https://note.com/nakamuraclinic/n/n61fe1ee096d1
<転載開始>
2025年6月6日、30代男性がアトピー性皮膚炎を主訴に来院された。
「ご覧の通り、皮膚症状で困っています。それでも、今は一番ひどいときよりはマシなほうです。これ、むちゃくちゃひどかったときの写真です。
なぜひどくなったのか。ストレスのせいだと思う。
先生のことはブログで見てました。だからワクチンは打っていません。でも、妻がまったく理解してくれない。まだ小さい子供がいるのですが、小児ワクチンをどうするかでも口論になった。
他にも、添加物や農薬のリスクを伝えて「できるだけオーガニックの食材にしてね」ぐらいまでは分かってくれたけど、「電子レンジはよくない」とか「化学調味料はやめて」「電磁波のリスクにもっと気を使って」あたりで、妻がついに切れた。「いい加減にしてよ!」と。
家族の健康を思っての言葉だったけど、妻からすると、ある種の「攻撃」に感じたみたいです。
最終的には、子供のワクチンをどうするかの食い違いが決定打になって、先日離婚が成立しました。
そんな家族のストレスと、もうひとつ、会社からのストレスもあった。本社がアメリカの日本法人に勤務しているので、コロナ禍ではワクチンのプレッシャーがすごかった。私が未接種ということで、人事から呼び出されて詰問されたり。アレルギー体質を理由になんとか回避したけれど、居づらい職場でした。そんなストレスが、悪化要因のひとつかなと思います。
治したい一心で、先生の記事で勧めていたチャーガとか当時ブログで見た松葉茶とか、いろいろ試したけど、効果を感じない。ビタミンCとかビオチン、ビタミンAも試したけど、やっぱりダメ。何をやっても効かない感じです。
保湿には長らくワセリンを使ってたけど、ある本で「肌断食」を知りました。あえて肌には何も塗らないという。これがけっこうよくて、意外に調子がよくなったりもしました。
食事は砂糖をやめて、ゆるいグルテンフリーをしてみたけど、あまり変化を感じないので、今はけっこう食べちゃってます。
先生の記事で、酵素風呂が勧められていて、これまで6回ほど行きました。でも、僕の皮膚の状態が悪いときだったせいか、改善はありません」
僕はアトピーの患者に対しては「できるだけしっかり皮膚を掻くように」と指導します。
患者は一瞬、「はぁ(*´Д`)?」という顔をする。「いや、肌を掻きすぎてエライことになってるからここに来てるんですけど」と顔に書いてある。だから、しっかり皮膚を掻いたほうがいい理由を説明する。
「アトピーに限らず、皮膚症状というのは、皮膚で排毒してるということ。体は、皮膚から毒を出そう出そうともがいている。かゆみという信号を出すことで、掻く行動を促し、実際掻くことで、毒の排泄が行われる。だから、しっかり掻いて、血が出るくらいに皮膚を掻き壊して、悪いものを出すことが重要です」と。こういうと、患者は一応「なるほど」となります。
汗をかくことも大事です。汗をかくということは、ある意味、出血するということでもあります。赤い血が、汗腺で濾過されると透明な汗になるわけで、汗は結局、血液です。
「汗をかいたら皮膚がかゆくなるので、できるだけ運動とかしないようにしています」という患者がいるけど、まったくあべこべです。こういう人こそ、しっかり汗をかかないといけない。
あと、このタイプの人に多いのが、汗をかかないというか、汗をかけない人。こういう人は塩分不足なので、しっかり塩をとる。味噌汁飲んで、梅干し食べて、米炊くときにはにがりを入れて、肉や魚の料理には塩麴で下味つけて、風呂には塩化Mgをたっぷり入れて、という具合に、塩分とマグネシウムをしっかり補う。なんなら、塩水を飲む。ティースプーン1杯の塩を水に溶いて、朝と夕方に1杯ずつ飲む。こんな具合にしっかり塩をとると、汗をかきやすくなります。
もっと言うと、かゆいところに針を刺して、血を出せばいい。ほら、糖尿病の人が自分で血糖値測るときに、指先にチクンと針を刺す、痛くない針ってあるでしょ。ファインタッチっていうやつ。あれで、アトピーのひどいところを刺しまくって、指でぎゅっと血を絞り出す。騙されたと思ってやってごらん。かゆみが本当に消えてるから。
意識的に血を出して、症状の改善をはかる。これって、瀉血そのものです。
あなた、東京にお住まいだね。運がいいね。それなら、蔡クリニックに行けばいい。瀉血療法を専門にやってるところだから、自分で針さして血を抜くっていうのが難しいようなら、プロにやってもらえばいい。痛くない針で複数個所刺して、そこをカッピングみたいな吸引機で吸って、瘀血(おけつ)を抜く。これできっとよくなるよ。
2025年10月10日来院
「今日はお礼を言うために来ました。前回、蔡クリニックを教えてもらって、行ってきました。初めて行ったとき、お灸をして、その後で瘀血の吸引をしてもらったのですが、お値段がけっこう高くて、2回目以降は、お灸はせず、瘀血の吸引だけしてもらいました。7回行って、今、ずいぶんよくなりました。まだ口元が多少荒れていますが、もう誰が見ても、アトピーに悩んでいたとは思われない。てきめんに効きました。
1回の瀉血で、だいたい150㏄ほどの瘀血を抜きます。最初のほうは1週間おきに通院して、終わりのほうは2週とか3週おいて、合計7回行きました。その7回の瀉血であれだけひどかった皮膚症状が、こんなにきれいに治った。信じられない思いです。いい助言をもらって、感謝しています」
そう、アトピーは、毒の病気です。その毒が抜ければ、かゆみも勝手に消えていきます。ステロイドのような新たな毒を患部に塗ったところで、解決するわけがない。むしろ、症状は悪化し、難治化します。
初期のアトピーなら、意識的に汗をかくとか、血液をきれいにするハーブなりサプリなりで改善するだろうけど、上記の患者では、瀉血のように物理的に毒をしっかり抜く方法のほうが効果的だった。
かゆみから解放されて、今後生活の質はきっと高まるだろう。たとえば重度のアトピーでは、恋愛にもつい奥手になってしまう。きれいな皮膚になった今、ぜひ婚活も頑張って、新しいパートナーを見つけてください。できれば、ワクチンとかの話が通じるパートナーをね(笑)
【参考】
https://www.youtube.com/watch?v=UbkEDkF9AcY
<転載終了>

いわゆる「アトピー」というものについても「悪い血を出す」ことによって改善するとは...、やっぱり
昔からの知恵は本当の「知恵」なんですね。
こうしてみると、今の医療界で「病気」といわれているものがどれだけ利権の種にされてきたか、嫌と
言うほどわかっていたつもりですが、改めて考えさせられました。
ひとの身体は自分で自分を治すことをやっている。 その自然な「能力」を知って、その使い方(瀉血な
ど)の方法を示してくれる医師は本当に貴重な存在で、ありがたいです。
私も玄米を筆頭に、食事によって体調を調整し、重曹・クエン酸・マグネシウムなどで洗濯、掃除、皮膚
への対応などをして、まったく問題がありません。 市販の「化粧品」などを使っていた頃のことはもう
思い出すこともなくそれらの「売り場」は無縁となりました。
genkimaru1
が
しました