In Deepさんのサイトより
https://indeep.jp/an-80-year-cycle-of-social-unrest/
<転載開始>


夏バテ・のようなもの

昨年も、7月の最初の頃にわりと大きく体調を崩しまして、9月くらいまで、なかなか復活できかったんですけれど、今年も、まあ…いわゆる夏バテというようなものなのかどうかわからないですけれど、バテてますねえ。

モテてるわけじゃないですよ(誰がそんなこと聞いてる)。

食欲ゼロで、午後になると眠くなるというような感じで、いろいろとやらなければならないことが停滞してしまっています。

しばらく連載させていただいていたボー・イン・ラーの『あの世についての書』を PDF として、まとまったものとして公開するという作業も何となく停滞して…(しっかりしろ)。

ところで、読者様からご指摘があったのですが、先日の電子数の異常について書かせていただいたこちらの記事とか、アメリカ軍の水爆が海底に眠っていることを書きましたこちらの記事とか、地図をいくつか掲載したのですが、最近噴火した諏訪之瀬島の位置が違っていることをお知らせいただきました。

諏訪之瀬島は以下のような場所にあります。


Google Map

このあたりは、小さな島がたくさんあって、なかなか位置関係を把握するのが難しいですね。

そもそも、私は…これは学習障害の一種なのかどうかよくわからないのですが、「子どものころから地図が読めない」のです。

今でもほとんど読めません。

また面白いことに、私の奥様も地図をほとんど読めません。

なので、ふたりで行ったことのない土地に行くときは、「人に道を聞くか、直感に頼る」というようことになってしまいます(直感は有効)。

直感は有効なんですが、それでも、駅から 10分で着くような場所に、30分かかって着くこともあります。

海外旅行では、「ちょっとコンビニに買い物に行って」そのまま数時間ホテルに戻ることができなかったこともありました。

この方向感覚のなさは致命的ともいえますが、もう仕方ないですね。

(なんか、どんどん単なる雑談になってるぞ) ← ああ、いやあまあ…今日は仕方ないですね。

何か実のある話は…。

 

 

サイクルからはやっぱり食糧問題が起きそう

以前から、経済や社会混乱のサイクルについて書くことがありました。

比較的最近では、アメリカの金融・地政学サイクルのアナリストであるマーティン・アームストロングさんという方の「経済信頼モデル」という 51.6年のサイクルを以下の記事で取り上げたことがありました。

大量飢餓の時代:51年サイクルの「食糧の壊滅的な不足」が近づいている可能性がある中での準備のすすめ
In Deep 2024年5月15日

先日のメルマガ「混乱の2025年7月に突入」では、「ストラウス=ハウ世代理論」というものをご紹介させていただいたのですが、これは、アメリカと西洋の歴史における理論化された繰り返される世代サイクルを説明する心理歴史理論と説明されるもので、簡単にいえば、

「約 80年のサイクルで大きな混乱の局面が来る」

というものです。

そして、これが、最近だと 2024年を起点としている可能性があり、マーティン・アームストロングさんは以下のように書いていました。

80年循環理論

西洋文化では、サイクルの概念が受け入れられつつある。近年、人々は人類の大きな転換点となる 80年周期理論に注目している。

ストラウス=ハウ世代理論としても知られる 80年理論は、20年周期のサイクル、あるいは転換期が 4回存在し、それらが最終的に大災害へと発展すると主張する。

例えば、2024年を起点とする説もあるが、(80年前は)アメリカが第二次世界大戦の瀬戸際にあった 1944年を指す。

さらに 80年遡ると、南北戦争(内戦)のあった 1864年となる。さらに遡ると、アメリカ独立戦争が終結した 1784年となる。

今やあらゆるものが繋がり、最も正確な予測を得るには、社会と世界経済を俯瞰することが必要だが、80年理論の問題点は、アメリカだけの視点から展開されたことだ。

armstrongeconomics.com

それで、「日本はどうなのかな」と 2024年を起点として、遡ってみますと、

・80年前の 1944年 → 太平洋戦争の渦中あるいは末期

・その 80年前の 1864年 → 明治維新へと繋がる幕末の動乱が激化

・その 80年前の 1784年 → 天明の大飢饉(1782〜1788年)の渦中

とあり、どの年も大変な年だったことがうかがえますが、太平洋戦争中の 1944年というのは、とにかく日本では「食糧の問題」がピークに近づいている頃でした。

Google AI の説明

1944年(昭和19年)の日本では、戦時中の食糧事情は非常に厳しく、国民は深刻な食糧不足に直面していました。

配給制度が導入され、米やその他の必需品は割り当て制で配給されましたが、遅配や欠配が頻繁に発生し、都市部では餓死者が出るほどでした。人々は正規の配給だけでは飢えをしのげず、農村部への買い出しや闇市で高値で食料を入手するしかありませんでした。

米の不足を補うため、サツマイモ、ジャガイモ、カボチャ、麦、大根などを混ぜてご飯を炊いたり、ドングリや木の葉を粉にして団子や蒸しパンを作ったり、様々な代用食が工夫されました。

1782年から始まった天明の大飢饉は、

・とんでもない冷夏

・岩木山と浅間山の大噴火

・疫病の蔓延

により激しい食糧不足が数年続き、90万人以上の人たちが「餓死」したと言われています。

つまり、この 80年サイクルは(日本においては)「食糧危機のサイクル」とも一致しているというようにも思った次第です。

個人的には、今年 2025年は、特に夏から、社会、経済、自然災害すべてにおいて混乱が起きる可能性が強いと考えていますけれど、80年サイクルから見ても、それは今年ではないかもしれないですが、数年の間に、食糧の問題は深刻になる可能性はありそうです。

いろいろな意味で、今でもギリギリですからね。

7月には TACO 関税が発効するらしいですが、あと、日本では国政選挙もあるようで、どこにでも波乱の要素は転がっています。

夏バテの要素も転がっていますよ(それはあんただけだから)。

そんなわけで、基本的に雑談というような感じになってしまいましたが、この夏以降、乗り切っていきたいですね。

今はあまり元気ないですけど。

皆様はお元気に過ごしてくださいね。

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