donのブログさんのサイトより
https://ameblo.jp/don1110/entry-12953881815.html
<転載開始>

「引き上げるなら安楽死を認めてほしい」“負担額が2倍近くになる長期療養患者も ”高額療養費制度『値上げ』で患者ら悲鳴「治療を諦めざるを得ません」


■厚労省は「セーフティネットを強化している」と話すが現実は…



【全国保険医団体連合会 本並省吾事務局長】
緊急アンケートに寄せられた声の多くは“悲鳴”です。

~48歳女性~
「がん治療中。昨年末に手術を終え、これから抗がん剤治療などが始まります。収入は500万から200万円へと半分以下に下がる見込みですが、今年は昨年の所得区分の上限額になります。普通に生活していくのもままならないのに、限度額が引き上げになってしまったらもう生活できません。治療も諦めざるを得ません」

高額療養費制度は大きく「一年間の利用回数が1回~3回まで」と「3回以上」に分けられ、3回以上利用すると、『多数回該当』となって4回目以降の自己負担額が大幅に下がります。(例:3回目まで月8万円程度の自己負担額が、4回目からは月4万4400円の自己負担額になる)

厚労省は今回の見直し案で、「長期療養患者の多くが利用している『多数回該当』の負担額を据え置くことで、長期療養患者への配慮をしている」としています。

しかし、見直しがされた場合、負担額が2倍近くになる長期療養患者も少なくないのです。

例えば、長期で抗がん剤治療を行っている患者さんで、1年間ずっと投与し続けている方は多くありません。体調をみながら「2か月治療をして1か月休む」などという風に、投薬と休薬を繰り返している方が多いのです。

仮に、年収650万円の人が、ひと月の医療費8万3000円で、一年のうち6カ月、治療を受けているとしましょう。

現行の制度だと『多数回該当』となり、4万4000円×6で26万4000円の負担です。

それが今回の見直しでことし8月から上限額が引き上げられると、「高額療養費制度」の対象でなくなり、当然『多数回該当』でもなくなるので、負担額は8万3000円×6で49万8000円になります。

負担額が2倍近くになる…23万円超の負担増です。

長期療養で収入が減るケースも多い中、治療を諦めざるを得ない人も出てくるでしょう。


■利用者は15人に1人。高額療養費は他人事ではない。

■「引き上げるなら安楽死を認めて」悲痛な声が続々…

アンケートでは、次のような声も多く寄せられました。

~60歳女性~
「昨年末でいったん治療が終わりましたが、再発した時に限度額が上がっていたら、治療はあきらめるしかないと考えています。引き上げるなら、安楽死を認めてほしい」

石破政権が凍結した高額療養費の限度額引き上げから、わずか1年で高市政権が凍結解除しました。

患者は「命の選択」を強いる負担増を突き付けられ、失望と怒りが急速に広がっています。

もっと実情を理解した上での再考を強く望みます。

(全国保険医団体連合会 本並省吾事務局長)




<転載終了>