本山よろず屋本舗さんのサイトより
http://motoyama.world.coocan.jp/
<転載開始>
 311福島原発事故があった2011年3月から2ヶ月後の5月、私の母は82年の人生を閉じました。
 死因は肺癌です。
 長崎原爆の被曝者として原爆手帳を持っていた母は、自分の肺癌は長崎原爆のせいだったかもしれない、という思いを持っていたに違いありません。
 福島で深刻な放射能汚染があった年にそんな母が亡くなったことに、なにやら因縁めいたものを感じてしまいます。
 私は、被曝者二世となります。
 母は晩年、長崎原爆被害の活動をしていたこともあり、私は原爆に対して人よりはちょっと思い入れがあるかもしれません。
 前回の記事「『原爆は自作自演の水上起爆だった?!』から」において、日本では、原発の主原料であるウラン238が、「核分裂しない」という大嘘がまかり通っていることを紹介しました。
 今回は、太平洋戦争において、米軍が広島、長崎に投下したとされる原子爆弾の虚構を紹介したいと思います。

 広島にB-29(エノラ・ゲイ)によって投下されたとされる核爆弾(通称リトルボーイ)の主原料は、ウラン235です。
 前回の記事で述べたように、原発の主原料であるウラン238より、低エネルギーの中性子で起爆してしまうので、運ぶ際はウラン238よりずっと大がかりな遮蔽が必要となります。
 ウラン235は熱中性子(0.25eV)で核分裂するので、地上に降り注ぐ超高速中性子(1000MeV)を0.25eV未満まで減速しなければなりません。

 では今回も『原爆は自作自演の水上起爆だった?!』(水原紫織著、ヒカルランド)から抜粋して紹介させていただきます。


 ・・・<『原爆は自作自演の水上起爆だった?!』、p59~p61から抜粋開始>・・・

 ウラン235には4mの厚さで全方位を覆う減速材が必要

 前項のウラン235の性質や爆発のシナリオを踏まえると、リトルボーイをB-29で運んでいる間に、空から降り注ぐ中性子で早期爆発してしまわないよう、厚い遮蔽材が必要であることがわかる。
 その減速材(遮蔽材)の厚さは、空から降り注ぐ1000MeVの超高速中性子を、低速中性子の0.025eV未満まで減速する距離が必要であることがわかる。ではいったいどれくらいの厚さの減速材(遮蔽材)が必要なのだろうか。

 ・・・(中略)・・・

 したがって、ウラン235に空から降り注ぐ1000MeVの超高速中性子が入射しない(当たらない)ようにするには、ウラン235の核分裂爆弾を鉄1m、コンクリート3m、計4mの厚さの遮蔽材で覆う必要があることがわかる。
 また、遮蔽材の覆い方については、航空機が旋回する際も上昇下降する際も機体が傾くため、ウラン235の核分裂爆弾の上側を覆うだけでなく、全方位を4mの厚さの遮蔽材で覆う必要がありそうだ。

 リトルボーイにはウラン235が早期爆発しないための減速材が無い

 はたして、リトルボーイには、B-29の上空から降り注いで機体を貫通してしまう超高速中性子を、0.025eV未満に減速して早期爆発させない減速材が、組み込まれていたのだろうか?

 ここに、京都大学複合原子力科学研究所のWebページに掲載されたリトルボーイの構造図(画像1-7)引用する。


    
        (画像1-7)

 リトルボーイには、環境中の超高速中性子や高速中性子によってウラン235が核分裂したり早期爆発しないための、中性子を遮蔽する仕組みが見当たらない。
 このWebページには、リトルボーイが、長さ3m、直径0.7m、重さ4トンだと書かれている。
 なお、高濃縮のウラン235が砲身の中で、いくらか引き離されて2ヶ所に設置されているが、核分裂で放出される高速中性子は平均秒速2万kmの速度を持つため、砲身内で引き離した空間は遮蔽(減速)の機能を成していないことがわかる。
 つまり、リトルボーイには、ウラン235の核分裂爆弾(原子爆弾)を、飛行中に、空から降り注ぐ中性子で早期爆発させないための遮蔽材(減速材)が無いため、ファンタジーの仮想核兵器であったと言うことができるだろう。

