マスコミに載らない海外記事さんのサイトより
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2026/02/post-63da27.html
<転載開始>


ケイトリン・ジョンストン
2026年2月10日

 それでも大統領を招待して、警察を派遣して抗議者を攻撃した。

 ティム・フォーリーによる英文記事朗読を聞く。

 イスラエル大統領訪問招待が騒乱と激しい反対を招くことをオーストラリア当局は十分認識していた。それでも大統領を招待して、警察を派遣して抗議者を攻撃した。

 クーフィーヤをかぶった少年の顔を二人の警官が地面に押し付け、鎮圧した後もずっと何度も何度も殴り続けるビデオを私は見た。

 両手を上に掲げている中年男性が地面に倒れるまで警察が繰り返し殴打する別のビデオも私は見た。

 デモ参加者が明らかに移動要求に従い、何の抵抗も示さなかったにもかかわらず、警察がデモ参加者の顔に直接繰り返し催涙スプレーを噴射する別のビデオを私は見た。

 文字通りひざまずいて祈っていて何の脅威も感じられないイスラム教徒の男性を警察が乱暴に扱っている別のビデオを私は見た。

 そう、皆様オーストラリアへようこそ。ここでは政府が大量虐殺するアパルトヘイト国家首脳を楽しく抱擁するパーティーに招待し、反対する者を徹底的に殴りつける。

 当局があらゆる手段を講じて人々を萎縮させようとしているにもかかわらず、反ジェノサイド抗議活動に人々が参加し続けているのは、オーストラリアにおける親パレスチナ運動の勇気と活力の証だ。

 結局、これはクイーンズランド州が「川から海まで」や「インティファーダをグローバル化せよ」といった親パレスチナ的な発言を違法とし、違反者には二年の懲役刑を科す動きの中で起きたことなのだ。これはオーストラリア史上、最も狂気じみた言論弾圧法で、そのハードルは極めて高い。

 はっきりさせておくが「川から海まで、パレスチナは自由になる」という発言がジェノサイド的、あるいは反ユダヤ主義的だと心から信じている人は一人もいない。これは、イスラエル支持者がイスラエル批判を更に禁止するために、実際は信じていないことを信じているふりをしている数え切れないほど多くの例の一つだ。

 その瞬間う、法的に一体何を言うことが許されているのか弁護士に相談せずには、イスラエルの虐待行為に反対する人が安心して発言できないように彼らはしようとしており、それによって国中の親パレスチナ運動に萎縮効果を与えようとしているのだ。


 これは「反ユダヤ主義対策」の名の下で、活動家団体を「ヘイト集団」に指定することが遙かに容易になる恐ろしい新たな「ヘイトスピーチ」法をオーストラリア政府が可決してから数週間後の出来事なのだ。この新法がイスラエルを批判する発言をした団体を禁止するために用いられることはないと明言するのをオーストラリア当局は激しく拒否している。これは、この本当の意図について、必要な情報を全て物語っている。

 極めて強硬に抗議活動を弾圧し、特定地域での抗議活動を禁止し、オーストラリアの途方も無く強大なイスラエル・ロビーを宥めるため「インティファーダを世界規模で展開しよう」という表現の使用をニューサウスウェールズ州は禁止しようとしている。月曜日にヘルツォーク抗議活動で頭蓋骨を割るために派遣した警察の行動を、現在クリス・ミンズ州首相は擁護している

 わずか二ヶ月前、全土における親パレスチナ抗議活動の全面禁止を求めるとオーストラリアのイスラエル・ロビーの有力メンバーが公言し、問題はユダヤ人へのヘイトだけでなく、イスラエル批判にあると述べた。オーストラリア・イスラエル・ユダヤ人問題評議会(AIJAC)事務局長ジョエル・バーニーは、オーストラリアでの「抗議活動はもうたくさんだ!これ以上はやめろ!」とハッキリ述べた

