yocchan_no_blog3さんのサイトより
https://yocchan-no-blog3.blog.jp/archives/11847236.html
<転載開始>

エプスタイン・ファイルの公開が求めれて既に久しい。このエプスタイン・ファイルには6百万頁以上の文書、ならびに、映像や動画が含まれている。ジェフリー・エプスタインの知人や友人には数多くの著名人や財界人、政治家、皇室メンバー、学者、等が含まれているが、彼の刑務所内での自殺(?)によって更なる究明は困難となった。エプスタインの自白が不可能となった今、エプスタイン・ファイルに含まれている情報は彼との交友関係があった人達に不正行為があったのかどうかを紐解く上で極めて貴重な存在となっている。

ここに「エプスタインは2011年にビル・ゲイツ財団やJP モルガンにパンデミックにおける利益の追求を提案」と題された記事がある(注1)。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。

***

副題:「エプスタイン・ファイルは、ビル・ゲイツをそのネットワークの中心に据えたひとつのビジネスモデルとして、パンデミックを構築する20年にわたる構造の努力として浮き上がらせている。」

サブスタックで著者仲間であるセイヤー・ジーは、最近、ジェフリー・エプスタインとゲイツ財団やJ.P.モルガンの高官との間で交わされたメールに関して興味深い報告を公開したばかりだ。そのメールによると、将来のパンデミックを金融化し、特にワクチン開発の分野で利益を得る方法が提案されていた。

エプスタインがこのような考えを持ち始めたのは2010年頃だったと考えられる。その年、ロックフェラー財団は「革新技術と国際的展開の将来に関するシナリオ」と題した報告書を公開した。「ロックステップ」と称されるシナリオは、今後数年のうちにウィルスによるパンデミックが国際的に流行し、上からの厳格な政府による管理と権威的なリーダーシップによって統制される様子を描いている。

2022年の当時、われわれの最初の書籍「The Courage to Face COVID-19」のための調査を行っていた際、ジェフリー・エプスタインとビル・ゲイツは、多分、このようなことを企んでいたのではないかという直感があった(以下の抜粋を参照していただきたい)。

32章:科学における笛吹き男

2020年4月10日、数学者でファンドマネージャーでもあるエリック・ワインスタインは彼自身のポッドキャスト「The Portal」で単独のエピソードを投稿し、ジェフリー・エプスタインについての考察を述べた。マンハッタンで有名な金融家と2004年に出会った際の鮮明な描写の後に、ワインスタインはエプスタインは資産運用者ではなく、「むしろ、ひとつまたは複数の諜報機関によって作り上げられた存在であり、権力者や科学者に関心を持っていたのではないか」という仮説を提示した。そのポッドキャストの約43分の頃、ワインスタインは興味深い質問を投げかけた:

「いったいどうしてジェフリー・エプスタインは科学にそんなに注目していたのであろうか?」この質問を詳しく説明するために、ワインスタインは科学研究の資金提供に関する一般的な考察を述べた。

なぜか米国は最先端の科学研究への資金提供や学問の自由を守ることへの関心を失いつつあるようだ。バンネバー・ブッシュや「エンドレス・フロンティア・ドクトリン」によって、われわれは目的に特化した研究機関ではなく、大学内で独創的な研究を行うことを強いられた結果、奇妙な問題が生じている。つまり、もうわれわれは科学者に十分な報酬を払うことができなくなったということだ・・・。私がこの状況を例えるとすれば、それは米国がまるでフェラーリのコンバーチブルを持っていて、ルーフを開けたままにして雨がたまるようにし、前のボンネットに「盗め」と中国語、ペルシア語、ロシア語で落書きをされ始めたというような状況である。われわれは自分たちの科学的資産を守ろうとしてはいない。実際、ジェフリー・エプスタインが刑務所から出てきたとき、私はツイートで、ジェフリー・エプスタインは米国政府が資金を出そうとはしなかったものに資金を提供していると書いた。・・・われわれが根本的にこの状況を放置したままでいることに私は非常に憤慨した。このような人物がわれわれを利用し始める隙間を作ってしまったのである。