 ・・・<抜粋終了>・・・


 そもそも原子爆弾の構造図というのは、原子爆弾を有する国にとってトップ中のトップシークレットではないでしょうか。
 それを、誰でも閲覧できるサイトに掲載している時点でフェイクの臭いがプンプンします。
 著者は、B-29でリトルボーイを運ぶ際にウラン235を早期起爆させない為の中性子の減速材(遮蔽材)の重さを計算しています。
 ・・・<『原爆は自作自演の水上起爆だった?!』、p62~p63から抜粋開始>・・・

 ウラン235のための減速材は重すぎてB-29に搭載できない

 ウラン235の核分裂爆弾(原子爆弾)を飛行中に早期爆発させないためには、1mの厚さの鉄、3mの厚さのコンクリートの減速材(遮蔽材)で全方位から覆う必要がある。
 鉄1立法メートルの重さは7.86トン、コンクリート1立法メートルの重さは2.3トンである。
 そこで仮に、ウラン235の核分裂爆弾(原子爆弾)の形を点として、重さを0として、内側が半径3mの球形のコンクリート、その外側を厚さ1mの鉄で覆う球形の遮蔽材を想像してみる。それが、ウラン235を核分裂させない遮蔽材の最低限の重さを割り出すための便宜上の形である。次に、その遮蔽材の最低限の重さを計算してみる。

・コンクリート部分の重さ 3m×3m×3m×π×4÷3×2.3t=260.123871トン

・鉄部分の重さ 7.86トン(4m×4m×4m×4÷3 - 3m×3m3m×π×4÷3)=1218.183967トン

 B-29の最大搭載量は9トンである。B-29は、ウラン235の核分裂爆弾(原子爆弾)を早期爆発させないための遮蔽材を搭載できないことがわかる。
 リトルボーイも、B-29による広島への原爆投下も、大嘘だったことになる。

 ・・・<抜粋終了>・・・

 長崎に投下されたとされる原子爆弾(ファットマン)の主原料は、プルトニウム239です。プルトニウム239もリトルボーイと同様に、0.025eVの中性子で起爆してしまいます。
 もちろんファットマンの構造図にも、減速材(遮蔽材)がありません。
 ファットマンもまたファンタジーの仮想核兵器であったと言えるでしょう。

 歴史の教科書によると、米軍の原爆投下により広島原爆の犠牲者は14万人、長崎原爆の犠牲者は7万4千人という未曾有の大量殺戮とされています。
 戦争において、戦闘員でない民間人を殺傷することは戦争犯罪です(東京大空襲も同じ)。
 ではなぜ、米軍は戦争犯罪の汚名を着せられるにもかかわらず、広島、長崎に原爆を投下したという立場を選んだのでしょうか。
 ここからは私の推測です。
 ずばり、それはパックスアメリカーナ(アメリカの世界覇権)の為だったと思うのです。
 第二次世界大戦まで世界覇権を握っていたのはイギリスです。
 その世界覇権をイギリスから奪取しようとしたのではないか、と思うのです。
 世界覇権を握る為には、世界一の圧倒的な軍事力が必須です。
 アメリカは、(広島、長崎への原爆投下直前の)1945年7月16日、ニューメキシコ州で世界初の原子爆弾の実験を行い、成功しました。
 当時、世界で唯一の原子爆弾の保有国であり、逆らえば原子爆弾を落とすぞ、という強烈な脅しができます。
 他国がひれ伏すような圧倒的な軍事力を誇示することができるのです。
 しかし原子爆弾を他国の都市まで運ぶ技術的手段がない……。
 それならば、(日本側の協力を得て)日本の都市に落したと捏造すればいいのではないか……。

