yocchan_no_blog3さんのサイトより
https://yocchan-no-blog3.blog.jp/archives/7466205.html
<転載開始>
Photo-1
キム・ヴィトチャクは薬の安全性を訴える活動家であり、製薬業界の改革に専念する非営利団体「ウッディ・マターズ」の共同設立者である。彼女は、2003年に抗うつ薬「ゾロフト」を処方された後に自殺した夫ウッディの悲劇的な死を受けて活動家になった。それ以来、彼女は精神科薬のリスクやFDAのような規制当局の欠点についての認識を高めるために活動し、彼女は諮問委員会で消費者の代表としても活動してきた。
Photo-2:キム・ヴィトチャク
私は決して擁護者になろうとは思ってはいなかった。私は医者でもなければ、科学者でもない。政策に関する専門家でもなかった。ただ、他の多くの人たちと同様に、私たちの医療制度が私たちを守るために設計されていると盲目的に信じていたごく普通の人間であった。
Photo-3:The Story of the Accidental Advocate - KIM WITCZAK - Click to read full story
不眠症のために処方された抗うつ薬「ゾロフト」による夫ウッディの悲劇的で、かつ、まったく予期しなかった喪失の後、私は想像もしなかった世界に突入した。そこでは、医療は単に治療だけではなく、患者の安全よりも企業の利益を優先し、起こり得る害を隠し、一般の人々を暗闇に置いておくシステムと深く絡み合っていた。
影響を与える蜘蛛の巣:
Photo-4
蜘蛛の巣はどのように機能するのか:
これは一人の悪役がどうのこうのという話ではなく、孤立した腐敗の問題でもない。これは医療システム全体の問題なのである。その構造全体がより多くの薬を市場に送り込み、ごく普通の人間に医療の経験をさせ、無視できないほどの健康被害が発生した時にだけそれらを認めるように設計されている。
これは単なる理論ではなく、十分に記録されている。たとえば、「病気を売る: 世界最大の製薬会社がわれわれ全員を患者に変えた手法」の書籍の中で、レイ・モイニハンとアラン・カッセルズは製薬企業がどのようにして病気を作り出し、診断基準を拡大し、一般の人々にごく普通の生活経験が医療介入を必要とすることを納得させようとすることを暴露した。
その着地点は?
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それはもっと根本的な質問を発することから始まる:
しかし、正しい質問をするだけでは不十分だ。
最終的な考え: 蜘蛛の巣を壊すこと
これで全文の仮訳が終了した。
参照:
<転載終了>
https://yocchan-no-blog3.blog.jp/archives/7466205.html
<転載開始>
「政府機関の捕捉」という言葉がある。この言葉は政府機関と民間企業との癒着を指す言葉であって、政府機関が民間企業の影響下に捕り込まれた状況を指す。
新型感染症用mRNAお注射のメーカー(たとえば、ファイザー)と新薬を承認する政府機関(たとえば、米国のFDA)との腐敗した関係性はわれわれの記憶に新しい。今、新たな事実がイーロン・マスクが率いるDOGEによって掘り起こされようとしている。また、それよりも以前には、遺伝子組み換え作物に使用される除草剤(たとえば、ラウンドアップ)のメーカーであるモンサント(後にドイツのバイエル社によって吸収された)を相手取って行われた発癌性に関する集団訴訟もそれほど昔の話ではない。
不幸なことには、これらの出来事は典型的な政府機関の捕捉によって一般庶民の健康や安全を確保することは軽視され、関連企業による利益確保が最優先された事例である。そして、同様の事態は手を変え、品を変えて、しょっちゅう起こっている。
しばらく前の除草剤のラウンドアップや今回の新型感染症を巡って起こった政府機関の捕捉について、私は「芳ちゃんのブログ」、ならびに、その後の引っ越し先のサイト「https://yocchan-no-blog3.blog.jp/」)でさまざまな見解をご紹介をしてきた。新しい知見が報告されると、それらはわれわれの理解の幅をさらに広げ、より深くしてくれることが常だ。
