とある民間救急ドライバーの日常さんのサイトより
https://ameblo.jp/namachocoponzu/entry-12884415037.html
<転載開始>

 TODAY'S
 
奇妙な出来事


こんにちは!生チョコぽん酢です。

今日はここ2日間で起こった奇妙な出来事を厳選して2つ書いていこうと思います。


1)言っている事とやっている事

私はとある施設に患者さんを送り届けました。

その後、車に積んである荷物を両手に持ち再び施設の中に入ります。

私「こちらのお荷物もよろしいでしょうか

そう言うと、離れたところにいた相談員のおばさんが私を見て、小走りで近づいてきました。

両手に患者さんの荷物を持つ私と向かい合う格好となった相談員。

相談員は自身の両手を伸ばし私の両手の荷物を掴みます。

そして怒った顔と声でこう言うのです。

相談員「(深いため息)あの。荷物置いてもらっていいですか?

ふむ。

私はこう言いました。
私「荷物を床に置くのは構いませんが、手を離してもらってもいいですか?
 

この物語のポイント

床に置いて欲しいなら自身の両手で荷物を掴む動作が不要で、むしろ床に置く動作に移ることを妨害している。

これは昭和のヤクザが相手の足の甲を踏みながらどついて「ああん?お前どつき返したな?!」などと言うのと変わらない。

床に置いて欲しいなら最初から「そこに置いておいてください!」で終わり、近づいてくる必要すらない。

総合的に行動と目的の整合性が取れていない。

 

2)1万円札の行方

私の仕事は役所との関わりも多く、月末になると大量の郵送物が発生します。

その為、月末月初は郵便局に行く機会が多いのですが、今日も用事を済ませて郵便局の外に出ました。

すると、地面に1万円札が落ちているではありませんか。
 
おおかた、郵便局のATMでお金をおろして、仕舞う過程で落ちてしまったのでしょう。

私は一瞬ポケットに入れようかとも思いましたが、結局郵便局に届けることにして、1万円札を拾ったところ、

ものすごく身なりの汚いお爺さんが私に近づいてきて

ふんっふんっふんっふんっ

と、変な声が出るくらいの勢いで私にジェスチャーしてきます。

自分のだと。

私はお爺さんにその1万円札を渡して帰ってきました。
 
この物語のポイント
 
ただの通りすがりの浮浪者説が拭い去れない。

でも誰かの財布から落ちた時点で、そのお金が誰のものなのかを証明する手段は殆ど残されていない為、

本気で「自分のだ」と曲げずに主張すれば誰のものにでもなるのが現金だなと痛感する。

お金は落とした時点でオシマイですから気を付けましょう。
 
余談ですが帰り道、無意識に"釣行帰り"だと錯覚したのはどうしてだろう。

 

おわり


<転載終了>