https://news.livedoor.com/article/detail/29826827/
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【写真を見る】政治家になる前は「モデル」のバイトも…「小野田紀美氏」の凛々しい表情に、珍しい“晴れ着”姿も
小野田氏は2022年7月の参院選で公明党の推薦を受けずに岡山県選挙区で当選を果たし、大きな注目を集めた。あの時、彼女の地元である岡山県で何が起きたのか、デイリー新潮は当時、次のように報じていた。

(以下はデイリー新潮が2022年7月11日に配信した記事の再配信になります。年齢や肩書は当時のものです)
毎日新聞やNHKは今回の参院選の候補者にアンケート調査を行っているが、これに小野田氏は、「憲法改正賛成」、「憲法9条改正賛成」、「緊急事態条項賛成」、「自衛隊による敵基地攻撃能力の保有賛成」と回答した。
「小野田さんは国会の論戦でも、一貫して保守的なスタンスで発言しています。特に21年の参院予算委では『NHKのスクランブル化を実現すべき』と主張し、ネット上で広範な支持を集めました。もともと小野田さんはネットの活用が巧みということもあり、SNSなどでは同様の意見を持つ保守層が熱烈な応援を繰り広げています」(同・記者)
遊説中の奈良県・近鉄大和西大寺駅前で凶弾に倒れた安倍晋三元首相も、保守派の雄らしく、小野田氏の応援演説に駆け付けた。それは亡くなる前日の7日だった。故人のツイートをご紹介しよう。
《自民党公認のみで戦い抜く小野田紀美候補。厳しい闘い、彼女の鋼の信念に会場は燃えました。/日本を守り抜く小野田紀美候補に力を!/宜しくお願いします》(7月7日)
公明党との“きしみ”
読売新聞と産経新聞の記事にも、小野田氏の“政治的信条”が公明党と合わないという記述がある。
《小野田と公明・創価学会の関係には以前から、きしみが生じていた。保守的な信条を持つ小野田は、「公明の安全保障政策や憲法改正を巡るスタンスが不満だった」(自民県議)とされる。地元・岡山出身とはいえ、公募候補でしがらみも少ない》――[注目区を行く・岡山]全国で唯一の事実上「推薦拒否」、自公にきしみ(読売新聞オンライン・7月3日)
《小野田はかねて「公明と一緒では憲法改正できない」と周囲に漏らすほど距離を置いていただけに、渡りに船とばかりに“離縁状”を突きつけた》――【参院選2022 激戦区を歩く】(4)岡山 推薦見送り 自公の亀裂拡大(産経新聞・7月5日朝刊)
公明党=創価学会に対する反感を隠さない小野田氏に対し、岡山の創価学会幹部は激怒したという。産経新聞の記事から、さらに引用させていただく。
《日ごろから不快感を抱いていた岡山創価学会の幹部は激怒。6年前に小野田が初当選したときは公明票の恩恵を受けた経緯もあるだけに、「これまでの恩を忘れるような言動だ。売られたケンカは買ってやる」と周囲に語り、対決姿勢を鮮明にした》
茂木幹事長は謝罪
口ゲンカだけでなく、岡山の創価学会は実際に対立候補の支援に回った。立憲民主と国民民主の両党が推薦する元玉野市長の候補の決起集会には、《会場には連合岡山傘下の労組組合員に加え、岡山創価学会関係者の姿もあった》という。
自民党は慌てて関係修復を図った。担当記者が言う。
「衆院の岡山1区から選出された自民党の逢沢一郎さん(68)は、岡山市内で行われた参院比例区の公明現職候補の応援に駆け付けました。小野田さんが所属する茂木派の茂木敏充・幹事長(66)も岡山に入り、県議に『私の教育不足です』と頭を下げたと読売新聞は報じています」
一方、SNSでは小野田氏を応援する声で溢れた。Twitterのごく一部をご紹介しよう。
《公明とは手を切らなければいけない。頑張れ小野田さん!》
《『脱・公明』の機運を高めて欲しいです/愛国の気持ちを持った国会議員を増やしたいです》
《保守自民・小野田紀美さんは絶対に負けられない!/選挙後公明党とは連立解消してくれ!》
そして結果は、小野田氏の圧勝に終わった。この影響は決して小さなものでは終わらないという。ベテラン政治記者が言う。
「自民党のベテラン議員や古くからの支持者は、かつて“反公明党・反学会”のスタンスでした。ただし、与党の座を安定的に維持するため、あえて公明党と密接な関係を結んできたという歴史があります。小野田さんはひょっとすると、“パンドラの箱”を開けたのかもしれません」
自民党で地殻変動!?
なぜ自民党が公明党と手を結んできたのかといえば、創価学会の信者数を背景とした“集票マシーン”の実力が圧倒的だったからだ。
「ところが近年は、公明=学会の集票力にも陰りが見えています。選挙活動に熱心な信者は高齢化が進み、比較的若い信者は政治活動にさほどの興味を持っていません。そこに小野田さんが『学会票がなくても選挙に勝てる』ことを証明してしまった。公明党と政治的スタンスを異にする自民党の議員は他にも大勢います。こうした議員が“脱公明・脱学会”を進める可能性は否定できません。自民党の内部から大きな地殻変動が起き、もう公明や学会票を当てにする必要はないという声が噴出するかもしれません」(同・政治記者)
第1回【公明党に“反旗”の自民「小野田紀美氏」が初入閣 “自公連立解消”に先鞭をつけた「岡山のジャンヌ・ダルク」3年前の圧勝劇】では、なぜ小野田氏は公明党に対して“突っ張り”続けたのか、その背景などについて詳細に報じている──。
デイリー新潮編集部
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