とある民間救急ドライバーの日常さんのサイトより
https://ameblo.jp/namachocoponzu/entry-12882399337.html
<転載開始>

 TODAY'S
 
病院のロビーで聞いた葬儀屋さんの違和感


こんにちは!生チョコぽん酢です。

近頃はインフルエンザが猛威をふるっており、病院では再びコロナ禍当初のような警戒モードとなっています。

せっかく病棟に入れる病院が増えてきて仕事がしやすくなってきたというのに、また部外者立ち入り禁止という謎のルールが始まっているのです。

これがどれだけ困るのかは以前も何度かお伝えしたことがありますが、例えばこちらをご参考ください。

 

お国からのお達しがあったのか、それとも病院側の学習能力に問題があるのか。

私には背景が分かりませんが、どちらにしてもこの判断を繰り返す事が不思議でたまりません。

何故かって、病院の中には大勢の看護師、介護士、医師、事務員、清掃スタッフが毎日出入りしており、これら院内スタッフには自宅があり家族があり交友関係がある。

私のような外部の搬送スタッフを遮断したところで、前提が何も変わらないのです。

院内スタッフがプライベートを全て放棄して、周りとの繋がりを絶っているのなら話は別ですが、そんなことないですよね。

もちろんそれは結果としても現れておりますでしょ。
コロナがスタートした当初なんかは、それはもう徹底されておりましたが、どこの病院もクラスターを繰り返しておりました。

前回投稿した記事とも関連しますが、現代の医学は理論的ではなく感情的でフワッとした信仰のような分野になりましたよね。

コロナワクチンしかり、インフルワクチンしかり、こうした感染対策しかり、

5年経ち結果が全くともなっていないにも関わらず、こうしたカタチの信仰にすがるしかないのですから、

人間の弱さといいますか、もろさといいますか、そういった危うさを感じざるを得ません。


さて、こうした中、とある病院に搬送の為に来ました。

ここの病院は前日までは病棟に入って患者さんの運び出しからお手伝いできたわけですが、1階の受付で面白い会話をします。

私「患者さんのお迎えです

事務「病棟には入れませんので1階でお待ちください

私「え?あ、今日からそうなったのですね

事務「え?ずっとそうでした

私「え?でも昨日も病棟入っていましたけど

事務「え?

私「え?

もうね、雰囲気だけで仕事しているのがひしひしと伝わってきます。

今日は入れないムードだったようなので、仕方なく1階の椅子に座って、病棟から看護師さんが患者さんをおろしてくるのを待ちます。

40分後に降りてきました。

看護師さんもイライラしています。

そりゃそうです、余計な仕事をさせられているのだから。

でもこっちからすると、40分も遅刻された上にイライラした人の対応をしなければいけないので、踏んだり蹴ったりなのです。

まぁこうした理不尽さは慣れっこですけどね。


ちなみに話は前後しますが、1階で40分待っている間にとても興味深い話を聞くことができました。

私の隣に亡くなった患者さんのご家族と、葬儀屋さんが座り、お話を始めたのです。

葬儀屋さんの話では、今めちゃくちゃ火葬場が混んでいるらしい。

それに加え費用が大幅に安くなるからと、直葬を激押ししていたのです。

会話形式で書くと長くなるので割愛するのですが、とにかく激押ししていたのが印象的でした。

それはもう不自然なほどに。
 
コロナ禍に入り直葬なる概念が一気に広まった気がしますが、もしかしてこちらにもお国のほうからお達しがあったのかもしれませんね。

直葬を推奨するように」とか。

そもそも、本来葬儀屋からすればきちんと葬式をしてもらった方が儲かるわけです。

恐らくですが(私の予想ですが)、火葬場が混みすぎているせいで葬式のスケジューリングが大変になっているのではないでしょうか。

その苦労を考えると、一回一回きちんと葬儀してもらうよりも、直葬した方が流れ作業でずっと楽なのでしょう。

数をこなせる時代ならではのビジネスモデルなわけです。

数が出ない頃はしっかり豪勢な葬式をしてもらった方が客単価が上がる、
 
数が多くなり過ぎたら回転率を高める為に直葬になる、

社会的土台が変わった事により、葬儀ビジネスも変化しつつあるということでしょう。


ちなみにうちの市区町村では今、2週間待ちみたいですね火葬が。
 
夏場は3日程度だった人もいましたから、もしかしたら私の仕事と同様に冬季が繁忙期になっているのかもしれませんが、
 
都心の方では1ヶ月待ちなんて聞いたことがありますが、皆さんの地域ではどうでしょうか。

何にしても、2025年の超過死亡数も半端じゃないような気がしてなりません。

この件については続きがありますが長くなりすぎたので次回に書かせてもらいます。
 
今週も頑張りましょう。

 

 

おわり



<転載終了>