコントロールする価値観についてもっと明確に語らなければならない。なぜなら、環境危機は、簡単に言えば人口危機だからだ。人口を 90%削減すれば、環境に大きなダメージを与えるほどの人口は残らないだろう」
facebook.com

40. ジャック・コストー:「世界人口を安定させるためには、1日あたり 35万人を削減する必要がある。これを言うのもひどいことだが、言わないのも同じくらいひどいことだ」
pop.org

41.フィンランドの環境保護活動家ペンティ・リンクラ:「もし押せるボタンがあったら、何百万人もの人が死ぬことになるとしても、私はためらわずに自分を犠牲にするだろう」
Pentti Linkola

42. 作家ダン・ブラウン:「人口過剰は非常に深刻な問題であり、私たち全員が何をすべきかを問う必要がある」
populationmatters.org

43.エリザベス2世女王の夫であり、世界自然保護基金の共同創設者であるフィリップ王子:「もし生まれ変わるなら、人口過剰の解決に貢献するために、致死的なウイルスとして生まれ変わりたい」
goodreads.com

44. アシュレイ・ジャッド:「貧困国で飢え死にする子どもたちがいる中で、子どもを産むのは許しがたいことだ」
populationmatters.org

45. ロンドン大学家族計画教授ジョン・ギルボー:「子どもを一人減らすことが地球に与える影響は、電気を消すなど私たちが行う他のすべてのことよりも桁違いに大きい。子どもが一人増えるということは、地球を横断する飛行機の回数に等しい。」
gazette.com

46. ビル・ゲイツ:「現在、世界の人口は 68億人だ。その数は 90億人に達する見込みだ。今、新しいワクチン、医療、生殖保健サービスに本当に力を入れれば、人口をおそらく 10~ 15パーセント減らすことができるだろう」
Reuters

47. チャールズ・ダーウィン:「野蛮人の場合、肉体的または精神的に弱い者はすぐに排除され、生き残った者は一般に強健な健康状態を示す。一方、我々文明人は、排除の過程を阻止するために最大限の努力をする。我々は、白痴、障害者、病人のための施設を建設し、救貧法を制定し、我々の医師は最後の瞬間まですべての人の命を救うために最大限の技術を尽くす。ワクチン接種によって、かつては虚弱体質のため天然痘で亡くなっていたであろう何千人もの人々が救われたと信じるに足る理由がある。このようにして、文明社会の弱い者は同類を繁殖させる。家畜の飼育に携わったことのある者であれば、これが人類に非常に有害であることに疑いはないだろう。世話を怠ったり、間違った方向に向けられた世話が、いかに早く家畜の退化につながるかは驚くべきことである。しかし、人間自身の場合を除いて、最悪の動物を繁殖させるほど無知な人はほとんどいない」

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チャールズ・ダーウィン『人間の由来』より

 

ここまでです。

何だかんだいっても、最初と最後のダーウィンの言葉がすごいですね。

> 野蛮人の場合、肉体的または精神的に弱い者はすぐに排除され、生き残った者は一般に強健な健康状態を示す。

(笑)

ちなみに、私自身は、地球には独自の自浄作用があると考えていて、たとえば、氷河期が来たり、磁場の反転があったりした場合、考えられない数の人類が死滅します。場合によっては、現在の火星のように、完全に惑星上の生物が全滅する可能性もあります(参考記事)。

氷河期の場合は、文明の発展の中で乗り越えられるかもしれないですが、磁場の反転に関しては、それを乗り越えることは、まあ無理です。しかも、これらは過去の歴史では実際に何度も起きていることで、今後も「必ず起きる」ことです。

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人為的な人口削減ということが、この地球の自浄作用と比較して、いかに無駄で安定性のないものなのかとは思います。

しかし、人口削減、あるいは優生学に関しての考え方は人それぞれですので、特に個々の主張を否定するつもりもないです(もちろん肯定もしません)。

ちなみに、その地球の自浄作用はそろそろ始まる段階だと感じています。

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