https://ameblo.jp/drminori/entry-12882056803.html
<転載開始>
インフルエンザが猛威をふるっていたせいでしょうか。
こんなニュースが医師サイトで掲載されていました↓
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急患受け入れ率コロナ並み インフルで病床逼迫、岡山
2025年1月10日 (金)共同通信社
岡山県医師会は9日、県内で救急患者に対する受け入れ率が、5日までの1週間で50.88%となり、医療崩壊が危ぶまれた新型コロナウイルス流行時に匹敵するレベルに低下したと発表した。
インフルエンザの流行による病床逼迫(ひっぱく)が要因とみており、県医師会は「マスクの着用や手洗いなどで対策し、体調不良時に外出しないで」と訴えた。
医師会によると通常の受け入れ率は85%程度。
県内で報告されたインフルエンザ患者数は昨年12月23~29日で1医療機関当たり63.76人で、過去10年で最多だという。
松山正春(まつやま・まさはる)会長は、インフルエンザ警報が出れば通常は患者数が減るが「関係なく増えている」と指摘。
今後も高水準で推移することが予想されると懸念を示した。
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抗インフルエンザ薬が不足しているからか出荷制限が相次いでいるようです。
医師サイトでも報じられていました。
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インフルエンザ急拡大で出荷制限相次ぐ、タミフルやゾフルーザも
厚労省が適正使用と発注の協力を依頼
2025年1月10日 (金)配信
インフルエンザの急速な感染拡大に伴い、抗インフルエンザウイルス薬の出荷制限が相次いでいる。
1月8日に沢井製薬がオセルタミビルの供給一時停止を公表、翌9日に中外製薬がタミフル、塩野義製薬がゾフルーザの限定出荷をそれぞれ発表した。
中外製薬は「一部の抗インフルエンザウイルス剤が品薄となっている影響により、需要が想定を大幅に上回っている」、塩野義製薬は「一部の抗インフルエンザウイルス剤の供給制限の影響もあり、さらなる需要の増加も想定される」と説明。
1月10日には東和薬品がオセルタミビルを限定出荷とした。
イナビル、リレンザ、ラピアクタは1月10日午前時点では通常出荷となっている。
厚生労働省は今シーズンのインフルエンザの流行を見据え、抗インフルエンザウイルス薬の供給見込み数を昨シーズンの1449.2万人分から2432.5万人分に増加していた。
しかし、1週当たりの感染者数が過去最多を更新する爆発的な感染拡大に供給が追いついていない状況だ。
厚労省は1月9日、「抗インフルエンザウイルス薬の適正な使用と発注について(協力依頼)」とする通知を発出。
過剰な発注を控えることや、5歳以上の患者にはドライシロップではなく吸入薬の処方を検討するよう依頼している(通知は、厚労省ホームページ)。
各薬品の出荷状況は下記の通り(1月10日正午時点)
【出荷停止】
オセルタミビル DS3%「サワイ」 1月下旬再開予定
オセルタミビルカプセル75mg「サワイ」 2月上旬再開予定
タミフルカプセル75 100カプセル包装 2月下旬再開予定
【限定出荷】
オセルタミビル錠75mg「トーワ」
タミフルカプセル75 10カプセル包装
タミフルドライシロップ 3%
ゾフルーザ錠10mg
ゾフルーザ錠20mg
【通常出荷】
イナビル吸入粉末剤20mg
イナビル吸入懸濁用160mgセット
リレンザ
ラピアクタ点滴静注液バイアル150mg
ラピアクタ点滴静注液バッグ300mg
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そしてジェネリックの沢井製薬は供給を一時停止。
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沢井製薬「オセルタミビル」の供給を一時停止
2025年1月9日 (木)配信
(1月9日22時追記・中外製薬は1月9日午後、『タミフル®カプセル75』の100カプセル包装を出荷停止、『タミフル®カプセル75』の10カプセル包装と『タミフル®ドライシロップ 3%』を限定出荷(他社品の影響)とすると発表した。)
(1月10日9時追記・東和薬品は1月10日、『オセルタミビル錠75mg「トーワ」』を限定出荷(その他)とすると発表した。)
沢井製薬は1月8日、抗インフルエンザウイルス剤『オセルタミビルカプセル 75mg』と、水に混ぜて飲むドライシロップ型の『オセルタミビル DS3%』の供給を一時停止すると発表した。
カプセル型は2月上旬、ドライシロップ型は1月下旬に供給を再開する見込み。
オセルタミビルカプセルはインフルエンザ治療薬「タミフル」の後発薬。
2024年12月中旬以降のインフルエンザの急激な感染拡大により、需要が想定を大幅に上回った。
インフルエンザは、2024年12月には既に2023年度のピーク時の2倍の感染者数となった(『インフルエンザ患者数、既に昨季ピーク時の2倍』を参照)。
沢井製薬は、ホームページ上で「製薬会社としての重要な使命であります医薬品の安定供給を確保できず、多大なるご迷惑をお掛けすることとなり、心より深くお詫び申し上げます」との文書を公表している(沢井製薬のホームページ参照)。
タミフルの後発薬は沢井製薬の他に東和薬品が錠剤を販売しており、先発薬である中外製薬のタミフルとともに、1月9日11時時点では通常出荷となっている。
厚生労働省が2024年11月21日に都道府県に宛てた通知によると、2024年度分では、タミフルは400万人分、オセルタミビル「サワイ」は260万人分、オセルタミビル「トーワ」は64.1万人の供給を見込んでいた。
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出荷制限されているのはインフルエンザの薬だけではないのですよ。
局所麻酔薬や抗生剤、下剤なども発注しても出荷調整や出荷制限により入って来なくて困ってます
一部の漢方薬もです。
こんな経験、初めてです。
医薬品が不足する、手に入らないなんてこと、今まで無かったですから。
製薬会社と卸の事情もあるのでしょうが、今まで普通に入ってきていた薬が入って来ないのはおかしいです。
何かあるのでは?と疑ってしまうのも無理はありません。
うちの診療所は抗インフルエンザ薬は患者さんに処方することがないので、何も困らないのですが、普段使っている薬が入って来ないのは本当に困ります
工場にはあるけど出荷調整で出していないのか、工場で製造をコントロールあるいは中止しているのか、ちょっと事情は分かりませんが、何やら国際情勢なども関係しているのかな・・・と勘ぐってしまいます。
それにしても抗インフルエンザ薬ってそんなに出されてるんですね。
もう10年以上服用したことがないので分かりませんが、そんなに効くのでしょうか。
インフルエンザワクチンや治療法について記事を書いていますので是非こちらを参考になさってください↓
<転載終了>