ところで、ここに「蜘蛛の巣に引っかかった ― われわれの政府機関は如何にして製薬大手に捕捉されたか」と題された記事がある(注1)。
本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。
***
副題:ゲストのキム・ヴィトチャクによる執筆
Photo-1
キム・ヴィトチャクは薬の安全性を訴える活動家であり、製薬業界の改革に専念する非営利団体「ウッディ・マターズ」の共同設立者である。彼女は、2003年に抗うつ薬「ゾロフト」を処方された後に自殺した夫ウッディの悲劇的な死を受けて活動家になった。それ以来、彼女は精神科薬のリスクやFDAのような規制当局の欠点についての認識を高めるために活動し、彼女は諮問委員会で消費者の代表としても活動してきた。

Photo-2:キム・ヴィトチャク
私は決して擁護者になろうとは思ってはいなかった。私は医者でもなければ、科学者でもない。政策に関する専門家でもなかった。ただ、他の多くの人たちと同様に、私たちの医療制度が私たちを守るために設計されていると盲目的に信じていたごく普通の人間であった。
しかし、人生というのは私たちが最も予期しないときに私たちを舞台に引っ張り出す方法を用意している。
Photo-3:The Story of the Accidental Advocate - KIM WITCZAK - Click to read full story
不眠症のために処方された抗うつ薬「ゾロフト」による夫ウッディの悲劇的で、かつ、まったく予期しなかった喪失の後、私は想像もしなかった世界に突入した。そこでは、医療は単に治療だけではなく、患者の安全よりも企業の利益を優先し、起こり得る害を隠し、一般の人々を暗闇に置いておくシステムと深く絡み合っていた。
20年以上にわたり、私はこのシステムが実際にはどのように機能しているのかを最前列で見てきた。医療雑誌や華やかな製薬広告で見られるような厳格な監視の幻想ではなく、業界による影響がすべての段階に織り込まれている現実を見てきた。
私は規制当局者と会い、FDAや議会で証言し、ファイザーに対して不当な死亡、ならびに、警告義務違反の訴訟を提起し、消費者代表としてFDAの精神薬理学薬剤諮問委員会の席を得ることになった。
また、私はイタリアのエリチェで開催された「Selling Sickness」(疾病を売る)、「Too Much Medicine」(薬が多過ぎる)、および「Harms in Medicine」(医療における健康被害)といったテーマでのグローバルな会議でも講演し、参加した。そこでは、世界的に主要な地位を占める専門家の何人かは主流の医学界ではほとんど誰もが言おうともしないような事実を認識していた:
つまり、私たちの医療制度は健康を希求するものではなく、ビジネスを希求するものである。
そして、このビジネスにおいては健康被害は偶然の産物ではない。これは医療システムに組み込まれているのである。
このことを認識すればするほど、私は次のことに気付くとになった:
私たちはただの患者ではない。私たちはお客様なのである。そして、私たちは皆が大手製薬会社の影響力の蜘蛛の巣に閉じ込められているのである。
影響を与える蜘蛛の巣:
私は学べば学ぶほど、製薬業界がどれほど深く埋め込まれているかが分かってきた。それは薬の開発や市場開拓においてだけではなく、私たちの医療システムのあらゆる場面においてである。
だからこそ、私は「製薬大手による蜘蛛の巣の影響」を作成した。これはこのシステムが人々の健康を優先するものではなく、病気を販売し、健康被害を最小限に抑えたり、それらを軽視したり、隠したりするように設計されていることを視覚的に示すためのものだった。
臨床試験の設計から始まって規制当局の承認に至るまで、消費者向け広告から医療教育に至るまで、医学雑誌の管理から異議を唱える声を抑圧することに至るまで、業界は医師や患者、さらには、規制当局者を製薬業界依存のサイクルに閉じ込めてしまい、複雑で、かつ、自己強化的なネットワークを構築しているのである。
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蜘蛛の巣はどのように機能するのか:
▪ 臨床試験は、多くの場合、利益を得る製薬企業自身によって設計され、資金提供が成され、管理されている。彼らはデータを操作して、自社の利益を確実に最大化し、リスクを隠し、否定的な結果を埋もれさせ、データを歪曲し、全く公表しなかったりもする。
▪ FDAのような規制当局は監視するべき企業と深く癒着する。FDAの予算の50%以上は、製薬業界が支払うユーザー・フィーに由来しており、回転ドアを経由して多くの重要な意思決定者が製薬企業から送り込まれ、後に古巣へと戻って行くことが保証されている。
▪ 医学雑誌は広告収入や転載収入、業界のスポンサーによる研究を通じて製薬会社から流れる資金に依存しており、医薬品の安全性に必要な独立した精査を酷く制約してしまっている。多くの研究はゴーストライターによって執筆されているか、製薬会社の信頼できるメッセンジャーとして機能する有料の「主要な意見を述べるリーダー」(KOL)によって作成される。
▪ 医師たちは、まさに薬漬けの状態から利益を吸い上げるシステムを背景にして作成された治療ガイドラインにどっかりと乗っている「最良の治療法」を学び、業界から資金提供を受けたプログラムを通じて教育を受ける。
▪ かつては独立した草の根組織であった患者擁護団体は業界の資金によって取り込まれ、最も大きな声はしばしば製薬会社の利益を優先し、患者のニーズには応えないことが保証されている。私は彼らを「偽りの草の根運動を行う」患者グループと呼んでいる。彼らは本物の草の根組織のように装っているが、実際にはそれとは真逆である。
▪ スクリーニングや指針は病気の定義の枠を継続的に拡大しており、より多くの人々を生涯の顧客へと組み入れている。
これは一人の悪役がどうのこうのという話ではなく、孤立した腐敗の問題でもない。これは医療システム全体の問題なのである。その構造全体がより多くの薬を市場に送り込み、ごく普通の人間に医療の経験をさせ、無視できないほどの健康被害が発生した時にだけそれらを認めるように設計されている。
これは素晴らしいビジネスモデルであるのだろうが、公衆衛生戦略としては完全に壊滅的である。
「皆に売り込む」:医療におけるビジネスモデル
もしもこれが陰謀のように聞こえるならば、1976年にフォーチュン誌とのインタビューでメルクのCEOであったヘンリー・ガドスンが行った大胆な告白を考えてみていただきたい:
「私たちが抱えてきた問題は薬の可能性を病気の人々だけに制限してきたことだ。私たちは薬を、リグリーのガムのように、誰にでも提供することができるのかも知れない・・・ 健康な人々のために薬を作り、売ることは私の長年の夢だった。誰にでも売るのだ。」 ― メルク社の元CEO、ヘンリー・ガドスンの言。
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このことを感じ取っていただきたい。
これは病気を治すことではなく、市場を拡大することであった。
ガズデンが抱いた将来像は単に病気を治療するだけではなく、日常生活を医療の対象とすることであり、健康であれ病気であれ、すべての人たちが生涯の顧客となるような、ゆりかごから墓場までのモデルを作り出すことであった。さまざまな種類のガムを販売するのと同じように、誰もが楽しめるものだ。ジューシー・フルーツ、ビッグ・レッド、ダブル・ミント、スペア・ミント、等。
そして、まさにそのような状況が起こったのである。
今日、私たちは次のようなシステムの中で毎日を送っている:
▪ 日常の感情、つまり、悲しみや心配、恥ずかしさ、等は治療を必要とする医療状況として再ブランド化されている。
▪ 予防医療はしばしばライフスタイルの変化ではなく、生涯にわたる処方を意味する。
▪ 薬は「心配をする健康な人々」に向けて販売され、普通の人間の日常の経験を診断の対象に変えている。
これは単なる理論ではなく、十分に記録されている。たとえば、「病気を売る: 世界最大の製薬会社がわれわれ全員を患者に変えた手法」の書籍の中で、レイ・モイニハンとアラン・カッセルズは製薬企業がどのようにして病気を作り出し、診断基準を拡大し、一般の人々にごく普通の生活経験が医療介入を必要とすることを納得させようとすることを暴露した。
その着地点は?
