BrainDead Worldさんのサイトより
https://nofia.net/?p=29334
<転載開始>
イスラエルに住むインド人の多くは、イスラエル人の高齢者相手の介護の仕事をしているのだそうです。

インド、イスラエルから国民を避難させる

RT 2025/06/19

India to evacuate its citizens from Israel

インド外務省は、陸路国境を経由して渡航し、その後空路で渡航できるようになると発表した。

インドは、ユダヤ国家イスラエルとイランの軍事衝突を受けて、イスラエルから「出国を希望する」自国民全員を避難させることを決定した。

インド外務省は木曜日 (6月19日)、国民に対しテルアビブの同国大使館に登録するよう呼びかけた。

「イスラエルとイラン間の最近の情勢を踏まえ、インド政府はイスラエルから退去を希望するインド国民を退避させることを決定した」とインド外務省はプレスノートで述べた。「イスラエルからインドへの渡航は、陸路で国境を越え、その後インドへ空路で渡航することになる」

テルアビブのインド大使館はインド国民に対し、「警戒を怠らず、イスラエル当局と内戦司令部が発行する安全ガイドラインを厳守する」よう呼びかけた。

インド大使館によると、イスラエルには約 1万8000人のインド人がおり、その多くはイスラエルの高齢者に雇用されている介護士だ。

また、ダイヤモンド取引業者、IT専門家、学生もイスラエルに住んでいる。さらに、インド系ユダヤ人も約 8万5000人いる。

また、インドはイランからも自国民を避難させている。

外務省によると、今週初め、テヘランの学生 110人が陸路で隣国アルメニアへ移送された。「学生たちは、イランとアルメニアにある我々の代表部の監視の下、陸路でアルメニアの首都エレバンへ移動した」と外務省は水曜日に発表した。

インディアン・エクスプレス紙によると、現在イランには 4,000人以上のインド国民がおり、その半数は学生だという。

イラン政府がほぼ全土のインターネットを遮断

イランでは紛争の深刻化によりインターネットがほぼ遮断された

NBC NEWS 2025/06/18

Iran plunged into an internet near-blackout during deepening conflict

このインターネット接続の中断は、イスラエルのインフラ攻撃によるものではなく、イラン政府の決定によるものと思われる。

イスラエルがイランへの爆撃を続ける中、イランでは火曜日 (6月17日)、ほぼ全面的なインターネット遮断に陥った。

世界のインターネット接続状況を追跡しているケンティック社とネットブロックス社の 2社は NBC ニュースに対し、イランのインターネット接続が現地時間午後5時半頃に急激に低下し、イランが紛争に深く関与する中で、イラン国民が外の世界にアクセスし情報を共有する能力が制限されていると語った。

この減少は、イスラエルによるインフラ攻撃によるものではなく、イラン政府の決定によるものとみられる。

イラン政府のファテメ・モハジェラニ報道官は、イスラエルによるサイバー攻撃への対応としてインターネットアクセスを制限したと述べた。

イランのインターネットアクセスは制限されているものの、完全に遮断されているわけではない。イランは、この攻撃で少なくとも 224人が死亡したと発表している。イスラエルは、イランの報復攻撃で少なくとも 24人が死亡したと発表している。

インターネットの速度低下は、海外のサイトにアクセスするために使われる仮想プライベートネットワークなどのサービスに特に影響を与えているようだ。

イランの人権擁護を訴える非営利団体ミアーン・グループのデジタル権利・セキュリティ担当ディレクターのアミール・ラシディ氏は NBC ニュースに対し、ワッツアップやインスタグラムなど一部の西側諸国のコミュニケーションアプリ、またアップルの App Store やグーグルの Play Store がイラン国内でブロックされていると語った。

ワッツアップの広報担当者は NBC ニュースに対し、親会社の Meta は同社が利用しているインターネットプロバイダーをブロックしているイランといたちごっこを続けていると語った。

イランで連日のように地震が発生。今度はマグニチュード5.1

イランの核施設周辺などで複数の地震が発生」という記事で取り上げて以来、連日のようにイランで地震が発生しています。

2025年6月21日のイランの地震

usgs.gov

イランで9カ国の大使館が閉鎖される


イランとイスラエルの緊張が高まる中、テヘランの9つの大使館が閉鎖

shafaq.com 2025/06/21

Nine embassies shut in Tehran as Iran-Israel tensions rise

イランとイスラエルの紛争が 9日目に入り、9カ国がテヘランの各国大使館を閉鎖し、地域全体の緊張激化への懸念が高まっている。

スイスは金曜日 (6月20日)、軍事活動の激化と現地の不安定な状況を理由に、駐在員事務所の活動を一時停止した。外国人職員は全員イランを離れており、状況が許せば帰国する予定だ。

オーストラリア、英国、ブルガリアも外交官を撤退させ、ブルガリアは予防措置として職員をアゼルバイジャンに移転させた。ニュージーランド、ガーナ、チェコ共和国、スロバキア、フィンランド、ポルトガルも同様の措置を講じており、いずれも安全保障上のリスクの高まりと不安定化を指摘している。


<転載終了>