msouken5のブログさんのサイトより
https://ameblo.jp/msouken5/entry-12950254160.html
<転載開始>

 ジェームズ斉藤の戦略インテリジェンス・ワールド


 ●●●●以下転記はじめ●●●● 


 ここにきて中国が激しくしかけています。レーザー照射事件などはその最たるものですが、実はアメリカが先日出した国家安全保障戦略(NSS)とも密接なつながりがあったのです。


複雑な国際情勢をジェームズ斉藤がきっちり解説します! 


 管理人2025.12.11 


 ——アメリカの国家安全保障戦略(NSS)が先日出ましたが、結構えげつない内容ですね。


  ジェームズ 日本にとってはかなり厳しい内容になっていますね。


そもそもアメリカの国家安全保障戦略(NSS)とは4年に1回発行される重要な国家戦略文書ですが、今回は特にトランプ=高市電話会談が終わった直後に出ています。あの電話会談ではトランプの中国寄りの姿勢が明確になりましたからNSSにもそれが反映されています。

さらに、世界的には米露の和平ディールの交渉が加速している中でしたし、ウクライナはポイ捨てにされてヨーロッパが一気にウクライナを持ち上げるように動き回っていました。そんな時に出したわけですから、かなり中国寄りであることは予想できていましたが、それでも日本を無視しすぎていますね。


  ——これもともと11月に出来てたものですよね? 


 ジェームズ そうです。トランプの署名があるところを見ると日付が11月になっています、何日とまでは書いていませんが。


ですから、アメリカは相当前から日本を優遇する気はなかったと思います。


トランプ来日時のごきげんぶりは日本でチヤホヤされたからだけでしょう。実際、トランプはもう高市さんの名前を覚えていません。


  ——そこまで適当なんですか!?  


 ジェームズ そうです。気分屋であることは間違いありませんから。


なによりトランプ政権がそれを一番わかっています。また、今回のNSSを書いたのは戦争省のエルブリッジ・コルビーなどのJDヴァンス派です。トランプはサインをしただけで読んでもいないとトランプ政権関係者から聞いています。


  ——では、これからはJDヴァンス派がトランプ政権を事実上動かしていくと。親イスラエル派のスージー・ワイルズ首席補佐官とかはどうしてるんですか? 


  ジェームズ 今回のNSSにはスージー・ワイルズの影響はほとんど感じられません。例えば、前の記事でも書いているようにスージー・ワイルズは“AIPAC(親イスラエル系ロビー団体)の首席補佐官”と言われるほどイスラエルから金を貰っています。


ですから、ワイルズがかかわっていればイスラエルへの言及が至るところに出てくるはずですが、このNSSにはほとんどイスラエルの言及がありません。


「イスラエルを守られた状態にすることがアメリカの核心的利益だ」といったことぐらいは書いてありますが、「イスラエルを守る」とは一言も書いてありません。この微妙な言い回しは重要で「守る」といってしまうとアメリカが主語になりますが、「守られた状態」であれば、アメリカが守る必要はありませんから放っておいてもいいのです。


  ——公式文書ってそうですよね、日本でも官僚構文とかありますよね。


  ジェームズ どこの国もそうです。


イスラエルでもこんな扱いを受けているわけですから日本がほとんど言及されていなくても当然でしょう。


韓国やフィリピンなどのほかの同盟国と同列に並べられているだけです。


ワシントンのシンクタンクなんかは「日米同盟が世界で最も重要な同盟関係だ」などと言っていますが、トランプ政権もトランプ大統領もまったく重要視していないことがこれでわかります。


今回のNSSでは日本が数あるアメリカの同盟国の一つにすぎないという位置付けのみならず、「第一列島線防衛のため日本は防衛費を増額させよ」といった対日圧力まで入っています。


アメリカにとっては「第一列島線防衛」が日米同盟の目的という認識で、もはや日本文化さらには日本人に対する敬意すら感じられません。


日本政府やワシントンのジャパンハンドラーが繰り返す「日米友好」など唾棄すべき妄想だということです。


  ——日米ともそれはわかっていることですけれど、文書にしたというのが大きいですね。


  ジェームズ そこは重要ですね。


では、どこを重要視するのかというとヨーロッパです。


いまヨーロッパは極左政治と言論統制によって伝統的文化が抹消されようとしているというのがアメリカの主張です。


もとの偉大なる西洋文明の発祥地であるヨーロッパに戻すため、アメリカがヨーロッパ・ファーストの勢力を支援するというのです。


これが現代のアメリカのマニフェスト・デスティニー(神から与えられた明白な天命=元々は北米大陸の西への領土拡大)だという認識です。


  ——それはヨーロッパに対する侵略という意味になるんですか? 


  ジェームズ いえ、第二次大戦後、アメリカがマーシャル・プランによってヨーロッパを復興させましたが、あの感覚だと思ってください。具体的にはCIAが得意としていた政権転覆を今度はヨーロッパで仕掛けるということです。


イギリスのスターマー政権やフランスのマクロン政権などの極左政権を倒して各国の自国ファースト勢力を支援してヨーロッパに自立してもらうというのが今後のトランプ政権が目指していることです


。 ——ならば日本も支援したらいいじゃないですか。やっと高市政権という自国ファースト政権ができたんですから。 ジェームズ 日本人はそう思うでしょうが……(続く)  



 ●●●●以上転記おわり●●●●


エルブリッジ・コルビー





コルビー氏は自身が主宰するシンクタンク「マラソン・イニシアチブ」の代表を務めつつ、主に対中戦略の分野でメディアに積極的に出て自身の戦略を提唱している



 コルビー氏によれば、この戦略の要諦は「中国によるアジアでの地域覇権」を拒否することにある。より具体的にいえば、中国政府の覇権拡大の野望を完全に封じ込めるために、アメリカとそのアジアの同盟国たちは積極的に軍備を拡大し、その結果として中国側の意図をくじくことに集中すべきだということになる。







エルブリッジ・A.コルビー プロフィール


 



イェール大学で、学生どうしの秘密クラブとして1832年に結成されたのが、「スカル&ボーンズ」だ。
 そもそもイェール大学は世界でも最高レベルの大学のひとつとされており、これまでに5人の大統領や56人のノーベル賞受賞者を輩出している名門だ。その大学の新入生のなかで、スカル&ボーンズに入会を許されるのはわずか15名ほどといわれている。つまり、会員はいずれもエリート中のエリートばかりということになるわけだ。


<転載終了>