薬をデフォルト値にし、最後の手段にしない。
薬による健康被害は常に後付けの考えである。
薬による害は珍しいものではなく、予期されるものでもない。しかし、このシステムにおいてはそれらは許容される付随的な損害として扱われ、健康被害が発生した後、命が失われたり永遠に変わったりした後にのみ対処される。
私はFDAの諮問委員会の会議に出席し、新薬の申請を審査してきたが、「革新」や「未解決の医療ニーズ」を優先して、安全性の懸念がしばしば無視される様子を直接目にしてきた。
業界の代表者や諮問委員会の委員が安全信号は市場への投入後に対処することができると主張するのを聞いたことがある。つまり、薬がすでに流通し、害を及ぼして始めて、あるいは、必要なREMS(リスク評価および軽減戦略)プログラムが承認時に求められるということだ。
しかし、市場への投入後に安全問題が認識される頃には、しばしば手遅れである。
このような状況は何度も繰り返されてきた。たとえば、
強力な鎮痛薬:「非依存性」として販売されたが、患者に対して積極的に推進され、依存症と死亡の流行を引き起こした。
SSRIおよび抗うつ薬:特に若者において自殺や暴力のリスクが高まることが長年にわたり関連付けられていたにもかかわらず、数十年にわたり軽視されたり、否定されてきた。他にも、隠れた健康被害としては離脱症状やSSRI後性機能障害(PSSD)が含まれ、多くの患者はこれらについて警告されることはなかった。
抗精神病薬:標準的な用途以外での使用のために広く処方され、深刻な代謝的および神経的副作用を引き起こした。
新型感染症用mRNAお注射:限られた長期的安全性データと害に関する懸念が高まる中、急いで市場に投入され、接種が義務付けられた。これは社会全体に強制された実験的mRNAプラットフォームであった。
毎回、そのパターンは同じである:
業界はリスクを軽視しながら、利点を売り込むが、そのリスクが無視できないほど大きくなるまでは続く。
その時までには、その薬は大ヒットし、何十億ドルもの利益が計上され、このシステムは次の新しい「ブレークスルー」へと移行して行く。
学位以上のものがある:それは生きた経験という真実だ
この闘いで私が学んだ最大級の教訓のひとつは実世界での体験は資格と同じくらいに重要であるという点だ。
これまで何年間にもわたって、当局の筋書きに挑戦する勇敢な学者のお陰で、医科大学や博士課程のプログラム、大学で講演するよう招待されてきた。私は、医療関連の学位を持たないが、米国の壊れた医薬品システムを厳しいやり方で目にすることになった偶然の擁護者として私が辿った旅を共有したいと思う。
しかし、正直に言うと、医療の世界は資格証明書によって動かされている。私は、まさにアルファベット・スープのようだと言いたい。
会議では、参加者は自分の肩書き、つまり、MD、PhD、JD、MPH、等を記載した名札を着用する。これは、話かける前に誰かを評価し、信頼性を判断するための迅速な方法である。そして、私はそれが実際に起こるのを見たことがある:人々は私の名札をちらっと見て、名前の後に印象的な文字列がないのを見て、そのまま通り過ぎて行く。
数年前、私は過剰診断の防止に関する会議で話をしていて、自分のバッジに「キム・ウィトザック、学士」と書かれているのに気付いた。
私は愕然とした。それは本当に必要だったのだろうか?私の名札は私が学士号しか持っていないことを皆に思い出させる必要があったのだろうか?
後ほど、私は医者の友人にその話をしたところ、彼は笑って、言った。「次回は、BAはバッドアスの略だと言ってやれ!」
彼は正しかった。
本当の専門知識は常に高度な学位から得られるというわけではなく、実際の経験、正しい質問をすること、現状を受け入れないことを通じて得られる。
それに対する反論:しかし、専門家って、必要ではないか?
もちろん。MDやPhDを持つ専門家だけを信頼すべきで、彼らが医療政策を形成すべきだと主張する人たちがいる。しかし、それは自分たちがが働いているシステムにおいては偏見や利害の対立がなく、金銭的インセンティブとは無縁であると仮定しているからだ。
現実には、名前の後に最も多くの文字列を持つ人々は多くがコンサルティング料や研究助成金、または、顧問の役割を通じて製薬企業の資金から利益を得ている人たちでもあるのだ。
一方、もたらされた結果に苦しむ患者やその家族はあまりにも頻繁に無視されたままである。
これは変わらなければならない。
もっと立派な質問をしよう:私たちの力を復権させよう。
この旅を通じて私が学んだことがひとつあるとすれば、それはこうだ:誰も私たちを救いに来てはくれない。私たちを守るために設立された政府機関は真の独立性を持って行動するにはあまりにも複雑で、絡み合っている。
私の亡き夫ウッディは「お金を追跡しろ」とよく言っていた。そうすると、真実はもはや無視できなくなる。患者の健康ではなく、製薬会社の利益だけがこのシステムを動かしているのだ。だからこそ、真の変化を生み出す唯一の方法は私たちの意識を高め、透明性を維持し、医学と健康についての考え方を根本的に変えることである。
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それはもっと根本的な質問を発することから始まる:
研究資金は誰が提供したのか?
