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<転載開始>
25万回の落雷と豪雨が西オーストラリア州南西部のビジネスに打撃を与える
DTN 2025/07/03
Quarter million lightning strike and heavy downpours smash southwest WA businesses
西オーストラリア州南西端は、最近、例年にないほど激しい冬の降雨に見舞われた。24時間降雨量は場所によっては 100mmを超え、25万回以上の落雷により、広範に停電措置が取られた。
水曜日 (7月2日)には、インド洋から寒冷前線とそれに伴う低気圧が流入し、南西ランド・ディビジョンの大部分を嵐と豪雨に見舞われた。最も激しい雨は午後遅くから夕方にかけて発生した。
嵐が海岸線を横切ると空は燃えるように赤く染まり、パースから 500km圏内で 25万回以上の落雷が確認された。
降水量が最も多かったのは沿岸部で、特にマーガレットリバー地域で顕著だった。
バッセルトンのすぐ南にあるヴァッセ・ハイウェイ CB3 気象観測所では 130mmの 降雨を記録した、近隣の他の 2つの観測所でも 100mmを超える降雨があった。
今日の午後から数日間はほぼ晴れ間が続き、日曜日の後半には強い寒冷前線が接近し、南西部では典型的な冬のパターンが再び現れる。
南米のアルゼンチン、チリ、ウルグアイに過去数十年で最大の寒波が襲来
南米3か国に南極寒気団襲来、記録的寒さで15人死亡
AFP 2025/07/04
南米のアルゼンチン、チリ、ウルグアイは 7月3日、南極から流れ込んだ寒気の影響で記録的な寒さとなり、少なくとも15人が死亡した。各国政府はガス供給を制限し、避難所の開設を余儀なくされた。
3か国すべてで氷点下まで冷え込んだ。
アルゼンチンでは今冬、少なくとも9人のホームレスが凍死した。
首都ブエノスアイレスでは2日、1991年以来となる記録的な冷え込みで氷点下1.9度を記録。大西洋沿いのミラマールでは34年ぶりに雪が降った。さらに南に位置するマキンチャオでは1日、氷点下18度を観測した。
ブエノスアイレスでは電力需要が高まったことで停電が発生。一部地域では数千世帯が24時間以上停電した。
政府は2日、家庭へのガス供給を維持するため、工場とガソリンスタンドへのガス供給を停止した。
ウルグアイは、6人が死亡したの受け、全国に「赤色警報」を発令。ヤマンドゥ・オルシ政権は、ホームレスの人々を強制的に避難所へ移すことを許可した。
気象学者のマリオ・ビデガイン氏によると、首都モンテビデオでは6月30日、1967年以来の冷え込みで、最高気温が5.8度までしか上がらなかった。
チリも、寒波に見舞われた日にホームレス用の避難所を開設した。同国気象局によると、首都サンティアゴの南400キロに位置するチヤン市では、氷点下9.3度を観測した。
世界で最も乾燥したアタカマ砂漠では、一部で10年ぶりに降雪を観測した。
南米の寒さは今後数日で和らぐ見通しだ。
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