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<転載開始>
商業用不動産担保証券は、商業用不動産への融資を裏付けとした証券化商品で、その延滞率が過去最高というのは、つまり商業用不動産危機も過去最悪になっているということだと思われます。
オフィス向け商業用不動産担保証券(CMBS)の延滞率の推移
KobeissiLetter
投稿した方は以下のように書かれていました、
オフィス向け商業用不動産担保証券(CMBS)の延滞率が10月に63ベーシスポイント急増し、過去最高の11.8%に達した。これは、2008年金融危機後のピークである10.7%を1パーセンテージポイント以上上回っている。
2022年10月以降、CMBS延滞率は10パーセンテージポイント急上昇している。
同時に、多世帯住宅向けCMBSの延滞率は53ベーシスポイント上昇し、7.1%となり、2015年12月以来の最高水準となっている。
全体の米国CMBS延滞率は23ベーシスポイント上昇し、7.46%となり、少なくとも4年ぶりの高水準だ。
商業用不動産危機は悪化している。
ハリウッドの興行収入が史上最低に。今後は映画製作にAIアルゴリズムが導入され、さらに魅力を失う可能性
興行収入の悪夢:ハリウッドの製作失敗と人員削減で興行収入が史上最低に落ち込む
Liberty Daily 2025/11/02
Box Office Nightmare: Revenues Plunge to Historic Lows Amid Woke Hollywood Flops and Job Cuts

映画業界の苦境は収束の兆しを見せていない。コムスコア社のデータによると、2025年10月の国内興行収入は約 4億2500万ドル (約 650億円)で、パンデミック期を除くと過去 27年間で最悪の成績となった。
この悲惨な数字は、大ヒットシリーズがスクリーンを席巻する以前の 1997年10月の調整前 3億8520万ドルを大きく下回る。
主要作品は観客動員に失敗した。ディズニーの『トロン:アレス』は、公開(製作)費用 2億2000万ドル (約 330億円)と報じられたものの、米国での初登場興行収入はわずか 3320万ドル (約 51億円)、米国でも最終的にわずか 6510万ドル (約 100億円)にとどまり、推定 1億3200万ドル (約 200億円)の損失につながった。世界興行収入は 1億2540万ドルにとどまり、注目度の高いSF続編としては期待を大きく下回った。
同様に、ドウェイン・ジョンソン主演の『スマッシング・マシーン』は、初週末の興行収入がわずか 580万ドル (約 9億円)にとどまり、批評家からの高い評価にもかかわらず、国内興行収入は約 1100万ドル (約 17億円)、世界興行収入は 2000万ドル近くまで落ち込んだ。これらの失敗作が、劇場を空席にした不振作に加わった。
チケット販売の低迷に加え、この業界は大規模な雇用喪失に直面している。労働統計局の最新の統計によると、過去2年間で 4万2000人以上の雇用が失われており、これは労働力の約 3分の1に相当する。
押しつけがましいメッセージへの観客の疲弊も、映画業界の低迷の一因となっている。
観客が説教臭くない娯楽を求めるにつれ、イデオロギー的なコンテンツへの反発が高まっている。興行成績の低迷は、映画業界全体が衰退傾向にあるように見える時期に起きた。しかし、業界関係者の中には、この衰退にはより深い思惑があり、巨大 IT 企業が介入して自分たちの都合の良いようにストーリーテリングを再構築することを可能にしていると囁く者もいる。
さらに、人工知能(AI)が、迫り来る破壊的イノベーションの到来を告げている。OpenAI 社は 9月に、テキストプロンプトから複雑なシーンをレンダリングできる高度なビデオジェネレーター「Sora 2」を発表した。
「 OpenAI は先月、映画制作プロセスの多くを不要にする AI ビデオジェネレーター『Sora 2』をリリースしました」と、匿名を条件にハリウッドのある映画編集者は語った。「懸念していると言うだけでは控えめな表現です」
現在、米国およびその他の地域でアプリ経由で利用可能なこのツールは、機械が創作活動を行う際に、誰が物語をコントロールするのかという疑問を提起している。