この人物または機関には、彼らの推奨事項に影響を与える可能性がある財政的な繋がり、知的所有権上の偏見、あるいは、自己利益が存在するのか?
この治療によって実際には誰が利益を得るのか?
私たちは何かを知らされてはいないのではないか?
この薬や治療の長期的な影響は何か?
利益が出ないからといって無視されている、もっと安全な非薬物の代替手段はないのか?
しかし、正しい質問をするだけでは不十分だ。
私たちは財政的インセンティブに基づいて企業利益に主導されたシステムに健康を任せるのをやめなければならない。
私たちは完全な透明性を求め、現状に挑戦し、時には最良の治療法は薬ではなく、私たちの体が本当に必要としていることを十分に理解することであることを認識しなければならない。
一度蜘蛛の巣を見てしまうと、それを見ないでいることはできない。そして、医療がどれほど利益主導の姿勢によって形作られているかを認識すると、最も重要な質問は「私はいったい何を得ることができるか?」ではなく、「私がそうした場合、いったい誰が利益を得るのか?」であることに気付くであろう。
最終的な考え: 蜘蛛の巣を壊すこと
私はこの戦いに巻き込まれたくはなかったが、ひとたび蜘蛛の巣を見てしまうと、見ないでいることはもはや不可能だ。それが私が声を上げ続け、システムに挑戦し、真の責任を求める理由なのである。
なぜならば、この賭けは理論的なものではない。非常に個人的なものだ。
私にとって、この闘いは20年以上前にウッディを切っ掛けにして始まった。しかし、無数の他の人々にとっては、この種の闘いは彼ら自身や彼らの愛する人が彼らを本当に守るために設計されたものではないシステムを信頼して、蜘蛛の巣に捕まった瞬間に始まるのである。
蜘蛛の巣を破壊する時がやって来た。
そして、それが実際にどのようなものであるかを見抜いた時に、闘いは始まるのである。
***
これで全文の仮訳が終了した。
著者ははっきりと目覚めたのである。彼女はこう述懐している。「不眠症のために処方された抗うつ薬「ゾロフト」による夫ウッディの悲劇的で、かつ、まったく予期しなかった喪失の後、私は想像もしなかった世界に突入した。そこでは、医療は単に治療だけではなく、患者の安全よりも企業の利益を優先し、起こり得る害を隠し、一般の人々を暗闇に置いておくシステムと深く絡み合っていた」というくだりは実に秀逸である。
思うに、政府機関の捕捉についてこれ程までに分かり易く述べた記事がはたしてあっただろうか?
過去の4年間を振り返ってみよう。
mRNAお注射が開発されるまでは、スウェーデンを除いて、都市閉鎖が唯一の対抗策として約1年間にわたって各国で実行された。その結果、たとえば、米国では中小のビジネスが数多く廃業に追い込まれた。2020年の12月11日にファイザー社の新型感染症用のmRNAお注射に緊急時の使用として仮の認可が与えられる(モデルナのお注射については12月18日)と、大々的な接種が始まった。それに伴ってお注射の副作用も明るみに出てきた。死亡や慢性的な健康被害だ。死亡事例についての精査については、明らかに、政府当局は恣意的に避けた。長期的な安全性の調査は接種の開始後に行うことが約束されていた筈ではあるが、当局は製薬企業の利益にはならない精査は行おうとはしないようだ。米当局が製薬企業によって捕捉されていたことは明々白々である!
参照:
注1:Trapped in the Spider Web: How Big Pharma Captured Our Healthcare System: By Maryanne Demasi, Ph.D., Mar/13/2025
<転載終了>
ガン検診の広告塔を務めていらっしゃいます。
(日本の一般大衆にガン検診の必要性を啓発するキャンペーンを展開していらっしゃいます。)
残念です。止めてもらいたいです。
genkimaru1
が
しました