BrainDead Worldさんのサイトより
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この記事では「虹は凶兆」としています。私もそう考えています。In Deep のこちらの記事などにあります。

青海高原に珍しい丸い虹が現れ、100万回以上再生される

ntdtv.com 2025/07/04

青海高原现罕见圆彩虹 视频播放超百万

7月3日、中国のある写真ブロガーが、青海高原で珍しい円形の虹を撮影したと興奮気味に語り、その動画はインターネット上で100万回以上再生された。

写真ブロガー「Yuan Dream」は自身の SNS アカウントに円形の虹の動画を投稿し、「この虹は本当に丸いことがわかりました。私はとても幸運に違いありません」とコメントした。

動画では、雨が降った後、青海高原が水蒸気で満たされ、空に色鮮やかな円形の虹が現れる様子が映し出されている。虹の下には緑の草原と曲がりくねった川が広がり、その視覚効果は実に美しい。

また、7月2日の夜、広西チワン族自治区桂林でも珍しい二重の虹が現れ、多くの人がこの素晴らしい光景を写真に収めた。

古代中国の書物では、虹が現れるのは悪い兆候だ

現代人は虹を見ることは幸運を意味すると信じているが、古代では全く逆で、虹の出現はしばしば不吉な前兆とみなされていた。

古代では、虹は「蝃蝀」や「虹霓」とも呼ばれていた。「蝃蝀」は虹を指すことが多く、「虹霓」は二重の虹を指すことが多い。古代の人々は、虹は雨粒を飲む虫だと信じていたため、「虹」の「虹」の文字は「虫」の文字の隣にある。

文献にも「虹水飲」に関する記録が残されている。例えば、『漢書 延王伝』には、雨上がりに虹が宮廷へ井戸水を飲みに行き、飲み干したという記述がある。その水の量はかなりのものだった。

『太平広記』には虹に関する短い物語があり、夏世龍は越国五代に虹が宮殿の池の水を飲んだところ、それは色とりどりの龍となり、最後に五色の脱皮を残したと記録している。

『史記 天官書』や『漢書 天文記』には、上空と下空の鋭い白い虹は「大流血」を招くと記されている。

『易経』第三十卦「離」九段には、「日が沈むと太鼓を打ち鳴らし歌を歌わなければ、老人はため息をつき、憂いを抱く。これは凶兆である」とある。これは、午後や夕方に空に虹が現れるのは凶兆であることを意味する。

もし凶兆を祓うために太鼓を打ち鳴らし歌を歌わなければ、老人は悲しみ、ため息をつくだろうという意味だ。

景芳の易伝から引用された『漢書五行記』には、「夷(虹)は太陽の傍らにある気体である」と記されている。また、夷の出現を予言する14の方法も挙げられているが、いずれも凶兆であった。

古代中国では人間と自然の一体性を信じており、自然界の奇妙な現象は人間世界の変化と一致することが多かった。

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