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<転載開始>

中国の2025年戦勝記念日軍事パレードには誰が参加するのか?
thediplomat.com 2025/08/29
Who’s Coming to China’s 2025 Victory Day Military Parade?

2015年9月3日、第二次世界大戦終結70周年を記念して中国天安門広場で行われた軍事パレード。
9月3日、中国は戦勝記念日80周年を記念し、公式筋が「大規模な軍事パレード」と呼ぶものを実施する。
この日は、北京が日本の正式な降伏と第二次世界大戦の終結を記念する日である。中国にとって、日本の降伏は、1931年の満州侵攻に始まった、はるかに長きにわたる「抗日戦争」の終結を象徴するものであった。
中国国営通信社新華社によると、来週の軍事パレードには「数千人の兵士、100機以上の航空機、数百の地上兵器が参加する」という。
このパレードでは、「新世代」兵器だけでなく、習近平国家主席の下で幾度となく再編されてきた「中国軍の新たな組織構造」も披露されることになる。
これは軍事的な行事であるだけでなく、外交的な行事でもある。中国外務省は 8月28日、 26人の外国首脳がパレードやその他の戦勝記念日の式典への出席の招待を受け入れたと発表した。出席者リストは以下の通りとなる。
1. アルメニアのニコル・パシニャン首相
2. アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領
3. ベラルーシのアレクサンダー・ルカシェンコ大統領
4. カンボジア国王ノロドム・シハモニ
5. キューバのミゲル・ディアスカネル大統領
6. インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領
7. イラン大統領マスード・ペゼシキアン
8. カザフスタンのカシム=ジョマルト・トカエフ大統領
9. キルギスのサディル・ジャパロフ大統領
10. ラオス大統領トンルン・シスリット
11. マレーシアのアンワル・イブラヒム首相
12. モルディブのモハメド・ムイズ大統領
13. モンゴル大統領フレルスフ・ウフナー
14. ミャンマーの軍事政権指導者(中国は「大統領代行」と表現)ミン・アウン・フライン
15. ネパールの首相KPシャルマ・オリ
16. 北朝鮮の指導者金正恩氏
17. パキスタンのシェバズ・シャリフ首相
18. コンゴ共和国大統領デニス・サスンゲソ
19. ロシアのウラジーミル・プーチン大統領
20. セルビアのアレクサンダー・ヴチッチ大統領
21. スロバキア首相ロベルト・フィツォ
22. タジキスタン大統領エモマリ・ラフモン
23. トルクメン大統領セルダル・ベルディムハメドフ
24. ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領
25. ベトナムのルオン・クオン大統領
26. ジンバブエ大統領エマーソン・ムナンガグワ
このリストで最も注目すべきは、北朝鮮の金正恩委員長の存在だ。彼は多国間の外交行事に一度も出席したことがなく、稀に訪れる際には二国間首脳会談を優先してきた。
金委員長の北京訪問は、世界との関わり方における大きな転換を意味し、多くの会合が開かれる可能性を示唆している。
特に、金正恩委員長、プーチン大統領、そして中国の習近平国家主席による三国首脳会談の可能性が高まっている。
ロシアによるウクライナ侵攻以降、朝ロ間の交流は活発化しており、2024年6月のプーチン大統領の平壌訪問時に新たな安全保障協定が調印されたことがその象徴となっている。
しかし、北朝鮮と中国との外交関係は停滞しており、本格的な三国協力の可能性は限定的となっている。金正恩委員長の首脳会談出席は、この状況を変える可能性がある。
また注目すべきは、中央アジアの 5人の大統領全員に加え、東南アジアからも 6人の国家元首または政府首脳が出席するという事実だ。
さらに注目すべきは、アルメニアとアゼルバイジャンの両大統領がワシントンD.C.を訪れ、トランプ米大統領との歴史的な首脳会談を行った直後に、両国の大統領が出席するという点だ。
<転載終了>
日本政府が中国の抗日行事に「参加自粛」呼びかけたのは賞賛すべき もう一歩進んで具体的理由を示すべきか
遠藤誉
中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/2dc3f68e50cdbab4eb2961d0775b662f5bef316b
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