 サイパン島に米軍の飛行場ができた1944年11月以降、日本各地の主要都市はB-29の絨毯爆撃で廃墟と化し、日本は戦闘能力をほぼ消失していました。
 それゆえ日本政府は何度も降伏交渉をアメリカに打診していたと言われています。しかしアメリカは、戦後のパックスアメリカーナの為に原子爆弾の投下という歴史的イベントを成し遂げる必要があったと思うのです。
 8月6日に広島、8月9日に長崎に原爆を投下したことにして、ようやく8月15日に終戦となります。

 著者の水原紫織氏は、昭和天皇が終生イギリスの正規軍陸軍元帥であったと言っています。
 それが米国の要請に応じて日本が広島、長崎で地上で原爆を炸裂させた原因であったと述べています。私にはことの真偽はわかりません。訪問者の方々で判断していただければと思います。
 水原氏は、地上で炸裂したのは原爆だと言っていますが、原爆を擬装した別のものと主張する研究家もいます。
 参考までに、動画を貼っておきます。

「偽装された原爆投下 ~広島・長崎原の物理学的・医学的根拠への再検討~」
https://archive.org/details/video-harada

 水原氏は、核兵器保有国であるアメリカ、中国、イギリス、フランスは、いまだに核弾頭を敵地に運ぶ手段を持っていないと言っています。
 しかしロシアだけは、核弾頭を搭載したミサイルを打つ能力を新たに保有することになったと見ています。
 それがマッハ10のオルシュニクミサイルです。
 オルシュニクは、マッハ10の速度で垂直(入射角0度)で標的に突入する機能を持つといいます。
 これであれば、技術的に核弾頭を搭載することが可能だとする専門家もいるようです。

 そういえば少し前ですが、トランプ大統領がウクライナにトマホークミサイルを供与すると言い出したことがありました。
 しかし、プーチン大統領との電話会談後、急に「トマホークはアメリカの防衛に必要」と言い出し、ウクライナへの供与を取り消しました。
 プーチン大統領からすれば、ウクライナからロシアの首都モスクワまでトマホークの射程圏に入るのですから、絶対に認めるわけにはいきません。「アメリカがウクライナにトマホークを供与するなら、ロシアは即時に核ミサイルで報復する」といった会話がなされたことは容易に想像がつきます(西側はオルシュニクを撃ち落とすミサイル防衛システムを持っていません)。
 水原氏が言うように西側の核保有国は敵地に核を打ち込む技術がなく、ロシアのみが持っているという推測が正しいなら、トランプ大統領が、一転してウクライナへのトマホークの供与を諦めたことの説明がつきそうです。

 最後に、1945年8月6日、午前8時前後の広島原爆投下時に広島上空を紫電改で飛んでいた大日本帝国海軍少尉、本田稔(ほんだみのる)氏の証言を紹介します。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm42594171


 本田氏は、次のように述べています。

 「全然それはもうあの、エノラゲイは見ていませんしですね。私は空中から爆弾落としたとは思っていないんですよ。下から爆発って、なんで何が爆発したかと思って……」

 敵機の発見が遅れると命にかかわる緊迫した戦時下において、戦闘機のパイロットがB-29という大きな航空機の存在を見逃すはずがありません。
 私は謹厳実直そうな軍人出身の本田氏が嘘をついているとは思えないのです。

 この記事を書いているうちに、ふと気付いたことがあります。
 アメリカのワシントンD.C.のスミソニアン航空博物館(の別館)に、実物のエノラ・ゲイが展示されているといいます。
 前述したように、戦時下において非戦闘員(民間人)を攻撃することは戦争犯罪です。
 日本が国際刑事裁判所に提訴すれば、間違いなく「戦争犯罪」と認定されるでしょう。そのマイナス面を理解していながら、多くの人々が目にする博物館にエノラ・ゲイを展示するメンタリティーとはなんなのでしょうか。
 それは、「広島、長崎に原爆を落としたのはアメリカである」ということを強烈に人々に刷り込む為だったと私には見えます。


 (2025年11月1日)

<転載終了>