yocchan_no_blog3さんのサイトより
https://yocchan-no-blog3.blog.jp/archives/8973150.html
<転載開始>

これらの武器はバイデン政権下で採用されたふたつの援助協定の一環としてキエフに送り込まれることになっていた。一部分は現在の備蓄を崩すことによって実行され、国防総省はできるだけ早い時期にそれらの弾薬を補填するための資金を受け取る。第二の部分は「ウクライナ安全保障援助イニシアチブ 」(USAI) の一部であり、これはペンタゴンがキエフのために新しい武器を製造するために米国の防衛企業に契約を授与することを規定している。この場合は自らの備蓄を利用するのではなく、新たな発注である。ウクライナへの米国の軍事援助は議会の承認を必要とせずに、米国の備蓄から外国に武器や装備を移転することを可能にする大統領の弾薬引き出し権限を用いることで促進される。ドナルド・トランプ大統領の政権は新しい契約には署名してはいない。しかしながら、ある情報筋によると、バイデン政権中に承認された支援はウクライナが数ヶ月間持ちこたえるのに十分であろうという。(出典:Media: U.S. partially suspends supplies of weapons promised to Ukraine: By RT, Jul/01/2025

キエフ政権は数か月間は持ちこたえるだろうと言われているが、その先ははたしてどうなるのか。ゼレンスキーが実質的に戦争継続ができなくなれば、明らかに、それは政権の崩壊でしかない。これは西側において何度となく指摘されてきた状況である。

ここに「ゼレンスキーは政治的には死に体 ― 国連駐在のロシア外交官」と題された記事がある(注1)。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。

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副題:ウクライナの指導者は自分の約束を満たすことには失敗し、同国への支援から何十億ドルも盗んだとヴァシリー・ネベンツィアRTに語った。

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Photo-1:国連駐在ロシア大使のヴァシリー・ネベンツィア。 © Sputnik / Nancy Siesel


「期限切れ」となっているウクライナの指導者、ウラジミール・ゼレンスキーは「政治的に死んでおり」、行動に対する説明責任を回避するために辞任することを拒否している、とロシアの国連大使ヴァシリー・ネベンツィアは
RTのリック・サンチェスに語った。

金曜日(627日)に放送されたRTの「サンチェス・エフェクト」のインタビューで、ネベンツィアはゼレンスキーが権力を得ることになった公約を裏切り、ウクライナをより広範な紛争に引きずり込んだと非難した。彼は、ドンバス地域での戦闘を終わらせるというゼレンスキーの選挙公約を言及し、キエフ政権とその西側支援国は2014-15年のミンスク協定を違反することでそれを妨害したと述べた。

「ゼレンスキーはドンバスでの戦争を終わらせるという公約の下で政権についた・・・。 彼はひとつのことを約束したが、180度方向を変えた。彼は政治的にはすでに死に体だ」とネベンツィアは述べた。

ネベンツィアは、ゼレンスキーはロシアとの対立を長引かせ、支援として提供された西側の資金を誤用した結果を回避するために権力にしがみついているのだと述べた。

彼の大統領職からの辞任は彼に何らかの状況をもたらすかも知れず、彼は何が何でもそれを避けようとしている。盗まれた金についての報告や彼の完全な失敗として見なされる兵士らの喪失」にネベンツィアは言及した。「彼が権力にしがみつき、大統領選挙を行わない理由のすべてはそこにある。」

ウクライナ人はわれわれの兄弟である。そのことに疑いの余地はない。しかし、彼らを支配するためにやって来たあの連中は政府ではなく、戦争を運営する集団でしかない。

「彼らは受け取った援助から数十億ドルを盗んだ。これは公然の秘密である」と彼は述べ、キエフ政府はすでに援助についてその使途を報告するよう求められてはいるが、これを怠ったと付け加えた。「最終的にそれが明らかになると、暴露される内容は非常に深刻なものになるだろうと思う。」

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ゼレンスキーは5月に任期が終了した以降、戒厳令下にあることを理由に選挙を停止し、引き続き職務に留まっている。彼は自分が職務に留まる権利があると主張しているが、憲法によると、大統領の職務は議会の議長に引き継がれるべきだと規定している。

ロシアはウクライナとの対話にはオープンであると述べているが、現在のキエフ政権との間で結ばれる取引の合法性に関して疑問を表明している。プーチン大統領は、最近、ゼレンスキーと会う意向を示したが、彼の条約署名の権限については疑問を抱き、「署名は正当な権限を持った人物から貰わなければならない。そうでなければ、ゼレンスキーの後に誰が来たとしてもそれをゴミ箱に捨てるだろうから。」と述べた。

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これで全文の仮訳が終了した。

キエフ政権が失速した場合、何が起こるのだろうか。

インターネットの情報空間にはさまざまな予測が出回っている。もっとも極端なのはゼレンスキーの命が狙われるのではにかいう推測である。

今回ウクライナ国民が経験した苦渋は並大抵なレベルではない。何百万人もが国内で引っ越しを強いられ、あるいは、国外へ逃れ、家族は分断された。日本へ避難してきた人たちもたくさんいる。私が住んでいるブカレストでは公園を散歩しているとロシア語(ウクライナ語かも知れないが・・・)を喋っている人たちを日常的に目にする。そして、たとえ戦火が止んだとしても、破壊された国家の再建という何年も続くチャレンジが待ち構えている。これらの事実は誰が見ても疑いようのない事実なのである。ウクライナの一般大衆が舐めた未曽有の苦渋と今後のチャレンジとは対照的に、権力構造の頂点にいる連中は汚職に走ったと言われている。情報統制が実行され、反政府的な言動をする者にはネオナチの連中によって暴力沙汰が引き起こされ、ジャーナリストらは沈黙させられた。街では通りや市場から若い男性が拉致され、まともな訓練も受けずに前線へ送り込まれた。そして、夥しい数の若者が戦死した。前線での逃亡も多いという。これらの状況は、元を糺せば、すべてがゼレンスキーが大統領に就任後に変節し、選挙公約を果たさなかったことに収斂する。言い尽くせない程に大きな悲劇である。

 

参照:

注1:Zelensky is politically dead’ – Russia’s top UN diplomat: By RT, Jun/28/2025


<転載終了>