donのブログさんのサイトより
https://ameblo.jp/don1110/entry-12956052294.html
<転載開始>

最近の研究では、グリホサートが「安全」な用量でラットに10以上の癌を引き起こすことがわかりました。

規制当局は、モンサントのスタッフがゴーストライティングした、すでに取り消された詐欺的な研究に基づいて、世界中でグリホサートの使用を許可しました。

グリホサートの安全性に関する全体の物語は、FRAUD(詐欺)に基づいて構築されたものです。

2025年12月初旬(主に2025年11月28日~12月5日頃)、科学誌Regulatory Toxicology and Pharmacology(Elsevier発行)が、2000年に掲載されたglyphosate(グリホサート、主にRoundupの有効成分)の安全性に関する著名なレビュー論文を撤回(retraction)しました。

 

この論文は約25年間にわたり、世界中の規制当局や業界がグリホサートの安全性を主張する際の重要な根拠の一つとして引用されてきました(引用回数は約614回)。

 

撤回された論文の概要タイトル:Safety Evaluation and Risk Assessment of the Herbicide Roundup and Its Active Ingredient, Glyphosate, for Humans  
著者(記載されていた):Gary M. Williams(New York Medical College)、Robert Kroes(Utrecht University)、Ian C. Munro(Cantox Health Sciences International)  
掲載年:2000年4月 

 
結論:Roundupおよびグリホサートは、通常の暴露レベルで人間に健康リスク(がん、生殖毒性、内分泌かく乱など)を及ぼさない。

この論文は長年「ランドマーク的研究」として扱われ、EPA(米国環境保護庁)や他の規制機関がグリホサートの承認・継続使用を正当化する際に頻繁に参照されてきました。撤回の主な理由(撤回通知より)深刻な倫理的問題(serious ethical concerns)  
著者貢献の不明瞭さ:Monsanto(現Bayer)の従業員が論文の大部分を**ghostwrite(ゴーストライティング)**した可能性が高く、Monsanto社員が著者としてクレジットされていなかった。  
利益相反の未開示:記載著者らがMonsantoから金銭的報酬を受けていた可能性があり、これを明示していなかった。  
研究の偏り:結論がMonsantoが提供した未公開の社内データのみに基づいており、1999年時点で既存の他の長期毒性・発がん性研究(独立したもの)を無視・除外していた。  
学術的誠実性の欠如:これらの問題により、論文の結論の信頼性が根本的に損なわれた。

撤回を主導した編集長のMartin van den Berg(Utrecht University毒性学者)は、撤回通知で「この論文はグリホサート発がん性議論における象徴的な論文だったが、Monsanto社員の関与の不明瞭さが結論の信頼性を揺るがす」と厳しく批判しています。背景と発覚の経緯2017年:米国でのRoundup関連集団訴訟(非ホジキンリンパ腫発症を主張)でMonsantoの内部文書(「Monsanto Papers」)が公開。


→ Monsanto社員間のメールで「Williams, Kroes & Munro, 2000」の論文を「我々が執筆し、彼らは編集・署名するだけ」と記述。コスト削減策としてゴーストライティングを明示的に議論。  
2017年以降:これらの文書が科学界・メディアで注目され、撤回を求める声が高まる。  
2025年7月:科学史家ら(Naomi Oreskes教授ら)が正式に撤回を要求。  
2025年11月28日:ジャーナルが撤回を決定・公表(通知は12月上旬に広く報道)。

影響と反応論文はグリホサートが「安全」とする規制判断に長年寄与していたため、撤回により過去25年間の規制プロセス全体への疑問が再燃。  


環境団体・原告側弁護士(例:Brent Wisner)は「Monsantoがピアレビューを根本的に歪めた典型例」「やっと当然の結果」と歓迎。  


一方、業界側(Bayer)は過去にゴーストライティング疑惑を否定しており、撤回後もグリホサートの安全性は多数の他の研究で支持されていると主張。 

 
米国EPAは現在(2026年)グリホサートの再評価中(2026年に最終決定予定)で、この撤回は影響を与える可能性があるが、EPAは「単一論文の撤回で全体の評価が変わるわけではない」との立場。

  
IARC(国際がん研究機関)は2015年にグリホサートを「ヒトに対して発がん性がある可能性(Group 2A)」と分類しており、この撤回はIARCの見解を補強する材料と見なされる声も。

まとめこの撤回は、企業が科学文献に深く介入した事例として、科学の独立性・透明性に関する重大な教訓となっています。

 

グリホサートの安全性自体は依然として科学界で議論が分かれており(多数の研究で「低リスク」とする一方、発がん性や生態系影響を指摘する研究も多数)、単一論文の撤回だけで「危険性が確定した」とは言えません。

 

ただし、規制当局が依存していた基盤の一つが崩れたことは事実であり、今後の再評価や訴訟に影響を及ぼす可能性が高いです。最新情報はRetraction Watch、Science誌、U.S. Right to Knowなどの信頼できるソースで確認できます。


<転載終了>