https://nofia.net/?p=32315
<転載開始>
これで、中国による米国産大豆の購入が再開される可能性は完全になくなりました。アメリカの農家の人たちも大変だ。
中国との貿易摩擦が深刻化する中、トランプ大統領は食用油の禁止を警告
AXIOS 2025/10/15
Trump threatens cooking oil ban as China trade spat deepens

トランプ大統領は火曜日 (10月14日)、大豆輸出をめぐる争いで米国は中国からの食用油の輸入を停止する可能性があると警告した。
食料品店やその他の場所でインフレが進む中での貿易戦争の突然の再激化は、消費者の痛みを増幅させる恐れがある。
これは、両国が新たな輸出規制と港湾料金を課し、トランプ大統領が中国に対して新たに100%の関税を課すと警告したことを受けて、世界最大の 2つの経済大国間の対立が再燃する中での新たな攻撃だ。
全体像を見てみると、中国は伝統的に米国にとって最大の大豆輸出市場であったが、この数か月で貿易は完全に停止した。
政府は救済を約束したが、それはまだ実現していない。
一方、中国は最近、米国がアルゼンチンへの救済を約束していた矢先にアルゼンチンが主要な輸出税を撤廃したことを受けて、同国から大量の大豆を購入した。
トランプ大統領は、Truth Socialの投稿で以下のように述べた。
「中国が意図的に我が国の大豆を買わず、我が国の大豆農家に困難をもたらしているのは、経済的に敵対的な行為だと私は考える」
「我々は報復として、食用油や貿易の他の要素に関わる中国との取引を停止することを検討している」
「例えば、食用油は私たち自身で簡単に生産できるので、中国から購入する必要はない」
興味深いのは、米国と中国との食用油貿易の大部分が、バイオ燃料の製造に使用される使用済み食用油(UCO)の輸入であるという点だ。
米国農務省によると、国内の大豆油生産量は近年急増しているが、増加分のほとんどはバイオ燃料用だという。データによれば、食用として米国に輸入される食用油のうち、最も多いのはカナダ、インドネシア、欧州連合からのものだ。
「納豆や梅干しやキムチは有用な腸内細菌環境の定着率には結びつかない」というAIの返答
なんか酔っ払って、腸内細菌環境のことを続けて聞いていたんですけれど、まずは「プロバイオティクスは一時的な改良でしかない」(持続して改良されることはない)ことを知り、ついでに、これらのことも聞いてみました。
これは、今日書いた「アメリカの乳児の4人に1人は、赤ちゃんの免疫に最も重要なビフィズス菌を「腸内にまったく持っていない」ことが判明」という記事から、赤ちゃんたちに優良な腸内細菌を復活させる術ってあるのかなと思ってのことです。Grok には、この記事で書いたネイチャー誌の論文も読んでもらいました。
Grokへの質問:日本では、梅干しや納豆、キムチなどが腸内環境にいいと言われていますけれど、先ほどのご回答からですと、それでも優良な腸内細菌の定着率が高いとは言えなそうですね。
Grokの回答:
はい、おっしゃる通りです。日本などの伝統の発酵食品(梅干し、納豆、キムチ)は腸内環境に有益で、善玉菌の増加やSCFA産生促進などのエビデンスが豊富ですが、新規菌の定着率が高いとは言えません。
これらは主に「一過性の通過効果」や「既存叢の活性化」を通じて機能し、乳児期のビフィズス菌欠損のような深刻なディスバイオシスを「定着」で劇的に修復するものではなく、日常的なメンテナンスに適しています。以下に科学的根拠を基に説明します。
定着率の低さとメカニズム
・一過性効果が主流: これらの食品に含まれる乳酸菌(キムチのLactobacillus plantarum、納豆のBacillus subtilis、梅干しの乳酸菌混合)は、胃酸耐性が限定的で、腸到達後も既存微生物叢の競争(栄養・空間争奪)で数日以内に消失。研究(Gut Microbes, 2021)で、キムチ摂取後の糞便検出率は摂取中50-70%だが、中止後1-2週間でゼロに近づく。納豆菌も胞子形成で耐性が高いものの、ヒト腸定着は<10%(Journal of Applied Microbiology)。
・定着しにくい理由:ニッチ競争: 健常成人の腸内細菌数は10^14個規模で飽和。新規菌はムチン層やIgA免疫で排除されやすい。
・株の適応性: 食品由来菌は食品環境(塩分・pH)最適化で、ヒト腸の酸素低・多様環境に不適合。梅干しの高塩分菌は腸pHで活性低下。
・個人差: ベースライン叢が乱れている(抗生後)場合に一部定着しやすいが、平均定着率5-20%(Nature Reviews Microbiologyレビュー)。
・乳児との違い: 乳児の叢は未熟で可塑性が高いため、母乳HMOのような特定餌で定着しやすい。一方、成人ではこれらの食品だけでは「復活」より「維持・微調整」止まり。
それでも腸内環境に良い科学的根拠
定着せずとも、機能的利益が確認されており、日本食の長寿・低疾患率(Hisayama研究)と関連:
・キムチ: 乳酸菌が通過中に病原菌抑制・抗炎症(IL-10増加)。韓国コホート(Nutrients, 2022)で1日50g摂取がα多様性向上、SCFA産生菌活性化。定着低いが、ポリフェノール(唐辛子由来)が間接促進。
・納豆: 納豆菌の酵素(ナットウキナーゼ)が腸壁バリア強化、ビタミンK2産生で善玉優位。RCT(Bioscience of Microbiota)で8週間摂取がビフィドバクテリウム間接増加(定着非依存)。
梅干し: 乳酸発酵で有機酸産生、腸pH低下で悪玉抑制。動物研究(Journal of Functional Foods)でプレバイオ効果確認だが、ヒトでは一時的(塩分注意)。
・全体効果: 日本人疫学(JPHC研究)でこれら多食群のディスバイオシスリスク20-30%低。メタアナリシス(Frontiers in Nutrition, 2023)で発酵食品が多様性維持に寄与、定着より「エコシステム刺激」。
実践的示唆と向上策
・期待値調整: 定着狙わず、「通過中の免疫調整・代謝サポート」として活用。毎日少量(キムチ50g、納豆1パック、梅干し1-2個)で持続効果。
・定着率向上のコツ:
・プレバイオ併用: 食物繊維(野菜・海藻)と組み合わせで通過菌の活性延長。
・連続・多様摂取: 複数食品ローテでニッチ拡大。抗生後や低繊維食時に効果大。
・シンバイオ強化: 市販の耐酸性株(例: ヤクルトのL. casei Shirota)と組み合わせ。
・限界: 高塩分(梅干し・キムチ)で血圧リスク、過剰で膨満。乳児期欠損の「復活」には不十分で、成人でもFMT級介入が必要な場合あり。
日本食の強みはこれらの食品が「食事全体のバランス」で働く点です。定着率は低くても、長期的に腸内環境を安定させる文化的資産です。ご家族で取り入れやすいので、塩分控えめに楽しんでください!
<転載終了>
genkimaru1
が
しました