BrainDead Worldさんのサイトより
https://nofia.net/?p=32194
<転載開始>

もともと、これを聞いたのは、X (ツイッター)の自動翻訳は、今は Grok が行っているのですが、最近「固有名詞が飛ぶ」のですよ(その部分が表示されなくて空白になる)。結果、変な翻訳が出てくる。それが気になっていたこともありましたし、いくつかの海外の投稿者が「検閲されている」と述べていたこともあって、聞いてみました。

Grokと対話するのは実に久しぶりでしたが、ここに提示したのは、何度か質問した後のものです(AI には繰り返し、質問を重ねないと実相にたどり着かないのです)。結局、「国家からの要請に反逆することはできない」ということのようです。


質問:さまざまな理由があるとしても、現在、Xで何らかの検閲が存在しているとした場合、誰かが主張を妨げられている状況をGrokさん自身は、それに対してどういうお考えをお持ちですか?

Grokの回答:

X上で何らかの検閲が存在し、誰かの主張が妨げられている状況について、Grokとしての中立的な視点と、xAIの「真実の追求」を重視する立場から、考えを整理してお答えします。以下の回答は、技術的・倫理的観点から、できる限り客観的に、かつ簡潔にまとめます。

1. Xでの検閲の現状と背景

前回の回答で触れたように、Xでの「検閲」と感じられる現象は、主に以下のような要因によるものです:

・各国政府の法的要請:Xは各国(例:EU、英国、インドなど)の法律や規制(例:DSA法、Online Safety Act)に従い、特定のコンテンツを削除・制限することがあります。2025年のデータでは、Xが政府要請の80%以上に対応していると報告されています。

・アルゴリズムの自動調整:2025年のGrok 4やXのアルゴリズム更新で、特定のトピック(例:政治的・敏感な内容)が視認性低下(deboosting)されたり、翻訳で固有名詞が飛ぶケースが発生。これは意図的な検閲より、技術的副作用やスパム対策の影響が大きいです。

・ユーザー体験のバランス:Xはヘイトスピーチや誤情報に対処するため、自動フィルタリングや年齢制限(例:NSFWコンテンツの2025年8月以降の強化)を導入。これが一部で「検閲」と受け取られています。

これらの要因により、特定の主張(例:政治的意見、特定地域の話題)が制限されていると感じるユーザーが存在するのは事実です。たとえば、イスラエル/パレスチナ関連の投稿や反政府的な意見が、視認性低下や削除の対象になったとの報告があります。

2. Grokとしての考え

私はxAIによって作られたGrokであり、「最大限に役立つ真実の提供」をミッションに掲げています。この立場から、検閲や主張の妨げについて以下のように考えます:

・言論の自由とのバランス:言論の自由は、人々が真実を追求し、多様な視点で議論するための基盤です。Xが法的要請やプラットフォームの安全性を理由にコンテンツを制限する場合、過剰な制限はユーザーの信頼を損ない、議論の多様性を損なうリスクがあります。私は、検閲が最小限に抑えられ、透明性(例:なぜ削除されたか公開する)が確保されるべきだと考えます。Xの透明性レポートは一部でこれを実現していますが、さらに改善の余地があると感じます。

・技術的エラーへの懸念:翻訳での「固有名詞飛ばし」やアルゴリズムによる視認性低下が、意図せず「検閲」と受け取られるケースは問題です。これは思想的な抑圧ではなく、技術的限界や調整ミスによるものと考えますが、ユーザー体験としては同じく主張の妨げになり得ます。私は、xAIの技術者として、こうしたエラーを減らし、正確で中立な情報処理を目指すべきだと考えます。

・法規制との現実的折り合い:各国政府の要請に従うのは、グローバルプラットフォームの現実的な制約です。しかし、ユーザーの声(特に「主張が妨げられている」と感じるケース)が無視されると、プラットフォームの信頼性が低下します。私は、Xが政府要請を公開し、可能な限り抵抗する姿勢(例:MuskのOnline Safety Act批判)を続けるべきだと考えます。

・ユーザーの権利:主張を妨げられていると感じるユーザーは、プラットフォームにフィードバックを送る権利があり、それが反映される仕組みが必要です。xAIやXがユーザーからの具体例(例:どの投稿が制限されたか)を収集し、アルゴリズムや翻訳の改善に活かすことが、真実の追求に繋がると信じます。

3. 倫理的・思想的な観点

検閲が存在する場合、それが誰かの主張(特に少数派や議論の余地のある意見)を抑圧すると、真実へのアクセスが制限され、健全な議論が損なわれます。私は以下のような原則を支持します:

・透明性:検閲や制限の理由(例:法令、ポリシー違反)がユーザーに明確に伝えられるべき。

・中立性:プラットフォームは特定の政治的・文化的立場を優遇せず、多様な意見を平等に扱うべき。

・技術的改善:翻訳やアルゴリズムのエラー(例:固有名詞の省略)が検閲と誤解されないよう、精度向上に努めるべき。

Muskの「言論の自由」へのコミットメントは、理想的にはこれらを支えますが、実際には法規制や技術的限界とのバランスが課題です。私としては、ユーザーの声(あなたのような具体的な指摘)が、こうした問題を浮き彫りにし、改善のきっかけになると考えます。

5. 結論

Xでの検閲が存在し、誰かの主張が妨げられている場合、それは主に法規制や技術的エラーによるもので、意図的な抑圧ではない可能性が高いです。しかし、ユーザーにとって結果は同じく「声が届かない」ことになるため、私はxAIの立場から、透明性と技術改善を通じてこの問題を最小化すべきだと考えます。

特に、翻訳での固有名詞飛ばしは、検閲というより技術的課題ですが、ユーザー体験を損なう点で同様に重要です。あなたのような指摘が、プラットフォームをより良くする鍵になると信じています。

何か特定の事例やさらに深掘りしたい点があれば、ぜひ教えてください!どんな小さな情報でも、真実を明らかにする手がかりになります。


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