https://indeep.jp/the-ill-health-of-america-s-youth/
<転載開始>

reuters.com
不健康
いわゆる MAHA (アメリカを再び健康に)の報告書が出ていたのですが、先日、こちらの記事で、その主要議題をピックアップしたことがあります。
以下が「アメリカの子どもたちを再び健康にする」主要な 4つの議題の要約です。
1. 超加工食品など不健康な食生活の問題
2. プラスチックや化学物質などの環境化学物質への曝露の問題
3. 運動不足と慢性的なストレスの問題
4. 処方薬の服用率の上昇など過剰な医療の問題
この 4つを見てもわかる通り、子どもの健康を取り戻すための議題から「ワクチン」は完全に削除されています。
それに、上の 2 と 3 というのは、短期間でどうなるというようなものでもなく、そもそも、すでに、この世からマイクロプラスチックを排除するのは無理な状況にもなっています。
超加工食品にしても、すでに社会から排除するのは無理であり、さらに、不景気などになっていくと、むしろ超加工食品の摂取は上昇していくはずです。
それより、緊急の議題は、たとえば、自閉症の著しい増加などに対しての、幼少期の過剰なワクチン接種などの問題はあると思うのですね。アメリカでは、幼少期から 29回の接種があるのです。
そういうことを先送りにしている時点で、MAHA という理念には、あまり期待できる部分はなくなっているのですけれど、ただ、その報告書にある
「アメリカの若者の健康に関する数字」
は、ものすごいもので、確かにあまりにも不健康な社会になっているなあとは思います。
報告書の内容を取り上げていた記事をご紹介しようと思いますが、要点は以下のようになっています。
MAHA が報告したアメリカの子どもや若者の健康に関する現状
・17歳から 24歳のアメリカの若者の 75%が、肥満、糖尿病、神経障害などのため、兵役に就くには健康状態が悪すぎる。
・自閉症の罹患率は、2000年代初頭の 150人に 1人だったものが、現在では 31人に 1人にまで急増している。
・小児がんの罹患率は 1975年以降 40%増加している。
・若者の肥満は 1970年代以降 270%増加、2型糖尿病は 1980年代以降 600%増加している。
・アメリカの子どもの 5人に1人が処方薬を服用しており、過剰投薬が蔓延している。1980年代以降、ADHD の薬は倍増し、抗うつ薬は 1,400%増加している。
なお、アメリカの子どもへの向精神薬の処方数は「日本の 19倍」だと、FOX ニュースが報じていました。
日本の子どもたちも相当な薬漬けかと思っていましたが、アメリカは規模が違います。
ADHD(注意欠陥・多動症)治療薬は、世界中で処方が拡大していて、スウェーデンでも、
「 10歳から 17歳の男児に処方される ADHD 治療薬は過去 15年間で 800%増加した」
と以前報じられていました(翻訳記事)。
ADHD については、以下の記事の後半で、ジェフリー・A・タッカー氏の「なぜ子どもたちに薬を投与するのか?」という記事を取り上げています。
・医療の「あいまいな定義」に殺され続けるADHDの子どもたちと、他の子どもたち
In Deep 2024年6月1日
何だかもう…不健康な世ですねえ…。
まあ、私自身、子どもの頃から不健康なんですけれど、健康な子どもは健康なままでいてほしい。
というわけで、MAHA の報告書を取り上げていた記事です。
MAHA報告書が国家安全保障の危機を暴露:アメリカの若者の75%は健康状態が悪く軍隊に入隊できない
MAHA report exposes national security crisis: 75% of young Americans too unhealthy to serve in military
naturalnews.com 2025/05/23
アメリカの次世代は、国家安全保障を脅かすほど深刻な健康危機に直面している。
ロバート・F・ケネディ・ジュニア大統領率いる「アメリカを再び健康に(MAHA)」委員会による衝撃的な報告書によると、アメリカの若者(17歳から 24歳)の 75%が、肥満、糖尿病、神経疾患などの慢性疾患のために、兵役に就くには病状が重すぎる、あるいは不適格であるということが明らかになった。
木曜日 (5月22日)に発表された報告書は、この驚くべき数値の原因として、超加工食品、環境毒素、そして子どもへの過剰な医療を挙げている。