若い頃に科学を学んだ知的な人たちで成り立っている米国社会のひとつの層が適切な報酬を得てはいない。ワインスタインは特に米国の理論物理学者について言及したが、彼の指摘は世界中の生命科学の専門家についても同様に当てはまるのである。薬理学、ウィルス学、分子生物学の分野には高度な訓練を受けた人々が多くいるが、彼らの大学での収入は、金融専門家や資産運用者、弁護士の収入と比べるとわずかなものだ。アンドリュー・ヒル博士の例が示すように、ビル・ゲイツのようなバイオ製薬コンプレックスのリーダーたちは何千人もの研究科学者に寛大な資金を提供することで、この給与の空白を埋めた。こうして、彼は研究者らのパトロンとなったのである。

2019年10月19日、ニューヨーク・タイムズは「ビル・ゲイツは、過去の経歴にもかかわらず、ジェフリー・エプスタインと何度も会っていた」という見出しの記事を掲載した。特に注目すべきは、エプスタインが複数回にわたって、ゲイツと協力して、世界の医療技術の資金調達を行いたいという意向を示していたことについての記述である。エプスタインも、ゲイツのように、全ての国の人々の健康が依存する可能性のある技術を創造し、それを管理することから得られる大きなパワーを認識しているように見えた。

*

2017年にエプスタイン、ゲイツ、バイオテックベンチャー資本家のボリス・ニコリッチの間で交わされたメールでは「感染症流行対策イノベーション連合」(CEPI)の事業計画に似たワクチン・ベンチャーについて議論がされており、われわれも自分たちの書籍の中でこのことに関して記述している。

*

5章:「機会」
CEPIはノルウェーの法律に基づいてオスロに本部を置き、ロンドンとワシントンD.C.に事務所を持つ非営利団体として設立された。その定款において、自らを「政府、国際機関、産業界、公共および慈善的資金提供者、学界、市民社会グループによって支援された国際的なマルチステークホルダー・イニシアチブ」と説明している。この連合体は、2017年1月、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、世界経済フォーラム(2001年に「ワクチンと予防接種のためのグローバル・アライアンス(GAVI)」を設立)、ウェルカム・トラスト、ノルウェー政府およびインド政府によりスイスのダボスで正式に設立された。その主な使命は「新興の感染症に対してワクチンの研究開発を促進し、資金を調整すること」である。

この資金調整事業の中心には、政府、つまり、納税者のお金から莫大な寄付を募り、その資金をワクチン開発に携わる製薬企業に流すことがある。2016年11月、CEPIは寄付者や参加者に送付する目論見書である「予備的事業計画」を発表した。その概要には、「課題」と「機会」が示されていた。

課題:

最近のSARS、MERS、エボラ、ジカの発生が示すように、新しい感染症は迅速かつ予期せずに出現する可能性がある。将来の感染症の発生において民間分野が堅牢で効果的に参加できるようにするには、業界は信頼できるリスク/リターン分担システム、新興感染症(EID)の優先順位付けシステム、および、緊急使用ワクチンの明確な開発経路を必要とする。

機会:
CEPIは、業界、政府、慈善団体、NGOの資源を調整し、開発目標の優先順位を決定し、EIDワクチンの先進的な開発を促進することで、新たな発生に対する研究開発対応を合理化し、加速させる。

「予備的事業計画書」はワクチン開発に完全に専念するものだ。60頁にわたる文書の中で、新興感染症の治療に言及している箇所は一箇所もない。「費用負担」の項では、事業計画書に次のように記されている。「専属の能力を提供するワクチン開発者は、直接的および間接的な費用について償還されるべきである。」また、「共有利益」の項では事業計画書には次のように記されている:

CEPIの支援を受けて開発されたワクチンは利益を生まないと見込まれている。CEPIの支援を受けて開発されたワクチンが経済的価値を生んだ場合には、CEPIと償還を受ける者との間で合意がなされるか、あるいは、経済的価値はロイヤリティやその他のリスク共有契約を通じて共有されることになる。

