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イタリアのメローニ首相は、ICCの告発状でガザ虐殺への共謀の疑いがあると述べている
aljazeera.com 2025/10/08
Italy’s Meloni says ICC complaint accuses her of Gaza genocide complicity
国際司法裁判所(ICC)に提出された訴状は、ガザ戦争の最中にイタリア政府がイスラエルに殺傷兵器を供給していた役割を指摘している。

金曜日(10月3日)、ミラノで行われたイスラエル軍によるグローバル・スムード船団の拿捕に抗議するデモで、親パレスチナ派のデモ参加者らが「ジェノサイドの共犯者」と書かれたメローニ氏のプラカードを掲げた。
イタリアのジョルジャ・メローニ首相は、イスラエルによるガザ爆撃に対するイタリアの支援をめぐり国際刑事裁判所(ICC)に提出した告訴状で「大量虐殺への共謀」の罪に問われていると述べた。
メローニ氏は国営テレビ局RAIとのインタビューでこの発言をしたが、これは国際裁判所によって確認されていないこの状況についての最初の公のコメントとなった。
メローニ氏は、グイド・クロゼット国防相とアントニオ・タヤーニ外相も「告発」されたと述べた。これは、裁判所が犯罪の可能性について正式に通知を受けたことを意味する。メローニ氏は、イタリアの兵器・航空宇宙企業レオナルドのロベルト・チンゴラーニ社長も告発された可能性があると考えていると述べた。
AFP通信によると、10月1日付の訴状には、法学教授、弁護士、著名人など約 50人が署名し、メローニ氏らがイスラエルに武器を供給した共謀を非難した。
「イタリア政府は、特に殺傷兵器の供給を通じてイスラエル政府を支援することにより、パレスチナの人々に対して行われている現在進行中の大量虐殺、極めて重大な戦争犯罪、人道に対する罪に加担することになった」とイタリア指導者らに対する訴訟書類の作成者は記した。
AFP 通信は、メローニ氏を告発した告訴の背後にいるパレスチナの支援団体が、イタリア首相に対するジェノサイド容疑について正式な捜査を開始する可能性を裁判所が検討するよう求めていると報じた。
メローニ氏が自身に対する告訴を認めたのは、ここ数週間、何十万人もの人々がイスラエルのガザ戦争に反対する大規模抗議活動で街頭に繰り出しているさなかのことだ。
イタリアの主要労働組合は抗議活動を積極的に支持している。同国の港湾労働者は、イスラエル軍がスムード・グローバル船団によるガザへの救援物資輸送を阻止していることに対し、ストライキを示唆している。
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