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<転載開始>
新型感染症のパンデミックでは感染症そのものによって亡くなった人たちの数と感染症用ワクチンの副作用によって亡くなった人たちの数とがお互いに争っている。要するに、これは親ワクチン派と反ワクチン派との間の数値戦争である。両者とも厳密な証拠を持ち出すことが困難な中で、どこまで客観的な数値を論じることができるのかという点が焦点なのである。透明性をより強力に推進した方が勝つ。
ここに「何百万人もの命が救われたとする新型感染症用ワクチンに関する研究報告が崩壊」と題された記事がある(注1)。
本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。
副題:「1400万人の命を救った」とする論文の背後には悪名高い親ワクチン派の主張があって、欠陥だらけの数学や間違った前提が提示され、利益相反が隠されている点をラファエル・ラタスター博士の新たなメタ分析が暴露
暴露をもたらしたこの議論において、疫学者のニコラス・ハルシャーは、ラファエル・ラタスター博士と共に、新型感染症用ワクチンが1年間で1440万人もの命を救ったと主張する、ランセット誌に掲載され、広く引用されてきたワトソン他による研究論文を徹底的に解明した。

ラタスター博士は「独立医学ジャーナル」において彼の厳密なメタ分析を提示し、対象の研究論文に内在する深刻な前提条件の誤りや隠された利益相反、誤解を招く方法論、等を指摘した:

主要な点:
▪ ワクチンの効能に関する誤った主張:ワトソン他は、ワクチンの効果を誇張した。その誇張は間違った臨床試験データによってもたらされた。つまり、副作用を無視し、「部分的に接種された」個人の症例を誤って分類することなどによってワクチンの効能を人工的に膨らませた。(訳注:「部分的に摂取された」とは一回だけの接種を指し、「完全に摂取された」とは二回接種を指す。)
▪ 静的ワクチンの前提:この研究は時間の経過に対してワクチンがもたらす保護は一定である(例えば、病気に対して90%の効果を持つ)と仮定したが、実際には効能は急速に低下し、逆に数ヶ月後にはマイナスにさえもなったという明確な実世界の証拠が存在することが示されている。
▪ IFR/CFR入力の操作:この論文は、膨らんだ感染致死率(IFR)に依存しており、その出所は不透明である。それゆえ、新型感染症の致死性を過大評価し、ワクチンの効能を大きく見せかけている可能性がある。
▪ リスク・有益性分析がない:ワトソン他は心筋炎や死亡、亜臨床的損傷などワクチンがもたらすリスクを完全に無視したため、いかなる有益性の主張も科学的には無意味である。
ガーベッジ・イン、ガーベッジ・アウト:この研究は実際の結果に基づいてはおらず、偏った入力や非現実的な仮定、論理の循環によって成り立つ推測的なモデルである。(訳注:「ガーベッジ・イン、ガーベッジ・アウト」はコンピュータ用語であって、入力ががらくたであれば、出力もがらくたとなることを指している。)
▪ 著しい利益相反:主著者はワクチン製造企業やWHO、GAVI、そして、ゲイツ財団などの資金提供者と広範な繋がりを持っている。このチームはニール・ファーガソンの指導の下に率いられたが、彼は主張通りには行かなかったパンデミック・モデルや都市閉鎖を擁護したことで悪名が高い。
▪ 超過死亡はワクチン接種と相関:ラタスター博士は他の研究からの結果も共有し、高いワクチン接種率と複数の国における超過死亡や入院の増加との相関性を示した。

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このワトソン他の研究はピーター・ホテズ博士のような人々によって危険な遺伝子注射やワクチンの義務化、異議や反論の抑圧、製薬企業の責任を破棄するための根拠として用いられてきた。
ラタスター博士によるワトソン他の論文に関するメタ分析は「新型感染症ワクチンの接種によって救われた命の数とOur World in Dataの統計数値との不一致」と題された研究の結果を支持しており、当研究は実世界のデータを用いてmRNA注射によって何百万人もの命が救われたとする主張は数学的にも、観察した諸々の観点からも不可能であることを示唆している:
, Mar/13/2025

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これらのふたつの解析結果は同一の結論に到達した:新型感染症用ワクチンは、主張されている何百万人もの命を救うことはなかったし、救うこともできなかった。つまり、これらの数字は 。
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著者のプロフィール:ニコラス・ハルシャー、疫学修士。疫学の専門家であって、マッカロー財団(www.mcculloughfnd.org)の管理者を務める。さらなるコンテンツを入手するにはマッカロー財団やX(元ツイッター)における私の個人的なアカウントの両者をフォローしていただきたい。
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これで全文の仮訳が終了した。
1400万人もの命を救ったとするワトソン他の主張は欠陥のあるモデルや誇張された仮定、そして統計における操作の産物であったと断定された。彼らの主張は、もはや、科学ではない。科学の威を借りた詐欺行為である。この事実はパンデミックの当初、大手メディアが一般庶民に恐怖感を植え付けるために連日のように行ったキャンペーンと同根であり、軌を一にすると言えるのではないだろうか。すべてが巨大で、悪意に満ちたプロジェクトの一部であった。周到に計画され、細部まで演出され、すべての行動は一般大衆の洗脳に収斂していたと言えよう。
パンデミック全体が邪悪な精神で彩られ、正気の沙汰ではなかった。
新型感染症用ワクチンに関する最近の批判や議論には新しい用語が頻繁に登場するようになってきたことを読者の皆さんは果たしてお気付きであろうか。たとえば、「世界人口の低減」とか「優生学」といった言葉である。親ワクチン派の連中がワクチン接種を世界中で実施させた背景に巧妙に隠されていたと思われるこれらの目標や動機は、今や、周知の事実と化し、最近の情報空間では大っぴらに議論されるようにさえなったのである。数年前には、医師や研究者が反ワクチン的な発言をすれば村八分にされ、職場から追放されたり、医師の資格を剥奪されたりした。あの当時に比べると、今や、隔世の感があると言いたい。
この新しいトレンドを認識いただきたいと思う。そして、過去の5年間に経験した悲惨な状況が二度と繰り返されることは絶対に許さないとはっきりと覚醒し、この潮流をさらに確実なものにして、次世代のためにより良い社会、より美しい世界を残したいものだ!
参照:
注1:DEBUNKED: “Millions Saved” COVID-19 Vaccine Study Torn to Shreds: By , May/18/2025
<転載終了>