言い換えると、ワクチン製造業者は費用の全額が補償され、CEPIと共同で開発したワクチンが「経済的価値を生む」まで利益を得ることはない。その時点で、得られたロイヤリティはCEPIと共有される。この団体の非営利ステータスにより、サポートした経済的価値のあるワクチンから得たロイヤリティはいずれも非課税となる。

予備事業計画書の最後の5頁には、CEPIの会員名簿が掲載されており、学界、政府の保健機関、製薬会社、NGOの著名な人物がずらりと並んでいる。彼ら全員に、将来必ず訪れる感染症の発生という「機会」が提示されていた。3年後に新型コロナ感染症が出現したとき、その機会は彼らの前に現れ、行動を起こす時が来たのである。

2020年3月16日の国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の発表は、ファウチ博士の所属機関とCEPIは、既存の抗ウイルス薬の再利用ではなく、ワクチンによる解決策の開発をビジネスプランとして開始することを示していた。新型コロナ感染症の治療は、単純に言って、ビジネスプランには含まれてはいなかった。これは、ビル・ゲイツやファウチ博士、ならびに、彼らの仲間たちが、1回の治療コースで約6ドルしかかからない古いジェネリック医薬品であるヒドロキシクロロキンの潜在的価値には何の興味も示さなかった理由を雄弁に物語っている。これは、ペンタゴンやロッキード・マーチンに対して、新しい1.6兆ドルのF-35戦闘機プログラムは不要であり、既存の戦闘機を安価に改造すれば同じ結果が得られると伝えるのとまったく同等の話である。

***


これで全文の仮訳が終了した。

この記事を読むと、感染症対策としてのワクチン開発がどのようにして国際的なスケールで組織化されたのかが手に取るように分かる。一言でいうと、すべてが狡猾に練り上げられた金儲けのためのビジネスプランであると言えよう。ジェフリー・エプスタインやビル・ゲイツが登場し、莫大な研究資金を提供した。彼らの支配下に置かれた弁護士や科学者らは一生懸命に働いたのだ。

彼らの働き方をもう一度振り返ってみると、伝統的な価値観やビジネス倫理の観点から言うと極めて嘆かわしい状況があちこちで現出した。彼らはmRNAワクチンの有効性や長期的安全性について懐疑的な意見を述べる研究者や医師たちを個人的に攻撃し、彼らの人格を否定し、医学的な議論の場から彼らを締め出した。医師免許を剥奪される者も続出した。安価に提供でき、新型コロナ感染症に効き目がある医薬品、たとえば、ヒドロキシクロロキンやイベルメクチンは医学的な議論から排除された。この方針に従わない医師には免許の剥奪が待っていた。こうして、科学は金儲け集団によってあっさりとハイジャックされたのである。そして、このハイジャックのプロセスにはFDAやCDCといった米国の政府機関もさまざまな形で関与していたことは皆さんもご存知の通りだ。

このパンデミックの全体像は10年程前に始まったと私は理解していたが、この引用記事の著者は20年前に始まったと明快に述べている。副題で20年を要したと述べているのだ。2001年(訳注:ウィキペデイアによると、2000年)にダボスの世界経済フォーラムで設立された「ワクチンと予防接種のためのグローバル・アライアンス(GAVI)」から始まったようだ。GAVIは特にアフリカにおいて感染症によって失われる子供たちの生命を救うことをミッションとした。当初の設立の目的がいかに人道的なものであったとしても、その枠組みや延長線上にある諸々の仕組みが世界中で1700万人もの人たちがmRNAワクチンの副作用によって命を奪われたと推定されている事実を帳消しにすることはできない。この事実は率直に議論して、同じ間違いが将来二度と繰り返されることがないように手を打つべきであろう。


参照:

注1:Epstein's 2011 Pandemic Profit Proposal to Gates Foundation & JP Morgan: By John Leake, Feb/03/2026


<転載終了>