この傾向が続けば、伝統的なハリウッドはさらに衰退し、人間の創造性よりも効率性を優先するアルゴリズムに取って代わられることになるだろう。家族や一般の映画ファンは、思惑や自動化された演出ではなく、現実に寄り添う物語を期待している。映画業界が進むべき道は、かつて映画を素晴らしいものにしていた真の才能と観客を魅了する物語への回帰だ。
韓国の若年の仮想通貨トレーダーの60%が資金を喪失しているという報道
2022年の報道ですが、今も同じかと思いまして。今(11月4日)も激しく仮想通貨が急落しています。「レバレッジ」とは、持っている元金の何倍、あるいは何百倍の「賭け」ができるというシステムです。FXや仮想通貨の取引では、比較的普通のこととなってしまっています。
2025年11月4日のビットコインの値動き
夢破れ:韓国の若者のレバレッジ投資が裏目に
Korea Herald. 2022/10/25
Dashed dreams: Young Koreans’ leveraged investments backfire

ソウルで銀行の住宅ローン商品の広告の前を歩く男性。
株式市場や仮想通貨市場が活況で借入コストが低かった頃、リスク許容度は高いものの投資資金が少ない韓国の若者の多くが、韓国語で「ビット」と呼ばれるレバレッジ投資に手を出した。
こうした若い投資家の多くは、すぐに金持ちになって若くして引退し、「FIRE族」の新メンバーになることを夢見ていた。「FIRE族」とは、「経済的に自立し、早期に引退する」の頭文字をとったものだ。
しかし、市場が暴落し金利が上昇する中、多くの人が今苦しんでいる。
その中には、IT 企業で働くチョン氏もいる。彼は、投資に関するヒントや情報を集めるために毎日オンラインコミュニティや YouTube にアクセスしていたものの、今は利用をやめたと言う。
韓国の仮想通貨取引所アップビットとビッサムを通じた仮想通貨への投資で、約 9000万ウォン(約 960万円)が消失した。そのうち 3分の2にあたる 6000万ウォンは、彼自身の資金ではなく、銀行や証券会社から借りたものだ。
「 3000万ウォン (約 320万円)を失った時点で辞めるべきだった。でも、元本を取り戻そうとレバレッジをかけて投資してしまい、結局すべて失ってしまった」と彼は言った。「これからは株や仮想通貨には絶対に手を出さない」と述べる。
2年前に就職したキムさん(29歳)は、株式投資で4カ月分の給料を失った。
最大の損失は、米国のテクノロジー株に投資するレバレッジ型上場投資信託によるもので、2021年半ばに同氏がこの商品に投資を開始して以来、83.31%急落した。
「給料はほぼ横ばいで住宅価格が上昇し、結婚年齢に近づいてきたので、投資について考える時期だった」と彼は語った。
韓国の指標株価指数 KOSPI は下落した。
昨年 8月5日に 3296.17ポイントを突破した後、同指数は金曜日に 32.8%下落し、2213.12ポイントで取引を終えた。韓国証券保管振替機構によると、KOSPI に投資している個人投資家のうち、20代と 30代の個人投資家は全体の 41%を占めている。
データによれば、過去数年間でより多くの若い投資家が「ビットトゥー」戦略に惹かれている。
金融監督院のデータによると、2020年末時点で、3つ以上の金融機関から証券関連ローンを借り入れている 30歳未満の株式投資家は 31万9232人だった。今年 6月時点で、その数は 21%増加し、38万7021人となっている。
同時期に他の年齢層でも平均 5%の増加が報告されており、株式や仮想通貨の価格が急騰した 2021年には若者の間で「ビットトゥー」が不釣り合いなほど人気を博したことが示された。
より不安定な暗号通貨市場では状況はさらに悪化している。
ビットコインの価格は火曜日午後 2時時点で 2,772万ウォンで、11月12日の 7,598万8,000ウォンより 63.5%下落した。
若いトレーダーたちが仮想通貨で多額の損失を被り社会問題となったため、韓国政府は彼らに対する債務救済策を打ち出した。
この制度は社会的弱者向けの大規模救済プログラムの一環であり、35歳未満の債務者に対して利子支払いを最大 50%減額するとともに、債務満期を最大 3年間延長し、その間の金利を 3.2%とする。
韓国の裁判所によると、20代の破産申請件数は、2022年上半期の月平均 245件から、(2022年)7月には 322件、8月には 315件に増加した。20代の割合は、破産申請件数全体の 19.6%で、2020年の 10.7%から大幅に増加した。
<転載終了>