今年 8月に政策的解決策が発表される見込みである中、この報告書の調査結果は、アメリカの将来を守るための制度改革が切実に必要であることを浮き彫りにしている。
慢性疾患の流行
MAHA の報告書は、アメリカの若者たちの深刻な現状を浮き彫りにしている。現在、40%以上の子どもが、喘息、自閉症、ADHD など、少なくとも 1つの慢性疾患を患っている。
子どもの肥満率は 1970年代以降 270%増加し、2型糖尿病の子どもの割合は 1980年代以降 600%増加した。
自閉症の罹患率は、2000年代初頭の 150人に 1人から現在では 31人に 1人にまで急増し、小児がんの罹患率は 1975年以降 40%増加している。
「アメリカの子どもたちの健康は危機に瀕している」と報告書は述べ、こうした傾向が軍の即応態勢を危うくしていると警告している。
アメリカ国立衛生研究所 (NIH)所長であり、MAHA 委員会委員でもあるジェイ・バッタチャリア博士は、その重要性を強調し、「(現状のままでは)次世代の子どもたちは、親たちよりも短命になるだろう」と述べた。
超加工食品と環境毒素
報告書は、アメリカの食料供給の 70%を占める超加工食品を主犯格と指摘している。これらの食品には、赤色 40号(多動性亢進と関連)や二酸化チタン(DNA損傷と関連)などの人工添加物が大量に含まれているが、学校給食や連邦政府の栄養プログラムで広く利用されている。
対照的に、イタリアやフランスなどのヨーロッパ諸国では、超加工食品は食生活のわずか 10~ 31%を占めるに過ぎない。
環境毒素が問題をさらに複雑化させている。
報告書は、農薬、マイクロプラスチック、そしてフッ化物(フッ化物は、子どもの IQ 低下との関連が議論の的となっている)を蔓延する脅威として強調している。
「胎児期、乳児期、そして思春期といった重要な時期に、たとえ少量でも曝露すると、発達の遅れや永続的な障害につながる可能性がある」と著者は警告している。
過剰な医療化とワクチンの安全性への懸念
アメリカの医薬品への依存もまた、厳しい監視の対象となっている。
アメリカの子どもの 5人に 1人は処方薬を服用しており、ADHD 治療薬の使用は 2006年以降倍増している。抗うつ薬の処方は 1987年以降 1,400%急増した。
報告書は、過剰診断を促す「インセンティブの不一致」を批判し、アメリカの子どもは日本の若者の 19倍の割合で向精神薬を処方されていると指摘している。
ワクチンの安全性は依然として争点となっている。報告書はワクチンの有益性を認めつつも、1986年の 3回接種から現在では 29回接種にまで拡大したアメリカのワクチン接種スケジュールに関する長期研究の不足に疑問を呈している。
また、ワクチン有害事象報告システム(VAERS)の欠陥を指摘し、副作用の報告不足についても懸念を表明している。
MAHA 委員会は 8月に政策提言を発表する予定で、食品システム、環境規制、そして医療行為を対象とする見通しだ。
トランプ大統領は報告書の結果を「憂慮すべき、信じ難い、恐ろしい」と評し、企業の利益に対抗する姿勢を表明した。FDA 長官のマーティ・マカリー氏は、この報告書を転換点と位置づけ、「同じ道を歩み続けることはできない」と述べた。
MAHA の報告書は、国家安全保障にも警鐘を鳴らすものだ。若者の 4分の 3が国を守る資格を満たしていない現状において、アメリカの健康危機は国家安全保障にとって時限爆弾となっているといえる。
ここまでです。
確かに、それぞれの話はもっともな話であり、環境毒素もマイクロプラスチックもフッ素も子どもたちには良くはないですが、
「 29回のワクチン接種が幼少期におこなわれる」
というのも、手をつけたほうがいい部分なのではないかなと。
このあたりが着手されるのはなかなか先が長そうですが(というより、おそらく時間切れで実行できない)、アメリカが変わらないと、日本の医療宗教への信仰も変わらないですから。
日本の子どもたちがアメリカレベルの不健康さに陥らないことを願っています。
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<転載終了>
2025/4/21
https://www.sankei.com/article/20250421-XIOF7BBK4NL6NF4SRAQ6NS5NOE/
genkimaru1
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