https://nofia.net/?p=25490
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この記事の前の記事では、ペルーの川が赤く染まったことを取り上げましたが、同じ南米のアルゼンチンでも起きているようです。
アルゼンチンの運河が真っ赤に染まり、住民を不安にさせている
BBC 2025/02/07
Argentina canal turns bright red, alarming residents
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス郊外の運河が 2月6日日に真っ赤に染まり、地元住民を不安にさせた。
写真やビデオには、生態保護区に隣接するラプラタ川の河口に流れ込む濃い色の水が映っている。
地元メディアの報道によると、この色は繊維染料の投棄か、近くの倉庫から出た化学廃棄物によるものかもしれないという。
環境省は声明で、色の変化の原因を究明するためにサランディ運河から水のサンプルを採取したと述べた。
住民らは、首都中心部から約10キロ離れた皮革加工工場や繊維工場が立ち並ぶ地域を通る水路に、多くの地元企業が有毒廃棄物を廃棄していると主張している。
川が赤く染まるニュースは久しぶりです。数年前まではよくありまして、カテゴリー「地球の記録 – 川が赤く染まる」などにあります。
ペルーのリマック川という川で、突然、以下のようになったようです。
ペルーのリマック川が突然ピンク色に
newsweek.com 2025/02/06
Peru’s Rímac River Suddenly Appears Pink
ペルーのリマにあるリマック川では、住民が川の水が鮮やかなピンク色に染まっている様子を撮影し、今週初めに懸念と警戒が広がった。
今週初め、リマック川の水が鮮やかなピンク色になっているのに気づいた人々はソーシャルメディアで衝撃を表明した。
リマック川はリマとカヤオにとって最も重要な飲料水源と言われている。リマに住むおよそ 1,000万人が飲料水をリマック川に頼っている。
川がピンク色に染まったのは今回が初めてではないという投稿もあった。
この川は廃棄物やゴミの投棄場所として利用されることも多く、2月4日に川の水がピンク色に染まった。この変色を受け、リマ首都圏自治体が調査に乗り出した。
変色した水のサンプルは 4日の夜に採取され、研究所に送られたという。
4日の夕方、リマの水道・下水道サービス会社セダパルは、この変色について言及する動画とメッセージをフェイスブックに投稿した。メッセージの中でセダパルは、「リマとカヤオの住民に供給される飲料水の品質と安全性を保証している」と述べた。
メッセージには、セダパル工場での水処理は「品質基準を厳守し、通常通り実施された」と付け加えられた。
2月6日の時点では、変色の公式な理由は明らかにされていない。環境専門家のマリア・アンジェリカ・ビジャサンテ氏は、英国「USサン」に対し、変色は地元の工場からの汚染物質が原因で起きた可能性があると語った。
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