https://nofia.net/?p=25012
<転載開始>
致死率が高いとはいえ、感染が確認されたのは、たった 9人です。
マールブルグウイルス病の発生の疑い – タンザニア
WHO 2025/01/14
Outbreak of suspected Marburg Virus Disease – United Republic of Tanzania
状況の概要
2025年1月10日、WHO はタンザニア連合共和国のカゲラ地域で、マールブルグウイルス病(MVD)の疑いのある症例について、国内の情報源から信頼できる報告を受けた。
6人が感染し、そのうち5人が死亡したと報告されました。症例は頭痛、高熱、背部痛、下痢、吐血、倦怠感、そして病気の後期には外出血(開口部からの出血)という同様の症状を示した。
2025年1月11日現在、ビハラムロとムレバの 2つの地区で、8人の死亡(致死率 89%)を含む 9人の疑いのある症例が報告されている。
2人の患者からサンプルが採取され、国立公衆衛生研究所で検査された。結果は公式の確認を待っています。医療従事者を含む接触者は両地区で特定され、追跡調査中であると報告されている。
カゲラ地方のブコバ地区では、2023年3月に初めてマールブルグ病の発生が見られ、オオコウモリなどの人獣共通感染症の病原体がこの地域に定着したままとなっている。2023年3月の発生は 2か月近く続き、 9人が感染して 6人が死亡した。
このマールブルグウイルス病が疑われる発生リスクは、いくつかの懸念される要因により、タンザニア全土レベルで高いと評価されている。
影響を受けた疑わしい症例には医療従事者も含まれており、院内感染のリスクが浮き彫りになっている。発生源は現在不明だ。
現時点では世界的なリスクは低いと評価されている。
以下は、10年前の記事ですが、着々と抗生物質が効かないバクテリアの拡大は続いているようです。
・最終救済薬コリスチンを含めた「すべての抗生物質が無効」のウルトラ耐性菌が猛スピードで全世界に拡大している
In Deep 2015年12月7日
コロナ後も、風邪やらインフルエンザやらで抗生物質を処方する事例も増えていると見られ、この傾向はさらに拡大すると思われます。
昨年上半期に439人死亡…「スーパーバクテリアのラスボス」CRE感染の死亡急増=韓国
中央日報 2025/01/16

韓国でどんな抗生剤も効かず「スーパー細菌」「スーパーバクテリア」と呼ばれる細菌感染が急増し、これにより死亡する患者が大きく増加している。
議政府(ウィジョンブ)聖母病院泌尿医学科のペ・ソンラク教授は16日に韓国国会で開かれた「抗生剤多剤耐性菌尿道感染の効果的統合対応体系構築に向けた政策討論会」でこうした事実を公開した。討論会は野党「共に民主党」のパク・ヒスン議員が主催した。
スーパーバクテリアと呼ばれる問題の細菌は、カルバペネム系の抗生剤に効果がない腸内細菌(CRE)だ。
医療機関からCRE感染症患者が発生したと報告があった件数が2017年の5717件から毎年増加し、2023年には3万8405件に増えた。5年間で5.3倍に増えた。昨年1~6月には2万5533件の報告があり、さらに急激に増加している。
死亡者は5年間で37人から633人に17.1倍増えた。昨年1~6月には439人が死亡している。
カルバペネム系の抗生剤はいま使える最後の抗生剤とされる。この薬を使ったのに効かなければ使える薬は特にないという意味だ。
こうした事態が広がる最大の理由は、抗生剤の無分別な使用と誤用のためだ。
ペ教授は「(韓国の)抗生剤使用量が経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち8位を占める」と懸念する。尿道感染や腎盂腎炎などの患者に抗生剤を無分別に使うのが問題で、これらの疾患は所得が低いほど発病率が高いという。
ペ教授は世界保健機関(WHO)の警告を引用した。2050年の世界の主要死亡原因を予測したところ、がんによる死亡者が820万人、抗生剤耐性菌による死亡者は1000万人と示されたという。
昨年の抗生剤耐性管理予算は18億ウォン(約 1.9億円)だ。仁済(インジェ)大学病院泌尿医学科のミン・グォンシク教授は「韓国の医療は世界トップだが水面下には後進国水準の分野がまれにある。韓国政府が福祉には予算を多く使いながら国民の基本権である健康権には投資しない」と批判した。
<転載終了>