 「ユダヤ人指導者として、私はもはやイスラエルと切り離して反ユダヤ主義について語るつもりはない。イスラエルに関する言説や言葉こそが、人々を駆り立てて我々を殺させているからだ」とバーニーはビデオ会議で述べ、その後「オーストラリアのあらゆる社会空間に侵入するイスラエルに関する言葉は、この国をユダヤ人にとって非常に危険な空間と場所にしている」と付け加えた

 以来、ジョエル・バーニーと仲間は徐々に望みを叶えてきた。ジェノサイドを繰り返すアパルトヘイト国家の情報権益を守るために、オーストラリア人の市民権が、まさに破壊されつつある。


 読者の皆様によく申し上げている通り、オーストラリアは、国家憲章や、いかなる権利章典も持たない世界唯一のいわゆる民主主義国家だ。州議会および連邦議会の議員は、ひたすら正しいことをするだろうと多大な信頼が寄せられてきたが、それは愚かで効果がないことが判明した。2006年にジョージ・ウィリアムズ教授がメルボルン大学ロー・レビューに寄稿した。  
今や、オーストラリアは世界で唯一、国家権利章典を持たない民主主義国家だ。基本的な権利を包括的に法的に保護する何らかの形は、世界中の民主主義統治において不可欠な牽制と均衡の手段として認められている。実際、ここ数十年で、何らかの形の権利章典を含まぬ新たな憲法や法制度を獲得した民主主義国家の例を私は知らない。また、一度制定された権利章典を廃止した国も、私の知る限り存在しない。
 この制度は明らかに機能していない。オーストラリア国民は、憲法に定められた言論の自由を切実に必要としている。我々の言論が権力者や影響力のあるロビー団体にとって不都合になった場合、指導者連中が我々を黙らせようとする動きに抵抗するとは信じられないためだ。

 彼らが我々を黙らせようと攻撃的になればなるほど、我々は声を大にして言わなければならない。イスラエルと、その支持者たちに対抗することは、これまで以上に重要だ。彼らは今、我々と我々の権利を狙っているためだ。もはやジェノサイドや戦争やアパルトヘイトに反対するだけではない。我々自身の権利と未来のために戦わなければならない。

_______________

 私の記事は完全に読者の皆様のご協力で成り立っている。もしこの記事を気に入っていただけたら、寄付箱に少しお金を投じられる方法がいくつか、ここにあるメーリングリストや、ソーシャルメディアや、書籍や、グッズや、各記事のオーディオ/ビデオ版へのリンクはこちらをクリックしてください。私の記事は全て、海賊版制作や再出版や翻訳やグッズへの使用など、あらゆる方法で自由にご利用いただける。全ての記事は夫のティム・フォーリーとの共著。

 ビットコイン寄付: 1Ac7PCQXoQoLA9Sh8fhAgiU3PHA2EX5Zm2

 記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com.au/2026/02/10/in-australia-the-police-beat-you-up-for-opposing-genocide/

----------

 The Chris Hedges Report
The Last Election - Read by Eunice Wong 13:44
The presidential election in 2024 may be the last free vote taken in the United States. Dictatorships only hold elections with predetermined outcomes or do not hold them at all. Trump is no exception.

Chris Hedges and Eunice Wong
Feb 12, 2026

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名
悪徳アピール(vice-signalling)がトランプによって勢いを増す。社会が一般的に行わない、悪口を行うことにより、自身を本物で勇敢な、口封じされることのない政治家として主張する覚悟があるというメッセージを発信。悪徳シグナリングは憎悪を常態化させる。
 デモクラシータイムス
<独り勝ち 高市の罠> 中道壊滅/高市訪米土産/財政危機/トランプ…【山田厚史の週ナカ生ニュース】 1:27:30
 耕助のブログ
No. 2809 米国商社はベネズエラ産原油の買い手探しに苦戦している。中国が供給源をカナダに切り替えているためだ。

<転載終了>